コンテンツにスキップ

三叉神経中脳路核

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
脳: 三叉神経中脳路核
背側から見た脳神経核の模式図。運動核が赤、感覚核が青で示されている。(三叉神経中脳路核"V"で示される部分である。)
名称
日本語 三叉神経中脳路核
ラテン語 nucleus mesencephalicus nervi trigemini
関連構造
上位構造 中脳, 下位脳幹
関連情報
NeuroNames hier-550
MeSH Trigeminal+nuclei
グレイ解剖学 書籍中の説明(英語)
テンプレートを表示

三叉神経中脳路核(さんさしんけいちゅうのうろかく、英語: mesencephalic trigeminal nucleus)は、筋肉もしくはの位置を感じる固有感覚に関わる中脳神経核。実際には神経核というよりも、三叉神経節などのような感覚神経節に相当するが、発生過程で脳幹に埋め込まれてしまったもので、末梢性の感覚ニューロンによって構成されている。三叉神経中脳路核は、感覚情報が末梢神経系の感覚神経節を経由してから中枢神経系に入力するという一般則に対する唯一の例外である。からの感覚情報を受け取り、三叉神経運動核へ投射する。

関連項目

[編集]