大日方邦子
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獲得メダル | ||
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日本 | ||
パラリンピックのアルペンスキー | ||
金 | 1998 | 滑降 座位 |
金 | 2006 | 大回転 座位 |
銀 | 1998 | スーパー大回転 座位 |
銀 | 2006 | 滑降 座位 |
銀 | 2006 | スーパー大回転 座位 |
銅 | 1998 | 大回転 座位 |
銅 | 2002 | 大回転 座位 |
銅 | 2002 | 回転 座位 |
銅 | 2010 | 回転 座位 |
銅 | 2010 | 大回転 座位 |
大日方 邦子(おびなた くにこ、1972年4月16日 - )は、東京都出身の元チェアスキーヤー。元東京オリンピック・パラリンピック競技大会組織委員会理事。2022年1月現在、電通グループフェロー及び電通総研副所長。
来歴・人物
[編集]神奈川県立柏陽高等学校、中央大学法学部卒業。NHKの教育番組ディレクターを経て、現在は電通パブリックリレーションズ勤務。2017年、早稲田大学大学院スポーツ科学研究科修了。
冬季パラリンピックにリレハンメルからバンクーバーまで5大会連続出場し、アルペンスキー競技で合計10個のメダル(金2個、銀3個、銅5個)を獲得。冬季パラリンピックにおける日本人初の金メダリスト(1998年長野大会、滑降)。
3歳のとき交通事故により右足を切断、左足にも重度の障害を負う。当初は水泳に力を入れていたが、高校2年生のときにチェアスキーを始める。
著書に『壁なんて破れる-パラリンピック金メダリストの挑戦』(2006年、日本放送協会)がある。
2010年9月2日、代表引退を表明。なお、若手選手育成のため国内大会は出場する。
2010年に選手を引退後、業務に従事しながら社会活動を行う。2017年、早稲田大学大学院スポーツ科学研究科修士修了。同2017年6月、平昌パラリンピックの選手団長に決定する[1]。
日本パラリンピック委員会運営委員、日本パラリンピアンズ協会副会長及び会長、日本障害者スキー連盟常任理事を歴任。スポーツ庁オリンピック・パラリンピック教育に関する有識者会議委員[2]。さらに、電通グループフェロー、電通総研副所長、あいおいニッセイ同和損害保険取締役、中央大学理事などを歴任。
2021年3月、東京オリンピック・パラリンピック競技大会組織委員会理事に就任。
主な記録
[編集]- 1998年長野パラリンピック
- 滑降:1位(日本人初の冬季パラリンピック金メダル)
- スーパー大回転:2位
- 大回転:3位
- 回転:4位
- 2002年ソルトレークシティパラリンピック
- 滑降:途中棄権
- スーパー大回転:7位
- 大回転:3位
- 回転:3位
- 2006年トリノパラリンピック
- 滑降:2位
- スーパー大回転:2位
- 大回転:1位
- 回転:途中棄権
- 2010年バンクーバーパラリンピック
- 滑降:途中棄権
- スーパー大回転:棄権
- スーパー複合:棄権
- 大回転:3位
- 回転:3位