シモバシラ
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シモバシラ (クロンキスト体系) | ||||||||||||||||||||||||
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シモバシラ
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分類 | ||||||||||||||||||||||||
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学名 | ||||||||||||||||||||||||
Collinsonia japonica (Miq.) Harley | ||||||||||||||||||||||||
シノニム | ||||||||||||||||||||||||
シモバシラ(霜柱; 学名:Collinsonia japonica、シノニム: Keiskea japonica[1])はシソ科の多年草であり、枯れた茎に霜柱(霜華)が出来ることで知られる。属名は植物学者の伊藤圭介にちなむ。
特徴
[編集]宿根性の多年草である。茎は断面が四角形をしており、やや木質化する。高さ40-70cmほど、先端に向けてやや水平向きに曲がる。葉は茎の節ごとに対生に出て、長さ8-20cmの楕円形、薄くて柔らかくてつやがなく、縁に軽い鋸歯がある。
花は9-10月頃に咲く。茎の先端側半分くらいの葉腋から総状花序を出す。花序の軸は真上に伸び、花はその軸に茎の先端側に偏ってつく。従って、水平になった茎から花序だけが立ち上がったおもしろい姿となる。花はほぼ真横を向いて咲く。花冠は白く、釣り鐘状で、雄蘂はそこから突き出す。
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茎は水平方向に曲がって伸び、花序が立ち上がる
分布など
[編集]日本固有種で関東地方以南の本州から九州にかけて分布する。低山の森林内に生え、特に渓流周辺に群落を作ることもある。
霜華
[編集]シモバシラが生えていたところには、冬になると霜華ができる。シモバシラの茎は冬になると枯れてしまうが、根はその後長い間活動を続けるため、枯れた茎の道管に水が吸い上げられ続ける。そして、外気温が氷点下になると、道管内の水が凍って、茎から霜華ができる。この現象は、地中の根が凍るまで続く。
脚注
[編集]- ^ a b Govaerts, R. et al. (2020). World Checklist of Lamiaceae. Facilitated by the Royal Botanic Gardens, Kew. Published on the Internet; http://wcsp.science.kew.org/ Retrieved 8 January 2019
外部リンク
[編集] ウィキメディア・コモンズには、シモバシラに関するカテゴリがあります。
ウィキスピーシーズには、シモバシラに関する情報があります。