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ノーブル郡 (オハイオ州)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
オハイオ州ノーブル郡
コールドウェル村にあるノーブル郡庁舎
ノーブル郡の位置を示したオハイオ州の地図
郡のオハイオ州内の位置
オハイオ州の位置を示したアメリカ合衆国の地図
州のアメリカ合衆国内の位置
設立 1851年[1]
郡名の由来 ジェイムズ・ノーブル、あるいはウォーレン・ノーブル
郡庁所在地 コールドウェル
最大の村 コールドウェル
面積
 - 総面積
 - 陸
 - 水

1,048 km2 (404.57 mi2)
1,031 km2 (398.01 mi2)
17 km2 (6.56 mi2), 1.62%
人口
 - (2010年)
 - 密度

14,645人
14人/km2 (36.8人/mi2)
標準時 東部: UTC-5/-4
ウェブサイト www.noblecountyohio.com

ノーブル郡: Noble County)は、アメリカ合衆国オハイオ州の東部に位置するである。2010年国勢調査での人口は14,645人であり、2000年の14,058人から4.2%増加した[2]郡庁所在地コールドウェル村(人口1,748人[3])であり、同郡で人口最大の村でもある。郡名は初期開拓者であり、オハイオ州議会下院議員を務めたウォーレン・P・ノーブルに因んで名付けられた[4]

歴史

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ノーブル郡は1851年3月11日に、ガーンジー郡モーガン郡ワシントン郡の一部を合わせて設立された[5]。現在のオハイオ州88郡の中で最後に設立された郡である[6][7]。郡名はジェイムズ・ノーブル、あるいはウォーレン・ノーブルのどちらかに因むものとされており、二人ともこの地域の初期開拓者だった[8]

1814年に北アメリカでは最初の油井であるソーラ・マッキー油井が発見された[9]。1925年、アメリカ海軍飛行船USS シェナンドー (ZR-1) がノーブル郡上空で嵐に遭い、幾つかの部分に壊れ墜落した。乗員のうち14人が死亡し、29人が生還した。

地理

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アメリカ合衆国国勢調査局に拠れば、郡域全面積は404.57平方マイル (1,047.8 km2)であり、このうち陸地398.01平方マイル (1,030.8 km2)、水域は6.56平方マイル (17.0 km2)で水域率は1.62%である[10]

隣接する郡

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国立保護地域

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  • ウェイン国立の森(部分)

人口動態

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人口推移
人口
186020,751
187019,949−3.9%
188021,1386.0%
189020,753−1.8%
190019,466−6.2%
191018,601−4.4%
192017,849−4.0%
193014,961−16.2%
194014,587−2.5%
195011,750−19.4%
196010,982−6.5%
197010,428−5.0%
198011,3108.5%
199011,3360.2%
200014,05824.0%
201014,6454.2%
[11]

以下は2000年国勢調査による人口統計データである。

基礎データ

  • 人口: 14,058人
  • 世帯数: 4,546 世帯
  • 家族数: 3,318 家族
  • 人口密度: 14人/km2(35人/mi2
  • 住居数: 5,480軒
  • 住居密度: 5軒/km2(14軒/mi2

人種別人口構成

年齢別人口構成

  • 18歳未満: 22.6%
  • 18-24歳: 11.7%
  • 25-44歳: 31.8%
  • 45-64歳: 20.8%
  • 65歳以上: 13.1%
  • 年齢の中央値: 36歳
  • 性比(女性100人あたり男性の人口)
    • 総人口: 130.8
    • 18歳以上: 140.5

世帯と家族(対世帯数)

  • 18歳未満の子供がいる: 33.5%
  • 結婚・同居している夫婦: 61.5%
  • 未婚・離婚・死別女性が世帯主: 7.7%
  • 非家族世帯: 27.0%
  • 単身世帯: 24.3%
  • 65歳以上の老人1人暮らし: 12.6%
  • 平均構成人数
    • 世帯: 2.61人
    • 家族: 3.10人

収入

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収入と家計

  • 収入の中央値
    • 世帯: 32,940米ドル
    • 家族: 38,939米ドル
    • 性別
      • 男性: 30,911米ドル
      • 女性: 20,222米ドル
  • 人口1人あたり収入: 14,100米ドル
  • 貧困線以下
    • 対人口: 11.4%
    • 対家族数: 8.3%
    • 18歳未満: 13.9%
    • 65歳以上: 11.9%
ノーブル郡図

郡区

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ノーブル郡は下記15の郡区に分割されている。

  • ビーバー
  • ブルックフィールド
  • バッファロー
  • センター
  • エルク
  • エノック
  • ジャクソン
  • ジェファーソン
  • マリオン
  • ノーブル
  • オリーブ
  • セネカ
  • シャロン
  • ストック
  • ウェイン

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  • ベイツビル
  • ベルバレー

未編入の町

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  • エイバ
  • イーストユニオン
  • ハリエッツビル

教育

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郡内の教育はコールドウェル免除村教育学区とノーブル・ローカル教育学区が管轄している。

脚注

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  1. ^ Ohio County Profiles: Noble County” (PDF). Ohio Department of Development. 2007年4月28日閲覧。
  2. ^ Quickfacts.census.gov - Noble County Archived 2011年7月15日, at WebCite - accessed 2011-12-06.
  3. ^ American FactFinder - Caldwell, Ohio - accessed 2011-12-06.
  4. ^ Noble County data”. Ohio State University Extension Data Center. 2008年2月13日時点のオリジナルよりアーカイブ。2007年4月28日閲覧。
  5. ^ https://www.familysearch.org/learn/wiki/en/Noble_County,_Ohio#cite_note-HBG-0
  6. ^ http://www.noblecountyohio.com/ballcaldwellhouse.html
  7. ^ Noble County”. Ohio University Small Business Development Center. 2007年9月27日時点のオリジナルよりアーカイブ。2007年4月28日閲覧。
  8. ^ http://encyclopedia2.thefreedictionary.com/Noble+County,+Ohio
  9. ^ Thorla-McKee Well, First Oil Well in North America, Noble County, Ohio, Noble County, 2004. Accessed 2005-08-05.
  10. ^ Census 2010 U.S. Gazetteer Files: Counties”. United States Census. 2011年11月5日閲覧。
  11. ^ アーカイブされたコピー”. 2011年7月15日時点のオリジナルよりアーカイブ。2011年7月6日閲覧。

外部リンク

[編集]

座標: 北緯39度46分 西経81度27分 / 北緯39.77度 西経81.45度 / 39.77; -81.45