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セイクワン・バークリー

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
セイクワン・バークリー
Saquon Barkley
refer to caption
2019年のバークリー
フィラデルフィア・イーグルス #26
ポジション ランニングバック
生年月日 (1997-02-09) 1997年2月9日(27歳)
出身地 アメリカ合衆国の旗 アメリカ合衆国
ニューヨーク州ニューヨーク市ブロンクス区
身長: 6' 0" =約182.9cm
体重: 232 lb =約105.2kg
経歴
高校 ホワイトホール高等学校
大学 ペンシルベニア州立大学
NFLドラフト 2018年 / 1巡目全体2位
所属歴
2018-2023 ニューヨーク・ジャイアンツ
2024- フィラデルフィア・イーグルス
受賞歴・記録
プロボウル選出(2回)
2018, 2022
その他受賞・記録
  • NFL新人最優秀攻撃選手賞 (2018)
  • NFLオールルーキーチーム (2018)
  • ポール・ホーナング賞 (2017)
  • コンセンサスオールアメリカン (2017)
  • ビッグ10最優秀攻撃選手賞 (2016, 2017)
  • 2× ビッグ10最優秀ランニングバック賞 (2016, 2017)
  • ビッグ10最優秀リターンスペシャリスト賞 (2017)
  • 2× オールビッグ10ファーストチーム (2016, 2017)
  • オールビッグ10セカンドチーム (2015)

 NFL記録

  • ルーキーのランニングバックによるシーズン最多レシーブ数:91
NFL 通算成績
(2023年終了時点)
ラン獲得ヤード 5,211
平均ラン獲得ヤード 4.3
ラッシングTD 35
レシーブ数 288
レシーブ獲得ヤード 2,100
レシービングTD 12
Player stats at NFL.com
Player stats at PFR

セイクワン・ラスル・ケビス・バークリーSaquon Rasul Quevis Barkley, 1997年2月9日 - )は、アメリカ合衆国ニューヨーク州ニューヨーク市ブロンクス区出身のプロアメリカンフットボール選手。NFLフィラデルフィア・イーグルスに所属している。ポジションはランニングバック

経歴

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プロ入り前

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バークリーは、ニューヨーク市ブロンクスで生まれた。ニューヨーク・ジェッツのファンとして育ち、RBカーティス・マーティンのファンだった。父はボクサーで、兄は野球選手というスポーツ一家で育った。

2015年にペンシルベニア州立大学に入学すると、すぐに試合に出場した。2試合目のゲームでは、115ヤード、1TDを記録した。3試合目もラン21回195ヤード、2TDと堅調な記録を残した。1年目のシーズンは、ラン182回1,076獲得ヤード、7TDの記録を残した。

2017年12月31日、バークリーは2018年ドラフトにエントリーすることを発表した。その後行われたNFLコンバインでも良い成績を残し、スカウトからの評価も上昇した。多くのモック・ドラフト(ドラフト予想)では、全体2位で指名されると予想された[1][2]。これはRBとしては2006年のレジー・ブッシュ以来の高順位だった。

ニューヨーク・ジャイアンツ

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2018年のワシントン・レッドスキンズ戦にて78ヤードの独走タッチダウンを決めるバークリー

大方の予想通り、2018年のNFLドラフトにおいてニューヨーク・ジャイアンツによって1巡目全体2位で指名されたバークリーは、2018年6月22日、ジャイアンツと4年3120万ドルの全額保証契約を結んだ[3][4]

2018年シーズン開幕戦のジャクソンビル・ジャガーズ戦で、バークリーは68ヤードのプロ初TDを決めた。その試合は106ヤードを走った。このシーズンではNFL全体2位となる1,307ヤードを記録し、261回のキャリーで11タッチダウン、レシーブ91回、4タッチダウンをマークし、この年の最優秀新人オフェンス選手賞を受賞した[5]

2019年シーズンは第3週のタンパベイ・バッカニアーズ戦で足を負傷し途中離脱[6]し、第7週のアリゾナ・カージナルス戦で復帰した。この年もラッシングヤードが1000ヤードを越える活躍を見せた。

