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ミニクッパ

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』

ミニクッパ(Mini Koopa, 北米ではKoopa Kid[1]、欧州ではMini-Bowser)は、任天堂が発売したコンピュータゲームソフト『マリオパーティシリーズ』に登場する架空のキャラクター。

概要

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マリオパーティシリーズに登場するクッパ分身で、小型のクッパのような外見をしており、同じ姿の者が何人もいる。クッパの子分という役回りで登場し、クッパの手伝いをしたり、マリオ達が持っているコインを奪うなどの邪魔をしてくる。また、一部のシリーズ作品ではクッパの姿に変身もしくは変装することもある。

外見は子供のような姿だが、彼らはクッパの子供ではなくクッパが創り出した「分身」という設定であり、クッパのことを「クッパさま」と敬称付きで呼んでいる[2]。『スーパーマリオブラザーズ3』などに登場するクッパ7人衆や、『スーパーマリオサンシャイン』などに登場するクッパJr.、『スーパーマリオ ヨッシーアイランド』などに登場するベビィクッパとは別物であり、これまでにゲーム中で彼らと共演したことは無い。

シリーズのほとんどでプレイヤーを邪魔するノンプレイヤーキャラクターとして登場するが、『マリオパーティ4』の一部ミニゲームではプレイヤーとして操作可能。また、『マリオパーティ5』と『マリオパーティ6』の2作品では正式にプレイヤーキャラクターとして参戦する。

『マリオパーティ5』からはの体色を持つ「ミニクッパR」「ミニクッパG」「ミニクッパB」の3種も登場し、全盛期を迎える(ミニクッパR・G・Bも複数存在する)。R・G・Bは『マリオパーティ5』では「ストーリーモード」の敵キャラクター、『マリオパーティ6』の「シングルモード」ではミニゲームの対戦相手として登場し、『マリオパーティ7』では「クッパミニゲーム」に登場する。なお、『マリオパーティ5』ではミニクッパとミニクッパR・G・Bは同一人物だが、『マリオパーティ6』ではそれぞれ別個体となっている。

ミニクッパの初登場は1998年12月18日発売の『マリオパーティ(第1作)』であり、以降の『マリオパーティ7』まで毎作登場していたが、『マリオパーティ8』以降のシリーズでは未登場となり、その他のマリオシリーズにまでは活動の域を広げていない。『マリオパーティDS』以降の作品ではクッパの息子であるクッパJr.にその立場を譲っており、『マリオパーティ100 ミニゲームコレクション』、『マリオパーティ スーパースターズ』では過去作で彼らが登場していたミニゲームもクッパJr.に差し替えられている。

派生キャラクター

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クッパへの変装は、『スーパーマリオブラザーズ』のニセクッパたちと同様の方法による変装とうかがえる。

ミニクッパB(ブルー)(Blue Koopa Kid)
分裂したミニクッパのうちの一体で、青色。『マリオパーティ アドバンス』では、体力が高い。
ミニクッパR(レッド)(Red Koopa Kid)
分裂したミニクッパのうちの一体で、赤色。『マリオパーティ アドバンス』では、変則的な動きが多い。
ミニクッパG(グリーン)(Green Koopa Kid)
分裂したミニクッパのうちの一体で、緑色。『マリオパーティ アドバンス』では、素早い。
キャプテンクッパ
マリオパーティ2』の「パイレーツランド」に登場するクッパ。スーパースターとなったキャラクターに倒される。ミニクッパが変装した姿。
ならずものクッパ
『マリオパーティ2』の「ウエスタンランド」に登場するクッパ。スーパースターとなったキャラクターに倒される。ミニクッパが変装した姿。
クッパこうてい
『マリオパーティ2』の「スペースランド」に登場するクッパ。スーパースターとなったキャラクターに倒される。ミニクッパが変装した姿。
スフィンクスクッパ
『マリオパーティ2』の「ミステリーランド」に登場するクッパ。スーパースターとなったキャラクターに倒される。ミニクッパが変装した姿。
まほうつかいクッパ
『マリオパーティ2』の「ホラーランド」に登場するクッパ。スーパースターとなったキャラクターに倒される。ミニクッパが変装した姿。

登場作品

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脚注

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  1. ^ ただし、『マリオパーティ3』まではBaby Bowserとも呼称されていた。
  2. ^ 初代『マリオパーティ』のクッパおよびミニクッパの台詞より。