宇佐義大
うさ よしき 宇佐 義大 | |
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生誕 | 5月29日 |
職業 |
アニメーションプロデューサー デザイナー 漫画・ライトノベル原作者 経営者 |
代表作 | 『うーさーのその日暮らし』 |
肩書き |
株式会社トリガー代表取締役副社長 株式会社グッドスマイルフィルム代表取締役副社長 株式会社ガイナックス取締役 株式会社ウルトラスーパーピクチャーズ取締役 株式会社グッドスマイルカンパニー取締役 株式会社ギャラクシーグラフィックス取締役 |
宇佐 義大(うさ よしき、5月29日[注 1] - )は、日本のアニメーションプロデューサー、デザイナー、漫画・ライトノベル原作者、経営者。株式会社トリガー代表取締役副社長[2]、株式会社グッドスマイルフィルム代表取締役副社長[3]、株式会社ガイナックス取締役[4]、株式会社ウルトラスーパーピクチャーズ取締役[5]、株式会社グッドスマイルカンパニー取締役[6]、株式会社ギャラクシーグラフィックス取締役[7]。クリエイター集団「supercell」の一員。
人物
[編集]元々はアートディレクターで「supercell」にもデザイナーとして参加し[8]、「supercell」のCDパッケージの多くをデザインしている。「うーさーのその日暮らし」のテレビアニメには、ryo(supercell)が二曲の楽曲を提供した。
10年余に及ぶテキストサイト「宇佐教授の無駄学研究室」「うーさーのその日暮らし」で活動し、「うーさーの-」はふじのきともこの挿絵で1コマ漫画として星海社ウェブサイト「最前線」にて連載され[9]、書籍化、さらに2012年以降3度にわたってアニメ化された。
「うーさーの-」以降もアニメプロデューサーとして多くの作品に関わり、「働くお兄さん」でも「うーさーの-」同様に原作とチーフプロデューサー、シリーズ構成、脚本を務めている[10]。
また、「うーさーの-」だけでなく月刊コミックZERO-SUMで「LOVE & HATE」の原作を担当[11]したほか、プラモデルキットである「chitocerium」の企画開発にも携わっており[12]、その活動範囲は多岐にわたる。
代表作である「うーさーのその日暮らし」は元々宇佐個人のホームページの日記を原作とした自伝的作品であり、キャラクターである「うーさー」は宇佐自身がモデルとなっている。本人のツイッターアカウントも「うーさー」の名前を用いている[注 2]ため、関係者からも「うーさーさん」と呼ばれることがあり[注 3]、宇佐本人とキャラクターのうーさーが混同されることが多い。
プロデューサー、シリーズ構成、脚本を務めた『サイバーパンク サイバーパンク:エッジランナーズ』がクランチロール・アニメアワード2023でアニメ・オブ・ザ・イヤーに選出された他、自身も共同で脚本を務めたBartosz Sztybor、大塚雅彦と共にAnime Trending Awardのベスト脚本賞を受賞している[14][15]。
第18回小学館ライトノベル大賞のゲスト審査員を担当[16]。
参加作品
[編集]テレビアニメ
[編集]- 2012年
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- うーさーのその日暮らし(原作、キャラクター原案、プロデューサー)
- 2014年
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- うーさーのその日暮らし 覚醒編(原作、キャラクター原案、シリーズ構成、プロデューサー)
- 異能バトルは日常系のなかで(プロデューサー)
- 2015年
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- ULTRA SUPER ANIME TIME(プロデューサー) - 同枠内のアニメ作品の多くでプロデューサーとして参加している。
- うーさーのその日暮らし 夢幻編(原作、キャラクター原案、シリーズ構成、チーフプロデューサー)
- わかば*ガール(プロデューサー)
- ハッカドール THE あにめ〜しょん(プロデューサー)
- 影鰐-KAGEWANI-(アソシエイツプロデューサー)
- ULTRA SUPER ANIME TIME(プロデューサー) - 同枠内のアニメ作品の多くでプロデューサーとして参加している。
- 2016年
-
- ULTRA SUPER ANIME TIME(プロデューサー) - 同枠内のアニメ作品の多くでプロデューサーとして参加している。
- おしえて! ギャル子ちゃん(プロデューサー)
- 宇宙パトロールルル子(チーフプロデューサー)
- 影鰐-KAGEWANI-承(アソシエイツプロデューサー)
- キズナイーバー(プロデューサー)
- 刀剣乱舞-花丸-(プロデューサー)
- ULTRA SUPER ANIME TIME(プロデューサー) - 同枠内のアニメ作品の多くでプロデューサーとして参加している。
- 2017年
-
- リトルウィッチアカデミア(プロデューサー)
- 活撃 刀剣乱舞(プロデューサー)
- 時間の支配者(アソシエイトプロデューサー)
- 2018年
