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小野慎

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』

小野 慎(おの しん[1])は、日本化学者博士(理学)[1][2]。専門は生体機能関連化学(ペプチド化学・タンパク質化学・酵素化学)、生化学[2]金沢工業大学バイオ・化学部応用化学科教授(2019年度現在)[2]

経歴

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鹿児島県立甲南高等学校を経て[2]1985年3月に九州大学理学部化学科を卒業[1]。同大学院理学研究科化学専攻修士課程修了、同後期博士課程中途退学[2]。その後、1994年3月に論文「The study on the interactions between peptides adopting amphipathic β-structure and phospholipid matrices(両親媒性β構造を形成するペプチドとリン脂質膜との相互作用)」で九州大学より博士(理学)を授与される[3]

1989年より熊本工業大学(現・崇城大学)工学部応用微生物工学科助手を務め、1992年より富山大学工学部助手、講師を経て同助教授、准教授[2]。富山大学助手時にジョージア工科大学留学[2]2014年に富山大学工学部准教授を退任して、金沢工業大学バイオ・化学部教授に就任[1][2]

日本化学会、日本ペプチド学会、高分子学会日本生化学会日本農芸化学会アメリカ化学会に所属[1]

脚注

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  1. ^ a b c d e Researchmap小野慎 2019年12月11日更新、2020年1月3日閲覧
  2. ^ a b c d e f g h 金沢工業大学バイオ・化学部応用化学科小野慎研究室 2020年1月3日閲覧
  3. ^ CiNii博士論文 2020年1月3日閲覧