和歌山県道14号和歌山打田線
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主要地方道(和歌山県道) | |
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和歌山県道14号和歌山打田線 主要地方道和歌山打田線 | |
総延長 | 15.3 km |
制定年 | 1994年 |
起点 | 和歌山市出島【北緯34度14分42.7秒 東経135度13分04.9秒 / 北緯34.245194度 東経135.218028度】 |
主な 経由都市 |
岩出市 |
終点 | 紀の川市黒土【北緯34度15分36.3秒 東経135度22分44.7秒 / 北緯34.260083度 東経135.379083度】 |
接続する 主な道路 (記法) |
国道24号 和歌山県道64号和歌山貝塚線 和歌山県道10号岩出野上線 和歌山県道63号泉佐野岩出線 国道424号 |
■テンプレート(■ノート ■使い方) ■PJ道路 |
和歌山県道14号和歌山打田線(わかやまけんどう14ごう わかやまうちたせん)は、和歌山県和歌山市から同県紀の川市に至る主要地方道(和歌山県道)である。
概要
[編集]元来は全線が国道24号であったが、2車線であることや、国鉄(現JR西日本)和歌山線と平面交差している(この踏切は岩出駅に近いため、列車到着時や行き違い時には長時間遮断される)ことなどから、激しい渋滞が発生していた。加えて、田井之瀬交差点(和歌山市)から船戸交差点(岩出市)の間(岩出橋)は紀の川南岸の堤防上を通るため、大雨等による紀の川の水位上昇時には全面通行止めとなるほか、そもそもこの橋の立地が洪水の起きやすい場所とされる[1]など、幹線国道として脆弱であった。
それらの問題点を解消するため、打田町(現紀の川市)黒土(黒土交差点)から和歌山市出島(出島交差点)間に岩出バイパス・和歌山バイパスが建設され、それらの開通をもって旧道は和歌山県に移管し、和歌山県道14号・和歌山打田線となった。 しかしながら岩出橋においては、主要地方道9号・10号・63号から車が合流するボトルネックであったため、和歌山バイパスの4車線化が完了した後においても、岩出橋は昼下がりの非ラッシュ時でさえ渋滞気味という状態が続いた。
これに対処するため和歌山国体を期に4車線化・架け替え工事が行われていたが、近隣住宅での出水などを招いた[2]。その結果、出水被害のリスクの高い季節は工事休止とされ、工事は大幅に遅延することとなった。
2018年7月17日岩出橋の新橋(暫定2車線)利用開始、同11月29日4車線(往復2車線)での供用開始。
路線データ
[編集]歴史
[編集]- 1977年(昭和52年)3月31日 - 和歌山県が一般県道和歌山打田線を認定。
- 1993年(平成5年)5月11日 - 建設省(現・国土交通省)から、一般県道和歌山打田線が和歌山打田線として主要地方道に指定される[3]。
- 1994年(平成6年)4月1日 - 和歌山県が主要地方道14号和歌山打田線を認定。
- 1995年(平成7年)4月1日 - 和歌山市出島~岩出町(当時)宮が一般国道24号から主要地方道和歌山打田線へ降格。
地理
[編集]通過する自治体
[編集]交差する道路
[編集]和歌山市
- 国道24号・国道24号和歌山バイパス(出島交差点、起点)
- 和歌山県道149号紀伊停車場田井ノ瀬線(和歌山市出島・田井之瀬交差点)
- 和歌山県道144号岩橋栗栖線(和歌山市岩橋・岩橋交差点)
- 和歌山県道64号和歌山貝塚線(和歌山市布施屋・川辺橋南詰交差点)
岩出市
- 和歌山県道10号岩出野上線・和歌山県道132号船戸停車場線(岩出市船戸・船戸交差点)
- 和歌山県道63号泉佐野岩出線(岩出市宮・宮交差点)
- 和歌山県道134号小豆島岩出線(岩出市宮)
- 和歌山県道131号新田広芝岩出停車場線(岩出市高塚)
紀の川市
- 和歌山県道119号中三谷下井阪線・和歌山県道128号桃山下井阪線(紀の川市下井阪)
- 国道424号(紀の川市打田・打田交差点)
- 国道24号・国道24号岩出バイパス(黒土交差点、終点)
脚注
[編集]- ^ “紀の川の岩出狭窄部対策に新規着手!”. 国土交通省 近畿地方整備局 和歌山河川国道事務所. 2017年11月24日閲覧。
- ^ “瓦のずれ、基礎ひび割れ、引き戸が閉まらない!!岩出橋取り換え工事”. 尾和弘一 (2014年10月27日). 2017年2月5日閲覧。
- ^ s:道路法第五十六条の規定に基づく主要な都道府県道及び市道 - 平成五年五月十一日建設省告示第千二百七十号、建設省