中道駅
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中道駅(なかみちえき)は、かつて大阪府大阪市阿倍野区に存在した、南海電気鉄道上町線(現、阪堺電気軌道)の駅(停留所)。
概要
[編集]現在の上町線が『大阪馬車鉄道』として開業した時に設置された、阿倍野駅 - 松虫駅間の併用軌道上にあった駅。駅があった場所は、現在の「コスモ阿倍野シティフォルム」(分譲マンション)の前にあった。駅名は当時、この地にあった「中道市場」に由来。
歴史
[編集]- 1900年(明治33年)9月20日:大阪馬車鉄道、天王寺 - 東天下茶屋間の開業時に開業。
- 1907年(明治40年)
- 1908年(明治41年)2月1日:電化工事による全線廃止のため、一旦廃駅。
- 1909年(明治42年)12月24日:会社合併により、南海鉄道の駅となる。
- 1910年(明治43年)10月1日:天王寺西門前 - 住吉神社前間で電車運転開始とともに復活。
- 1944年(昭和19年)6月1日:関西急行鉄道と南海鉄道が合併したことに伴い、近畿日本鉄道の駅となる。
- 1947年(昭和22年)6月1日:路線譲渡により、南海電気鉄道の駅となる。
- 1956年(昭和31年)9月1日:旅客営業再開(休止時期は不明)。
- 1970年代頃:廃駅。