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住之江公園駅

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住之江公園駅
ニュートラム住之江公園駅の駅舎(中央奥)
すみのえこうえん
Suminoekoen
地図左は南港ポートタウン線の駅、右は四つ橋線の駅
所在地 大阪市住之江区泉一丁目
北緯34度36分33秒 東経135度28分23秒 / 北緯34.60917度 東経135.47306度 / 34.60917; 135.47306座標: 北緯34度36分33秒 東経135度28分23秒 / 北緯34.60917度 東経135.47306度 / 34.60917; 135.47306
所属事業者 大阪市高速電気軌道 (Osaka Metro)
駅構造
ホーム
  • 1面2線(地下鉄)
  • 1面2線(ニュートラム)
乗車人員
-統計年度-
13,964人/日(降車客含まず)
-2020年-
乗降人員
-統計年度-
27,787人/日
-2020年-
開業年月日 1972年昭和47年)11月9日
乗入路線 2 路線
所属路線 四つ橋線
駅番号  Y21 
キロ程 11.8 km(西梅田起点)
Y20 北加賀屋 (1.7 km)
所属路線 南港ポートタウン線(ニュートラム)
駅番号  P18 
キロ程 7.9 km(コスモスクエア起点)
P17 平林 (1.2 km)
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住之江公園駅(すみのえこうえんえき)は、大阪府大阪市住之江区泉一丁目にある、大阪市高速電気軌道 (Osaka Metro) の四つ橋線南港ポートタウン線(ニュートラム)の2路線が乗り入れる。駅番号は四つ橋線がY21、南港ポートタウン線がP18。住之江区の代表駅である。

駅のすぐそばに住之江競艇場がある(2号出口)ため競艇開催日は駅構内が大変混雑し、特にスペシャルグレードレース期間中となるとさらに混み具合が激しくなる。

事業化されていない敷津長吉線(9号線)の始発駅となる予定である。

歴史

駅構造

四つ橋線

島式ホーム1面2線(地下2階)をもつ地下駅。地下1階改札口は北改札、中程(南北改札)、南寄り(南南改札)の計3か所。中程の改札の付近に、ニュートラムのホームに通じる連絡エスカレーターエレベーターが設けられている(乗換の際の中間改札はない)。住之江競艇場へは北改札が近い。

競艇開催時の混雑対策のため、通常の6両編成停車位置のさらに行き止まり方向にも8両編成停車位置相当(ただし、停止位置の数字は「6」)の所に停車し、通常乗車位置と重なる3 - 6号車はドアカットした。折り返し運転となる時はその後、通常の乗車位置に移動し直していたが、2014年頃からはそれがなくなり、通常停止位置に停車するようになった。また8両編成の西梅田寄り1 - 2号車相当の部分は柵で仕切られており、立ち入りできなくなっている。

また、まれに西梅田行きでありながら、次の北加賀屋駅で車両取り替えを行う場合がある。この場合は予め車掌による車両取り替えの肉声アナウンスがなされ、車内自動放送は使用しない。

駅管轄は大国町管区駅であり、駅長が配置され、当駅および北加賀屋駅を管理している。

南港ポートタウン線(ニュートラム)

島式ホーム1面2線をもつ高架駅。2階に改札・コンコース、3階にホームがある。改札口は東寄りに1か所設けられている。ホームには四つ橋線の駅に通じる連絡エスカレーターと、エレベーターが設けられている(乗換の際の中間改札はない)。

駅管轄は南港運輸事務所であり、駅長が配置され、当駅および平林駅南港口駅南港東駅を管理している。

なお、ホームからは住之江競艇場が丸見えとなるため、競艇場側(1番のりば)のホームドアを含む窓ガラスはすべて磨りガラスとなっており、場内を見えづらくしている。

のりば

番線 路線 行先
四つ橋線ホーム
1・2 Y 四つ橋線 大国町西梅田方面[1]
南港ポートタウン線ホーム
1・2 P 南港ポートタウン線 中ふ頭コスモスクエア方面[2]