2020年シーズンは第2週のシカゴ・ベアーズ戦で前十字靭帯損傷の大怪我を負いシーズンエンドとなった[7]

2021年シーズンは、4月28日にジャイアンツと5年目の契約を行った[8]

2023年シーズン開始前に長期契約についての交渉を行ったものの、契約締結に至ることはなく、1年契約でプレーすることになった[9]

フィラデルフィア・イーグルス

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2024年3月13日、フィラデルフィア・イーグルスと3年3,775万ドルの契約を結んだ[10]

詳細情報

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レギュラーシーズン

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年度 チーム 試合 ラン レシーブ ファンブル
出場 先発 回数 ヤード 平均獲得ヤード 最長ヤード TD 回数 ヤード 平均獲得ヤード 最長ヤード TD 回数 ロス
2018 NYG 16 16 261 1,307 5.0 78 11 91 721 7.9 57 4 0 0
2019 13 13 217 1,003 4.6 68 6 52 438 8.4 65 2 1 0
2020 2 2 19 34 1.8 8 0 6 60 10.0 20 0 0 0
2021 13 13 162 593 3.7 41 2 41 263 6.4 54 2 2 1
2022 16 16 295 1.312 4.4 68 10 57 338 5.9 41 0 1 0
2023 14 14 297 962 3.9 36 6 41 280 6.8 46 4 2 2
NFL:6年 74 74 1,201 5,211 4.3 78 35 288 2,100 7.3 65 12 6 3
  • 2023年度シーズン終了時
  • 太字は自身最高記録

私生活

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6人兄弟の家庭で育った。また、娘が1人いる。

ペンシルベニア州は大学時代のバークリーの功績を称えるため、3月14日をセイクワン・バークリーの日とし、州の祝日とすることを決定した。

脚注

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  1. ^ 2018 NFL Mock Draft: Matt Miller's Final 7-Round Predictions”. Bleacher Report (2018年4月26日). 2020年8月11日閲覧。
  2. ^ 2018 NFL Mock Draft 10.0: Final version for draft day”. NBC Sports (2018年4月26日). 2020年8月11日閲覧。
  3. ^ Rosenthal, Gregg (April 26, 2018). “Giants select RB Saquon Barkley with No. 2 pick”. NFL.com. 2021年8月26日閲覧。
  4. ^ “Saquon Barkley signs four-year, $31.2M rookie deal”. NFL.com. オリジナルのApril 30, 2019時点におけるアーカイブ。. https://web.archive.org/web/20190430082234/https://www.nfl.com/news/story/0ap3000000941478/article/saquon-barkley-signs-fouryear-312m-rookie-deal 2021年8月26日閲覧。 
  5. ^ “オフェンス部門新人賞はジャイアンツRBバークリーが栄冠”. NFL JAPAN. (2019年2月3日). https://nfljapan.com/headlines/39465 2021年7月2日閲覧。 
  6. ^ “初期診断では足首の捻挫、ジャイアンツRBバークリーがMRI検査へ”. NFL JAPAN. (2019年9月24日). https://nfljapan.com/headlines/43739 2021年7月2日閲覧。 
  7. ^ “ACL断裂の診断が確定したジャイアンツRBバークリーは手術へ”. NFL JAPAN. (2020年9月22日). https://nfljapan.com/headlines/56040 2021年7月2日閲覧。 
  8. ^ Eisen, Michael (April 28, 2021). “Giants pick up fifth-year option on RB Saquon Barkley”. Giants.com. 2021年8月26日閲覧。
  9. ^ RBセイクワン・バークリーとジャイアンツは長期契約に至らず”. NFL JAPAN (2023年7月18日). 2024年4月4日閲覧。
  10. ^ Eagles agree to terms with Saquon Barkley on a 3-year contract” (英語). philadelphiaeagles.com (2024年3月13日). 2024年4月4日閲覧。

外部リンク

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