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坂井洋

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
坂井 洋
基本情報
本名 坂井 洋
さかい よう
生年月日 (1994-10-25) 1994年10月25日(30歳)
身長 171.0cm
体重 75.0kg
選手情報
所属 日本競輪選手会栃木支部
期別 115期
脚質
登録地
2019- 栃木
■最終更新日:2024年5月9日  テンプレートを表示

坂井 洋(さかい よう、1994年10月25日 - )は、栃木県宇都宮市出身の競輪選手自転車競技トラックレース)選手。日本競輪選手会栃木支部所属。ホームバンクは宇都宮競輪場JCLバンクリーグ専属ライダーとして宇都宮ブリッツェンに参加している。

来歴

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中学生の頃に見た競輪の世界に憧れ、自転車競技の名門作新学院高校日本大学で競技生活を送る[1]。大学時代には2017年インカレでスプリント、チームスプリントの二冠を達成している[2]

日大卒業後、日本競輪選手養成所に115期生として入所。在所時の第2回記録会でゴールデンキャップを獲得[3]。在所成績1位で養成所を卒業した。デビュー時のインタビューでは「目標はグランドスラム」と語っている[4]

2019年7月4日、取手競輪場でデビュー。同年8月12日にはA級チャレンジを9連勝で2班に特別昇班。9車立て(当時)のA級戦でも勝ち星を積み重ね、10月27日にはS級へ特別昇級、翌11月のF1開催(平塚競輪場)でS級初優勝を記録した[4]

2021年前期よりS級1班に昇班。同年11月に行われた四日市記念(GIII)で記念初優勝を飾った[5]

競輪選手としての活動の一方、競技選手の活動も継続しており、JCLバンクリーグ専属ライダーとして、地元栃木の社会人チーム・宇都宮ブリッツェンに参加している[6]

特徴

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ダッシュ力を最大の武器とする。元選手で解説者の加藤慎平によれば「捲りのスピード、特に初速の部分は日本トップクラス」だが「構えて内に閉じ込められたり、番手に回ってヨコの動きや捌きを求められた場面で脆さが出てしまう」という[7]

主な獲得タイトルと記録

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脚注

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  1. ^ “【取手FII 5R】坂井 目標は特昇、そして五輪”. スポーツニッポン. (2019年7月4日). https://keirinsponichi.jp/keirin_news/198085/ 2024年5月19日閲覧。 
  2. ^ “全日本大学対抗選手権2017 トラック3日目 男子は日本大学 女子は日本体育大学が総合優勝に王手をかける”. シクロワイアード. (2017年9月2日). https://www.cyclowired.jp/news/node/242912 2024年5月19日閲覧。 
  3. ^ 日本競輪選手養成所記録”. 日本競輪選手養成所 (2023年5月17日). 2024年5月19日閲覧。
  4. ^ a b “寺門夏織 エキサイティング・モード いわき平初日10R 在校成績1位の実力、坂井選手「夢はグランドスラマー」”. 夕刊フジ. (2019年12月19日). https://www.zakzak.co.jp/article/20191219-HRO6IUJZPJMHZFXZOJT746WR3A/ 2024年5月19日閲覧。 
  5. ^ “坂井洋が記念初優勝 ~四日市競輪場~”. 日刊プロスポーツ新聞社. (2021年11月9日). https://www.yen-joy.net/news/daily/detail/2/20211109/27043 2024年5月19日閲覧。 
  6. ^ 坂井 洋 SAKAI Yo”. 宇都宮ブリッツェン. 2024年5月19日閲覧。
  7. ^ 【加藤慎平の選手解説】日本トップレベルのダッシュ力を誇る坂井洋、今開催は器用さが求められる一戦に”. 宇都宮ブリッツェン (2023年5月17日). 2024年5月19日閲覧。

外部リンク

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