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マルロン・サンドロ

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
マルロン・サンドロ
基本情報
本名 マルロン・サンドロ
(Marlon Sandro)
通称 ザ・グラディエーター (The Gladiator)
リオの怪物
軍神
国籍 ブラジルの旗 ブラジル
生年月日 (1977-03-08) 1977年3月8日(47歳)
出身地 リオデジャネイロ州
所属 ノヴァウニオン
身長 172cm
体重 68kg
リーチ 170cm
階級 フェザー級
バックボーン ブラジリアン柔術ムエタイ
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マルロン・サンドロMarlon Sandro1977年3月8日 - )は、ブラジル男性総合格闘家リオデジャネイロ州出身。ノヴァウニオン所属。ブラジリアン柔術黒帯。元SRCフェザー級王者。元フェザー級キング・オブ・パンクラシスト

来歴

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リオデジャネイロの「ファベイラ」と呼ばれるスラム街の母子家庭で育つ。サッカー選手を目指していたが、17歳の時にアンドレ・ペデネイラスと出会い、ノヴァウニオンに入門した[1]

2007年11月28日、初参戦となったパンクラスDJ.taikiと対戦し、3-0の判定勝ち。

2008年3月26日、パンクラスフェザー級王座次期挑戦者決定戦で志田幹と対戦し、KO勝ち。

2008年10月26日、フェザー級キング・オブ・パンクラス決定戦で滝田J太郎と対戦。3-0の判定勝ちを収め王座獲得に成功した。

戦極・SRC

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2009年3月20日、戦極初参戦となった戦極 〜第七陣〜の戦極フェザー級(-65kg)グランプリ1回戦でマット・ジャガースと対戦し、スタンディングでの肩固めで絞め落とし、一本勝ちを収めた。

2009年5月2日、戦極 〜第八陣〜の戦極フェザー級グランプリ2回戦でニック・デニスと対戦。右アッパーからの左フックでダウンを奪いパウンドによる追撃でKO勝ち。

2009年8月2日、戦極 〜第九陣〜の戦極フェザー級グランプリ準決勝で小見川道大と対戦し、小差の判定負けを喫しキャリア初黒星となったが、本人は判定への不満を漏らした[2]

2009年12月31日、Dynamite!! 〜勇気のチカラ2009〜のDREAM vs SRC 対抗戦で所英男と対戦予定であったが、練習中の負傷により欠場となった[3]

2010年3月7日、SRC12鹿又智成と対戦し、1R開始9秒右アッパーでKO勝ち。試合後にリング上で挨拶したフェザー級王者金原正徳が挑戦者にサンドロを指名した[4]

2010年6月20日、SRC13でSRCフェザー級王者金原正徳に挑戦し、開始38秒右アッパーでKO勝ちを収め王座獲得に成功した[5]

2010年12月30日、戦極 Soul of Fightのメインイベントとして行なわれたSRCフェザー級王座の初防衛戦で日沖発の挑戦を受け、0-3の判定負けを喫し王座から陥落した[6]

Bellator

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2011年6月25日、Bellator初参戦となったBellator 46でジェナイル・ダ・シウバと対戦し、2-1の判定勝ち[7]

2011年7月23日、Bellator 47でナザレノ・マレガリエと対戦し、フルマークの判定勝ち[8]

2011年8月20日、Bellator 48でパット・カランと対戦、2RにハイキックでKO負け[9]。総合格闘技デビュー以来初のKO負けになると共に、トーナメント準優勝に終わった。

2011年11月19日、Bellator 58でハファエル・ディアスと対戦し、肩固めで一本勝ち[10]

