ブルータル・ジャスティス
ブルータル・ジャスティス | |
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Dragged Across Concrete | |
監督 | S・クレイグ・ザラー |
脚本 | S・クレイグ・ザラー |
製作 |
キース・キャルバル ダラス・ソニアー ジャック・ヘラー タイラー・ジャクソン セフトン・フィンカム |
製作総指揮 |
ウェイン・マーク・ゴッドフリー ロバート・ジョーンズ シャフィン・ダイアモンド・テジャニ レヴィ・シェック マイク・ロウ ディーン・ブキャナン ベン・ラフマン |
出演者 |
メル・ギブソン ヴィンス・ヴォーン トリー・キトルズ トーマス・クレッチマン ドン・ジョンソン |
音楽 |
ジェフ・ヘリオット S・クレイグ・ザラー |
撮影 | ベンジ・バクシ |
編集 | グレッグ・ダウリア |
製作会社 | サミット・エンターテインメント |
配給 |
ライオンズゲート クロックワークス |
公開 |
2019年3月22日[1] 2020年8月28日[2] |
上映時間 | 159分 |
製作国 |
アメリカ合衆国 カナダ |
言語 | 英語 |
製作費 | $15,000,000[3] |
興行収入 | $660,132[4] |
『ブルータル・ジャスティス』(Dragged Across Concrete)は、2018年のアメリカ合衆国・カナダのクライム・スリラー映画。監督はS・クレイグ・ザラー、出演はメル・ギブソンとヴィンス・ヴォーンなど。R15+指定。
『ザ・インシデント』や『パペット・マスター』の脚本を担当、『トマホーク ガンマンvs食人族』や『デンジャラス・プリズン -牢獄の処刑人-』で容赦なきバイオレンス描写、独特の世界観から、ジャンル映画ファンの間で「暴力の伝道師」として知られるS・クレイグ・ザラー監督の日本初公開作品[5]。
第40回ゴールデンラズベリー賞で「人命と公共財を軽視する無謀さに対する最低賞」にノミネートされた[6][7]。
ストーリー
[編集]この節にあるあらすじは作品内容に比して不十分です。 |
ベテラン刑事ブレットとその相棒トニーは、強引な逮捕が原因で6週間の停職処分となった。
家族のために大金を必要としていたブレットは、麻薬密売人の取引後に彼らから金を強奪する事を思いつく。ブレットはトニーを誘い、ボーゲルマンという男に狙いを定め監視・尾行するが、これが思わぬ方向へと向かう。
キャスト
[編集]※括弧内は日本語吹替[8]
- ブレット・リッジマン: メル・ギブソン(磯部勉) - もうじき60歳のベテラン刑事。
- アンソニー“トニー”・ルラセッティ: ヴィンス・ヴォーン(菊池康弘) - 刑事。ブレットの相棒。
- ヘンリー・ジョンズ: トリー・キトルズ(村井雄治) - 出所したばかりの黒人男性。
- ビスケット: マイケル・ジェイ・ホワイト(松川裕輝) - ヘンリーの幼なじみの相棒。
- ケリー・サマー: ジェニファー・カーペンター(竹村知美) - 産休明けの銀行員。
- フリードリヒ: ウド・キア - ブレットの情報源。高級紳士服店の経営者。
- メラニー・リッジマン: ローリー・ホールデン - ブレットの妻。元警官。多発性硬化症で足が不自由。
- サラ・リッジマン: ジョーダン・アシュレイ・オルソン - ブレットとメラニーの1人娘。
- エドミントン支店長: フレッド・メラメッド - ケリーの上司。
- イーサン・ジョンズ: マイルズ・トゥルート(菊永あかり) - ヘンリーの弟。足が不自由。
- ジェニファー・ジョンズ: ヴァネッサ・ベル・キャロウェイ - ヘンリーとイーサンの母。娼婦。
- バスケス: ノエル・グーリーエミー - 違法薬物の密売人。
- ロレンズ・ボーゲルマン: トーマス・クレッチマン(江頭宏哉) - 犯罪グループのリーダー。
- ブラック・グローブ: プリモ・アロン - ボーゲルマンの仲間。
- グレー・グローブ: マシュー・マッコール - ボーゲルマンの仲間。
- カルバート警部: ドン・ジョンソン - ブレットとトニーの上司。
評価
[編集]本作は批評家から好意的に評価されている。映画批評集積サイトのRotten Tomatoesには146件のレビューがあり、批評家支持率は76%、平均点は10点満点で6.9点、批評家の一致した見解は「そのタイトル(原題:Dragged Across Concrete)通りに残忍で過酷な『ブルータル・ジャスティス』は、高速のスリルではなく、ゆっくりと燃えるようなドラマを目指しており、それを実現するために適切なキャストを揃えている。」となっている[9]。 Metacriticには28件のレビューがあり、高評価は14件、賛否混在は13件、低評価は1件で、平均点は100点満点で60点となっている[10]。
出典
[編集]- ^ Han, Karen (March 22, 2019). “The vicious Dragged Across Concrete can't be apolitical when it stars Mel Gibson” (英語). Polygon April 21, 2019閲覧。
- ^ ““暴力の伝道師”の監督作が日本初公開! メル・ギブソン&ビンス・ボーンがバディに”. 映画.com. (2020年6月22日) 2020年6月23日閲覧。
- ^ Tartaglione, Nancy (September 3, 2018). “Vince Vaughn On Reteam With Mel Gibson In ‘Dragged Across Concrete’ – Venice” (英語). Deadline.com (Penske Business Media) September 4, 2018閲覧。
- ^ “Dragged Across Concrete” (英語). Box Office Mojo. 2021年6月11日閲覧。
- ^ “映画『ブルータル・ジャスティス』S・クレイグ・ザラー監督の日本初公開作、暴力刑事の激しいアクション”. ファッションプレス. (2020年7月16日) 2021年6月11日閲覧。
- ^ Piña, Christy; Howard, Annie (2020年2月7日). “Razzie Award Nominations 2020: Complete List of Nominees” (英語). The Hollywood Reporter 2020年6月23日閲覧。
- ^ “メル・ギブソン主演、ラジー賞候補作『ブルータル・ジャスティス』8月公開”. CINRA.NET. (2020年6月22日) 2020年6月23日閲覧。
- ^ クロックワークス [@KlockworxInfo] (2020年10月5日). "ブルータル・ジャスティス". X(旧Twitter)より2020年10月9日閲覧。
- ^ “Dragged Across Concrete (2018)” (英語). Rotten Tomatoes. 2021年6月11日閲覧。
- ^ “Dragged Across Concrete Reviews” (英語). Metacritic. 2021年6月11日閲覧。