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- 働くお兄さん!(原作、チーフプロデューサー、シリーズ構成、脚本)
- 続 刀剣乱舞-花丸-(プロデューサー)
- ダーリン・イン・ザ・フランキス(制作統括)
- 働くお兄さん!の2!(原作、チーフプロデューサー、シリーズ構成、脚本)
- SSSS.GRIDMAN(プロデューサー)
- 2019年
-
- トライナイツ(企画)
- 2020年
-
- BNA ビー・エヌ・エー(企画)
- 戦翼のシグルドリーヴァ(企画)
- くまクマ熊ベアー(企画)
- 2021年
-
- 裏世界ピクニック(企画)
- 五等分の花嫁∬(企画)
- SSSS.DYNAZENON(企画、クリエイティブプロデューサー)
- かぎなど(企画)
- 2022年
-
- 失格紋の最強賢者(企画)
- フットサルボーイズ!!!!!(企画)
- ブラック★★ロックシューター DAWN FALL(企画)
- RWBY 氷雪帝国(企画統括)
- ゴールデンカムイ 第4期(企画)
- ヤマノススメ Next Summit(企画)
- 2023年
-
- お隣の天使様にいつの間にか駄目人間にされていた件(製作)
- ワールドダイスター(企画)
- BanG Dream! It's MyGO!!!!!(企画)
- 五等分の花嫁∽(企画)
- 2024年
-
- ダンジョン飯(エグゼクティブプロデューサー、プロデューサー)
- 勇気爆発バーンブレイバーン(企画)
劇場アニメ
[編集]- リトルウィッチアカデミア 魔法仕掛けのパレード(2015年、プロデューサー)
- プロメア(2019年、エグゼクティブプロデューサー)
- 冴えない彼女の育てかた Fine(2019年、企画)
- 映画 五等分の花嫁(2022年、企画)
- グリッドマン ユニバース(2023年、企画)
Webアニメ
[編集]- ニンジャスレイヤー フロムアニメイシヨン(2015年、アソシエイトプロデューサー)
- OBSOLETE(2019年、企画)
- サイバーパンク エッジランナーズ(2022年、シリーズ構成、脚本、プロデューサー)
テレビ番組
[編集]- 刀剣乱舞 おっきいこんのすけの刀剣散歩(2017年、企画協力)
その他
[編集]- ダンジョン飯 アニメCM(2019年、アニメーションプロデューサー)
- アイドリッシュセブン 『Crescent rise/TRIGGER』MV(2020年、制作統括)
漫画・ライトノベル原作
[編集]- うーさーのその日暮らし(ふじのきともこ・画。星海社、全2巻)
- ウサギツキ双魔鏡(原案。樋口司・著、杉井光・構成。メディアファクトリー、MF文庫J刊)
- LOVE & HATE(黒野ユウ・画。一迅社、コミックZERO-SUM連載)
デザイン
[編集]supercell名義の全てのCD及びアートワークスの装丁、パッケージデザインを担当している。
脚注
[編集]注釈
[編集]出典
[編集]- ^ kona_miloのツイート、2018年2月5日閲覧。
- ^ ABOUT 会社概要 | 株式会社トリガー | ANIMATION STUDIO TRIGGER Inc.
- ^ グッドスマイルフィルム公式サイト | GOOD SMILE FILM
- ^ “新役員就任についてのお知らせ | GAINAX NET”. 2020年2月21日閲覧。
- ^ 役員変更のお知らせ | お知らせ | ULTRA SUPER PICTURES
- ^ グッドスマイルカンパニー 会社概要 | 企業情報
- ^ ABOUT 会社概要|Galaxy Graphics Inc.|サンジゲン×サミー 次世代映像制作会社「ギャラクシーグラフィックス」
- ^ supercell 公式サイト BIOGRAPHY・2008より
- ^ 『うーさーのその日暮らし wooser's hand-to-mouth life』 | 最前線
- ^ キャスト&スタッフ|TVアニメ『働くお兄さん!』公式サイト
- ^ 宇佐義大×黒野ユウ、ヴァンパイア巡るファンタジーがゼロサムで開幕 - コミックナタリー
- ^ 浅井真紀ブログ「チトセリウムが、超先行版販売するのです。」
- ^ “「宇宙パトロールルル子」応援企画! 4コマ「潜入!TRIGGER24時」がスタート”. WebNewtype (2016年4月7日). 2018年2月5日閲覧。
- ^ The Anime Awards - Crunchyroll
- ^ Anime TrendingさんはTwitterを使っています: 「Congratulations to Cyberpunk: Edgerunners for winning BEST ORIGINAL SCREENPLAY at #9thATA! This award goes to Masahiko Otsuka, Yoshiki Usa, and Bartosz Sztybor for writing the screenplay. This is Cyberpunk: Edgerunner's second win tonight. https://t.co/GBL0NnBmrv」 / Twitter
- ^ 小学館::ガガガ文庫:ライトノベル大賞
外部リンク
[編集]- うーさーのその日暮らし
- うーさー (@wooser) - X(旧Twitter)(宇佐個人のアカウント)