戦績

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総合格闘技 戦績
36 試合 (T)KO 一本 判定 その他 引き分け 無効試合
27 9 6 12 0 2 0
7 2 0 5 0
勝敗 対戦相手 試合結果 大会名 開催年月日
松嶋こよみ 1R 2:51 TKO(パウンド) PANCRASE 283 2016年12月18日
× チェ・ムギョム 5分3R終了 判定0-3 ROAD FC 29
【ROAD FCフェザー級タイトルマッチ】
2016年3月12日
ヴァンデルソン・ミシェル 1R 1:19 ギブアップ(肩の負傷) Shooto Brasil 59: Bahia 2015年11月13日
キム・スーチョル 5分3R終了 判定0-0 ROAD FC 25 2015年8月22日
× ISAO 5分3R終了 判定1-2 PANCRASE 266 2015年4月26日
クリス・ホロデッキー 5分3R終了 判定3-0 Bellator 119 2014年5月9日
内村洋次郎 5分3R終了 判定0-0 PANCRASE 252 2013年9月29日
× マゴメドラスル・カズブラエフ 3R 2:38 TKO(パウンド) Bellator 92
【フェザー級トーナメント 準決勝】
2013年3月7日
アコップ・ステパーニャン 5分3R終了 判定2-0 Bellator 88
【フェザー級トーナメント 1回戦】
2013年2月7日
ダスティン・ニース 1R 2:05 リアネイキドチョーク Bellator 81 2012年11月16日
× ダニエル・ストラウス 5分3R終了 判定0-3 Bellator 68
【フェザー級トーナメント 決勝】
2012年5月11日
アレッシャンドリ・ベセーラ 5分3R終了 判定2-1 Bellator 64
【フェザー級トーナメント 準決勝】
2012年4月6日
ロベルト・バルガス 1R 3:35 リアネイキドチョーク Bellator 60
【フェザー級トーナメント 1回戦】
2012年3月9日
ハファエル・ディアス 1R 3:56 肩固め Bellator 58 2011年11月19日
× パット・カラン 2R 4:00 KO(右ハイキック) Bellator 48
【フェザー級トーナメント 決勝】
2011年8月20日
ナザレノ・マレガリエ 5分3R終了 判定3-0 Bellator 47
【フェザー級トーナメント 準決勝】
2011年7月23日
ジェナイル・ダ・シウバ 5分3R終了 判定2-1 Bellator 46
【フェザー級トーナメント 1回戦】
2011年6月25日
× 日沖発 5分5R終了 判定0-3 戦極 Soul of Fight
【SRCフェザー級チャンピオンシップ】
2010年12月30日
金原正徳 1R 0:38 KO(右アッパー) SRC13
【SRCフェザー級チャンピオンシップ】
2010年6月20日
鹿又智成 1R 0:09 KO(右アッパー) SRC12 2010年3月7日
星野勇二 1R 2:33 KO(右フック) 戦極 〜第十一陣〜 2009年11月7日
× 小見川道大 5分3R終了 判定1-2 戦極 〜第九陣〜
【フェザー級グランプリ2009 準決勝】
2009年8月2日
ニック・デニス 1R 0:19 KO(左フック→パウンド) 戦極 〜第八陣〜
【フェザー級グランプリ2009 2回戦】
2009年5月2日
マット・ジャガース 2R 2:57 肩固め 戦極 〜第七陣〜
【フェザー級グランプリ2009 1回戦】
2009年3月20日
滝田J太郎 5分3R終了 判定3-0 PANCRASE 2008 SHINING TOUR
【フェザー級キング・オブ・パンクラス決定戦】
2008年10月26日
志田幹 2R 4:19 KO(スタンドパンチ連打) PANCRASE 2008 SHINING TOUR
【フェザー級王座次期挑戦者決定戦】
2008年3月26日
DJ.taiki 5分3R終了 判定3-0 PANCRASE 2007 RISING TOUR 2007年11月28日
マルコス・バブイーノ 5分3R終了 判定3-0 Shooto Brazil 3: The Evolution 2007年7月7日
ヴィリアム・ヴィアナ 5分3R終了 判定3-0 Shooto Brazil 2 2007年3月24日
エリナウド・ホドリゲス 5分3R終了 判定3-0 Shooto Brazil 1: The Return 2006年12月3日
マルセロ・フェレイラ 5分3R終了 判定3-0 Minotauro Fights 4 2006年8月4日
アレクサンデル・アラーニャ 1R 1:20 KO(パンチ連打) Arena Combat Cup 2 2005年11月5日
ファブリシオ・メディロス 5分3R終了 判定3-0 修斗ブラジル 8 2005年4月30日
オルレイ・ジ・オリベイラ 1R 0:21 KO(パンチ連打) 修斗ブラジル 7 2005年3月19日
カカ・リマ 2R 三角絞め Arena Combat Cup 1
【フェザー級トーナメント 決勝】
2004年11月6日
タトゥー・ヌーンズ 1R チョークスリーパー Arena Combat Cup 1
【フェザー級トーナメント 1回戦】
2004年11月6日

獲得タイトル

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  • Arena Combat Cup 1フェザー級トーナメント 優勝(2004年)
  • 第2代フェザー級キング・オブ・パンクラス王座(2008年)
  • 第2代SRCフェザー級王座(2010年)

脚注

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関連項目

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外部リンク

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空位
前タイトル保持者
前田吉朗
第2代パンクラスフェザー級王者

2008年10月26日 - 2012年8月10日

空位
次タイトル獲得者
タクミ
前王者
金原正徳
第2代SRCフェザー級王者

2010年6月20日 - 2010年12月30日

次王者
日沖発