ボディカメラ (映画)
ボディカメラ | |
---|---|
Body Cam | |
監督 | マリク・ヴィタル |
脚本 |
リッチモンド・リーデル ニコラス・マッカーシー |
原案 | リッチモンド・リーデル |
製作 | マット・カプラン |
製作総指揮 |
ロビン・マーシャル マーク・ビエンストック マックス・シーマーズ |
出演者 |
メアリー・J・ブライジ ナット・ウルフ デヴィッド・ザヤス デヴィッド・ウォーショフスキー |
音楽 | ジョセフ・ビシャラ |
撮影 | ペドロ・ルケ |
編集 | ケン・ブラックウェル |
製作会社 |
エース・エンターテインメント パラマウント・プレイヤーズ BETフィルムズ |
配給 | パラマウント映画 |
公開 | 2020年5月19日(配信) |
上映時間 | 96分 |
製作国 | アメリカ合衆国 |
言語 | 英語 |
『ボディカメラ』(原題:Body Cam)は2020年に配信されたアメリカ合衆国のホラー映画である。監督はマリク・ヴィタル、主演はメアリー・J・ブライジが務めた。本作は日本国内でも劇場公開されなかったが、Amazonプライム・ビデオによる配信が行われている[1]。
概略
[編集]警察官のレネ・ロミート=スミスは同僚が殺害された事件の捜査に当たることになった。犯行の瞬間を収めた映像を確認したところ、レネは謎の影が映っているのを発見した。レネはその人物こそが犯人であると確信したが、捜査を進めていくうちに、とんでもない真実に辿り着いた。警察組織の闇とそれが生んだ超常現象こそが事件を引き起こしたのである。
キャスト
[編集]- メアリー・J・ブライジ - レネ・ロミート=スミス
- ナット・ウルフ - ダニー・ホリッジ
- デヴィッド・ザヤス - ケスパー
- デヴィッド・ウォーショフスキー - ダリオ・ペンダ
- デミトリアス・グロッセ - ゲイリー
- アニカ・ノニ・ローズ - タネーシャ・ブランズ
- ランス・E・ニコルズ - トーマス・ジャクソン神父
- ララ・グライス - スーザン・ヘイズ
- イアン・キャッセルベリー - ケヴィン・ギャニング
- フィリップ・フォルナー - ゲイブ・ロバーツ
- ナイマ・ラモス=チャップマン - マリア・バーク
- メイソン・マッキー - デマルコ
- ジブレイル・ナンタンブ - クリストファー
- シルヴィア・グレイス・クリム - ピアース
- ジェフ・ポープ - ジェイコブ
- ローリー・オドム - ヨランダ
製作・マーケティング
[編集]2017年3月、オーサムネスTVの元CEO、ブライアン・ロビンスが本作の映画化権を購入した[2]。2018年3月、マリク・ヴィタルが本作の監督を務めることになったと報じられた[3]。6月、メアリー・J・ブライジの出演が決まった[4]。7月、ナット・ウルフの起用が発表された[5]。9月4日、テオ・ロッシが本作に出演するとの報道があったが[6]、結局、ロッシは出演しなかった。同月、アニカ・ノニ・ローズとデヴィッド・ザヤスがキャスト入りした[7][8]。2020年5月20日、本作のオフィシャル・トレイラーが公開された[9]。
撮影・音楽
[編集]2018年8月、本作の主要撮影がルイジアナ州ニューオーリンズで行われた[10]。2019年4月30日、ジョセフ・ビシャラが本作で使用される楽曲を手掛けるとの報道があった[11]。2020年5月22日、ブライジが歌う本作の劇中歌『Can't Be Life』がシングルとして発売された[12]。7月19日、パラマウント・ミュージックが本作のサウンドトラックを発売した[13]。
評価
[編集]本作に対する批評家の評価は平凡なものに留まっている。映画批評集積サイトのRotten Tomatoesには23件のレビューがあり、批評家支持率は39%、平均点は10点満点で4.93点となっている。サイト側による批評家の見解の要約は「野心的な作品だが、作り込みの甘い箇所が目に付く。『ボディカメラ』はスリラー映画でありつつ、社会で注目を集めているテーマに対する洞察を提示しようとした。しかし、その2つを両立させることはできなかった。」となっている[14]。また、Metacriticには5件のレビューがあり、加重平均値は37/100となっている[15]。
出典
[編集]- ^ “ボディカメラ”. Amazonプライム・ビデオ. 2020年8月26日閲覧。
- ^ “‘Body Cam’ Spec Is First Movie Deal For Ex-Awesomeness TV Chief Brian Robbins”. Deadline.com (2017年7月31日). 2020年8月26日閲覧。
- ^ “Malik Vitthal to Direct ‘Body Cam’ for Paramount Players (EXCLUSIVE)”. Variety (2018年3月21日). 2020年8月26日閲覧。
- ^ “Mary J. Blige to Star in Horror Thriller 'Body Cam' (Exclusive)”. Hollywood Reporter (2018年6月20日). 2020年8月26日閲覧。
- ^ “Nat Wolff Joins Mary J. Blige In ‘Body Cam’”. Deadline.com (2018年7月9日). 2020年8月26日閲覧。
- ^ “‘Luke Cage’ Actor Theo Rossi Joins Mary J. Blige in ‘Body Cam’”. Variety (2018年9月4日). 2020年8月26日閲覧。
- ^ “Anika Noni Rose Joins Mary J. Blige & Nat Wolff In ‘Body Cam’”. Deadline.com (2018年9月17日). 2020年8月26日閲覧。
- ^ “David Zayas Cast in Paramount’s ‘Body Cam’; ‘Sonic the Hedgehog’ Adds Lee Majdoub”. Deadline.com (2018年9月19日). 2020年8月26日閲覧。
- ^ “BODY CAM Official Trailer”. YouTube (2020年5月20日). 2020年8月26日閲覧。
- ^ “Paramount's 'Body Cam,' starring Mary J. Blige, to shoot in New Orleans”. NOLA.com (2018年8月20日). 2020年8月26日閲覧。
- ^ “Joseph Bishara Scoring Malik Vitthal’s ‘Body Cam’”. Film Music Reporter (2019年4月30日). 2020年8月26日閲覧。
- ^ “Mary J. Blige’s Original Song ‘Can’t Be Life’ from ‘Body Cam’ Released”. Film Music Reporter (2020年5月22日). 2020年8月26日閲覧。
- ^ “‘Body Cam’ Soundtrack to Be Released”. Film Music Reporter (2020年7月19日). 2020年8月26日閲覧。
- ^ “Body Cam”. Rotten Tomatoes. 2020年8月26日閲覧。
- ^ “Body Cam (2020)”. Metacritic. 2020年8月26日閲覧。
外部リンク
[編集]- ボディカメラ - Amazon Prime Video(日本版配信サイト)
- Body Cam - IMDb
- Body Cam - Rotten Tomatoes