コンテンツにスキップ

一龍斎貞弥

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
一龍斎いちりゅうさい 貞弥ていや
プロフィール
本名 原 亜弥(はら あや)[1][2](旧芸名)
性別 女性
出身地 日本の旗 日本大分県大野郡野津町(現:臼杵市[2]
生年月日 (1964-02-02) 1964年2月2日(60歳)
血液型 A型[3]
身長 160 cm[3]
職業 声優
講談師
事務所 青二プロダクション[4]
公式サイト 一龍斎 貞弥|青二プロダクション
活動
活動期間 1990年[5] -
声優テンプレート | プロジェクト | カテゴリ
一龍斎いちりゅうさい 貞弥ていや
一龍斎(いちりゅうさい) 貞弥(ていや)
本名 はら 亜弥あや[2]
生年月日 (1964-02-02) 1964年2月2日(60歳)
出身地 日本の旗 日本大分県大野郡野津町(現:臼杵市[2]
師匠 五代目一龍斎貞花
活動期間 2007年 -
所属 講談協会
受賞歴
2021年 日本台湾交流協会表彰
備考
2018年 臼♡応援大使

2022年3月 常陸太田大使[6]

一龍斎 貞弥(一龍齋 貞弥、いちりゅうさい ていや、1964年[5]2月2日[4] - )は、青二プロダクションに所属する[4]女性声優講談師ナレーター[7]大分県大野郡野津町(現:臼杵市)出身[2]。本名・旧芸名原 亜弥(はら あや)[1][7]

経歴

[編集]

大分県臼杵市普現寺に生まれる[8]

小学5年生の時に放送クラブに所属しており、校内放送で声を聞いていた同級生の母が、「いい声しちょるね」と褒めてもらい、この時に初めて自分の声を「人間の声って違いがあるんだ」と意識した[2]大分県立大分上野丘高等学校時代は合唱部に入部してから声のトレーニングを始める[2]

文化祭のクラスの出し物で、オリジナルの脚本の芝居でラジオ番組のアシスタント役として台詞を喋ってたところ、それを聞いていた教師から褒められ、自信がつき、日本女子大学文学部国文学科[9]に進学し、放送研究会に入部して基礎的トレーニングを学ぶ[2]

大学卒業後、一旦は外資系ホテルに就職しVIP客担当のコンシェルジュに勤務するが、「他人が自分を評価する基準は何処にあるのだろう」と考えるようになり、子供の頃から気になっていた「声の仕事に挑戦してみよう」となって[2]、1年半で退職[7]。声優事務所・青二プロダクションの付属養成所に入所する[7]

1989年青二塾東京校10期生となり、1990年に青二塾を卒業して青二プロダクションに所属する[4]

2007年講談師一龍斎貞花に入門し[7]貞弥(ていや)の号を受ける。2008年に前座、2011年二つ目に昇進。

2022年秋、真打に昇進[7]。真打昇進披露宴は東京會舘に1500名あまりの客を招き、異例の「パーティーでの口上」を交えて催された[10]

人物

[編集]

資格免許生田流琴三絃師範、剛柔流空手二段[4]

趣味は常磐津歌唱英語。特技は読経[4]

方言大分弁[4]。娘がいる[11]

落語芸術協会の若手落語家講談師を中心としたユニット「チーム江戸噺」の公演に参加している。

講談師以外の出演歴

[編集]

テレビアニメ

[編集]
1991年
1992年
2003年
2004年
2005年
2009年
2021年

OVA

[編集]

劇場アニメ

[編集]

ゲーム

[編集]

吹き替え

[編集]

テレビドラマ

[編集]
  • マイファミリー(2022年4月10日 - 6月12日、TBS) - 声の出演(犯人の通話に利用される機械音声)[13]

ラジオドラマ

[編集]

ナレーション

[編集]

音声案内

[編集]

脚注

[編集]

注釈

[編集]
  1. ^ X』(2008年)、『for Wii U』(2014年)、『SPECIAL』(2018年)

出典

[編集]
  1. ^ a b 「女性篇」『声優事典 第二版』キネマ旬報社、1996年3月30日、500頁。ISBN 4-87376-160-3 
  2. ^ a b c d e f g h i お風呂が沸きました ※「温泉はいつも沸いてます」”. we are Oitan. 2023年10月24日時点のオリジナルよりアーカイブ。2024年5月9日閲覧。
  3. ^ a b 一龍斎 貞弥”. 青二プロダクション. 2016年11月3日時点のオリジナルよりアーカイブ。2023年1月31日閲覧。
  4. ^ a b c d e f g 一龍斎 貞弥|青二プロダクション”. 青二プロダクション. 2022年2月8日閲覧。
  5. ^ a b 眠れないほどの腹痛も・・・ステージ4がんを克服して真打ち昇進 講談師・一龍斎貞弥さんの半生
  6. ^ 常陸太田大使”. 常陸太田市 (2022年3月1日). 2023年4月30日閲覧。
  7. ^ a b c d e f g h i j k "機械音声キャリア30年!『マイファミリー』脅迫電話に「お風呂が沸きました」の"中の人"が語る「私の声」". 週刊女性PRIME. 主婦と生活社. 21 August 2022. 2022年8月21日閲覧
  8. ^ 私のとっておきの大分 第12回【後編】”. koji note. 三和酒類 (2023年10月18日). 2024年3月2日閲覧。
  9. ^ Facebook”. www.facebook.com. 2022年6月13日閲覧。
  10. ^ 講談協会 (2022年10月23日). “【講談かわら版】 寿真打昇進披露宴 一龍齋貞弥”. 講談協会公式チャンネル. youtube. 2022年10月25日閲覧。
  11. ^ 田中愛子『東京かわら版 2022年10月号』東京かわら版、2022年9月28日、29頁。ISBN 9784910085265 
  12. ^ PERFECT BLUE”. マッドハウス. 2016年6月16日閲覧。
  13. ^ "「マイファミリー」電話の機械音声は「お風呂が、沸きました」と同一人物だった". デイリースポーツ. 株式会社デイリースポーツ. 13 June 2022. 2022年6月13日閲覧
  14. ^ 【デビュー150日前】スペーシア X 「車内放送」収録の舞台裏. 【公式】東武鉄道チャンネル / TOBU Railway. 東武鉄道. 15 February 2023. 2023年2月16日閲覧

外部リンク

[編集]