人形佐七捕物帖 (若山富三郎版)
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『人形佐七捕物帖』(にんぎょうさしちとりものちょう)シリーズは、横溝正史の小説『人形佐七捕物帳』を若山富三郎主演で映画化したものである。新東宝で5作、若山が移籍した東映でも6作が作られた。
シリーズ
[編集]新東宝作品
[編集]音楽を担当した渡辺宙明は、本作品で初めて映画音楽を手掛けた[1]。監督の中川信夫は『禁じられた遊び』や『第三の男』からのイメージで渡辺にギターのみでの劇伴を要望し、渡辺はギター6人とヴィブラフォンによる編成でこれに応えた[1]。以後、渡辺は中川作品の常連となり、また他の監督からも注目されるようになったという[1]。
東映作品
[編集]- 1960年3月8日:般若の面
- 1960年3月22日:くらやみ坂の死美人
- 監督:山崎大助、脚本:結束信二
- 出演:大川恵子、大泉滉、中里嘉津子、徳大寺伸、黒川弥太郎
- 1960年7月31日:血染の肌着
- 1960年8月24日:ふり袖屋敷
- 監督:山崎大助、脚本:結束信二
- 出演:大川恵子、大泉滉、徳大寺伸、原健策、黒川弥太郎
- 1961年8月1日:恐怖の通り魔
- 1961年8月13日:闇に笑う鉄火面