特徴

  • 競艇開催時や南港(インテックス大阪)でのイベント開催時とそれ以外の日・時間帯とでは利用者数が大幅に差があることから、地下鉄北改札構内にある自動券売機は稼働させる台数をシャッターで仕切ったりシートを被せて制限させるなどしている。また地下鉄駅側の駅長室は北改札外部にあるが、出入口は真正面には付いていない。
  • 改札内売店は、地下鉄北改札外と南北改札内の2か所(いずれもローソン系)。北改札外の売店は、当駅改札利用客の大半が競艇場へ向かう観客である事を反映して、パック日本酒つまみが目立つ。
  • ナイターレースを開催される平日には、臨時列車が2本増発される。
  • ポケット時刻表は四つ橋線・ニュートラムで1枚となっているが、表紙はニュートラムの車両が印刷されており、ニュートラム標準と表記されている。
  • 四つ橋線コンコース(地下1階)からニュートラムのホーム(地上3階)へは、直通のエスカレーターが利用できる。ステップやカーブのないほぼ直線の長大なもので、設置当時は日本で2番目に長いエスカレーターであった。このエスカレーターは大阪では珍しく、左側に立って乗るようになっている。

利用状況

2020年11月10日の1日乗降人員27,787人(乗車人員:13,964人、降車人員:13,823人)である[大阪府 1]

年度別利用状況(大阪府統計年鑑より)
年度 調査日 乗車人員 降車人員 乗降人員
1990年 11月06日 12,178 11,363 23,541
1995年 [注 1]2月15日 18,322 17,692 36,014
1998年 11月10日 13,242 12,695 25,937
2007年 11月13日 13,906 13,456 27,362
2008年 11月11日 14,588 14,534 29,122
2009年 11月10日 13,857 13,295 27,152
2010年 11月09日 14,943 14,649 29,592
2011年 11月08日 16,854 16,792 33,646
2012年 11月13日 16,030 15,608 31,638
2013年 11月19日 15,228 14,909 30,137
2014年 11月11日 15,195 14,927 30,122
2015年 11月17日 15,655 15,523 31,178
2016年 11月08日 15,231 15,199 30,430
2017年 11月14日 15,531 15,335 30,866
2018年 11月13日 15,959 15,709 31,668
2019年 11月12日 15,527 15,519 31,046
2020年 11月10日 13,964 13,823 27,787

駅周辺

オスカードリーム(2018年4月)

バス路線

大阪シティバス南海バスの路線が発着する。

駅南西にあるオスカードリーム内に大阪シティバスのバスターミナルがあり、停留所名は地下鉄住之江公園となる。1998年10月の調査結果では、地下鉄住之江公園停留所の1日の乗車人員(平日)は3849人である。これは、当時の大阪市営バスの停留所中8位である。

駅付近の住之江公園前交差点周辺にも停留所があり、49号系統往路とユニバーサル・スタジオ・ジャパン行バスを除き停車する。

南海バスの停留所名は住之江公園駅前で、地下鉄3号出口の先(住之江公園前交差点東側・住之江通西行)に設置されている。

また、オスカードリーム南西の路上から、堺浜えんため館への無料シャトルバスも発着している[3]

パーク・アンド・ライド

2007年7月2日から2009年3月31日まで、パーク&ライドの実証実験が行われており、市営交通(地下鉄・バス)でOSAKA PiTaPaを利用することによって、タイムズ住之江公園駅前の駐車料金が割引されていた。

隣の駅

大阪市高速電気軌道 (Osaka Metro)
Y 四つ橋線
北加賀屋駅 (Y20) - 住之江公園駅 (Y21)
P 南港ポートタウン線(ニュートラム)
平林駅 (P17) - 住之江公園駅 (P18)
  • 括弧内は駅番号を示す。

脚注

注釈

  1. ^ 1996年に行われた調査であるが、会計年度上は1995年度となる。

出典

本文

  1. ^ Osaka Metro|住之江公園”. 大阪市高速電気軌道. 2023年6月10日閲覧。
  2. ^ Osaka Metro|住之江公園”. 大阪市高速電気軌道. 2023年6月10日閲覧。
  3. ^ アクセスガイド”. 堺浜えんため館. 2024年4月2日閲覧。

利用状況

  1. ^ 路線別乗降人員(2020年11月10日 交通調査)” (PDF). Osaka Metro. 2021年4月2日時点のオリジナルよりアーカイブ。2021年4月4日閲覧。

関連項目

外部リンク