マルヤ=リーサ・キルヴェスニエミ
獲得メダル | ||
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フィンランド | ||
女子 クロスカントリースキー | ||
オリンピック | ||
金 | 1984 サラエボ | 5km |
金 | 1984 サラエボ | 10km |
金 | 1984 サラエボ | 20km |
銅 | 1984 サラエボ | 4×5kmリレー |
銅 | 1988 カルガリー | 4×5kmリレー |
銅 | 1994 リレハンメル | 5km |
銅 | 1994 リレハンメル | 30km |
ノルディックスキー世界選手権 | ||
金 | 1978 Lahti | 4×5kmリレー |
金 | 1989 Lahti | 10kmクラシカル |
金 | 1989 Lahti | 4×5kmリレー |
銀 | 1985 Seefeld | 5km |
銀 | 1985 Seefeld | 10km |
銀 | 1989 Lahti | 15km |
銀 | 1991 Val di Fiemme | 5km |
銀 | 1993 Falun | 15km |
マルヤ=リーサ・キルヴェスニエミ(フィンランド語: Marja-Liisa Kirvesniemi、旧姓:ハマライネン (Hämäläinen)、1955年9月10日 - )は、フィンランド、キュミ州シンペレ(現在の南カルヤラ県ラウトヤルヴィの一部)出身の元クロスカントリースキー選手。1970年代から1990年代に活躍し、冬季オリンピックで3個の金メダルを獲得した。夫は同じくクロスカントリースキーのオリンピックメダリストであるハッリ・キルヴェスニエミ。
プロフィール
[編集]1976年インスブルックオリンピックに20歳で代表に選ばれ、10kmで22位となった。自国開催の1978年ノルディックスキー世界選手権(ラハティ)では10km23位、20km16位、リレーではタイナ・インピエ、ヒルッカ・リーヒブオリ、ヘレナ・タカロとともに金メダルを獲得した。
1980年、自身2度目のオリンピックとなるレークプラシッドオリンピックでは5km19位、10km18位、リレー5位、1982年ノルディックスキー世界選手権で、10km11位、5kmと20kmで17位、リレー4位の成績を残した。1982年-1983年シーズンのクロスカントリースキー・ワールドカップで総合優勝。
1984年のサラエボオリンピックで5km、10 km、20kmの個人3種目すべて優勝、リレーで銅メダルを獲得した。オリンピック後ナショナルチームの同僚でもあるハッリ・キルヴェスニエミと結婚、後に2女をもうけた。 1983年-1984年シーズンのワールドカップでは総合2連覇を達成した。
1985年ノルディックスキー世界選手権では銀メダル2個、1988年カルガリーオリンピックでは銅メダル3個を獲得した。
11年ぶりの自国開催である1989年ノルディックスキー世界選手権では10kmクラシカルとリレーで金メダルを獲得、15kmでは銀メダルを獲得した。30kmでは8位だった。 この年はホルメンコーレンスキー大会の20kmで優勝、ホルメンコーレン・メダルを受章した。後に夫のハッリも同メダルを受章し史上3組目の夫婦受章者となった。
1991年ノルディックスキー世界選手権5kmで銀メダルを獲得、リレーは4位に終わった。
1992年のアルベールビルオリンピックでは5km31位、15km6位、リレー4位とメダルに届かなかった。
1993年ノルディックスキー世界選手権15kmで銀メダル、オリンピックと世界選手権合わせて通算15個目のメダルを獲得した。
38歳で迎えた自身6度目の1994年リレハンメルオリンピックでは5kmと30kmで銅メダルを獲得。このシーズンを最後に現役を引退した。
クロスカントリースキー・ワールドカップ通算11勝(2位10回、3位4回)総合優勝2回、総合3位1回。フィンランド選手権では30個のタイトル、46個のメダルを獲得している。 1984年にフィンランド最優秀スポーツ選手賞、1985年と1989年にフィンランド最優秀女性スポーツ選手賞をそれぞれ受賞した。
2006年にはフィンランド文部省からプロスポーツ賞の表彰を受けた[1]。
脚注
[編集]- ^ Opetusministeriö (2006年12月18日). “Kulttuuriministeri Saarela jakoi Pro Urheilu-tunnustukset” (スオミ語). 2011年3月19日閲覧。
外部リンク
[編集]- マルヤ=リーサ・キルヴェスニエミ - 国際スキー連盟のプロフィール
- マルヤ=リーサ・キルヴェスニエミ - Olympedia
- ホルメンコーレンメダル受賞者一覧(PDF)
- ホルメンコーレン大会優勝者一覧(PDF)