幸平一家
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設立 | 幕末 |
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設立者 | 藤沢幸平 |
本部 | 〒173-0024 東京都板橋区大山金井町54-15 |
首領 | 加藤英幸 |
活動範囲 | 東京都・埼玉県 |
上部団体 | 住吉会 |
幸平一家(こうへいいっか)は、東京都板橋区大山金井町に本部を置く博徒系暴力団で、指定暴力団・住吉会の二次団体。
略歴
[編集]幕末の侠客「江古田幸平(えこだのこうへい)」こと藤沢幸平が結成した。
初代・藤沢幸平の家紋だった「下がり藤」を代紋として使用している[1]。
十代目総長青田富太郎は、住吉会の前身組織である港会会長に襲名した。
山口組も戦闘力に一目置く[2]、住吉会のなかでも武闘派として知られる組織である[3]。
傘下の新宿や東中野などを仕切る堺組、加藤連合会、義勇会などは関東連合や怒羅権のOBの一部を組員に組み入れている[2][4]。
縄張
[編集]池袋、上板橋、高田馬場、椎名町、江古田、沼袋、中野、中野新橋、新宿落合、早稲田、雑司ヶ谷、牛込、神楽坂、中井、目白、井草、宇都宮、旧二本木一家の埼玉地域
歴代総長
[編集]- 初代 - 藤沢幸平
- 二代目 - 矢島熊蔵
- 三代目 - 寺沢久太郎
- 四代目 - 浅井藤助
- 五代目 - 森田音次郎
- 六代目 - 足立勘助
- 七代目 - 高山寅吉
- 八代目 - 佐藤虎吉
- 九代目 - 本橋政夫
- 十代目 - 青田富太郎(港会会長)
- 十一代目 - 清水幸一
- 十二代目 - 築地久松
- 十三代目 - 加藤英幸(住吉会代表代理)
構成
[編集]- 総長 - 加藤英幸(住吉会副総裁)
- 総長代行 - 小坂 聡(新宿落合貸元・加藤連合会会長)
- 総長舎弟 - 佐藤鉄栄(上板橋貸元・佐藤睦会会長)
- 理事長 - 藤本政弘(高田馬場貸元・二代目大昇會会長)
- 幹事長 - 入里林一(早稲田貸元・幸友会会長)
- 本部長 - 青木健二(雑司ヶ谷貸元・青木会会長)
- 総長室長 - 金子君生(金子組組長)
- 事務局長 - 堺 俊二(沼袋貸元・中野新橋貸元・堺組組長)
- 幹事長補佐 - 金 亨東(東中野貸元・義勇会会長)
- 幹事長補佐 - 斉藤順平(池袋貸元・貴幸会長)
- 幹事長補佐 - 大和田孝義(狭山ヶ丘・小手指貸元・大和田会会長)
- 幹事長補佐 - 土屋和雄(瑞穂・箱根ヶ崎貸元・土屋総業組長)
- 幹事長補佐 - 藤田義明(牛込貸元・藤田組組長)
- 幹事長補佐 - 山口和人(江古田貸元・雄心会会長)
- 幹事長補佐 - 大崎 誠(神楽坂貸元・大崎組組長)
- 執行部 - 日比康永(入間貸元・日比睦会会長)
- 執行部 - 安藤 博(目白貸元・安藤組組長)
- 執行部 - 荒野薫山(入曽・堀兼貸元・荒野会会長)
- 執行部 - 堀内和男(井草貸元・堀内組組長)
- 総長付 - 渡辺英司(大昇會中野南責任者、渡辺組組長)
- 総長付 - 木本在成(中野北責任者・木本組組長)
- 総長付 - 木村一夫(元加治責任者・木村組組長)
- 総長付 - 小原康之(武蔵藤沢責任者・小原組組長)
- 総長付 - 引地章夫(引地組組長)
- 総長付 - 佐藤浩一(佐藤睦会理事長)
- 総長付 - 西川就司(小湊興業組長)
- 直参 - 本田元義(本田組組長)
- 直参 - 大波 豊(大豊会会長)
- 直参 - 小林邦夫(小林興業組長)
- 直参 - 葛城幸男(葛城組組長)
- 直参 - 長谷川清(長谷川組組長)
- 直参 - 土屋玉樹(土屋組組長)
- 直参 - 亀谷一義(亀谷組組長・北海道)
- 直参 - 土屋祐治郎(土屋組組長・浜松市)
その他
[編集]脚注
[編集]- ^ “月刊実話時代 12月号”. 中野ジローの暴走日記. 2020年10月7日閲覧。
- ^ a b ハード・ノンフィクションの巨匠、溝口敦著 『溶けていく暴力団』第三章「飛んでる半グレ集団」全文公開! 現代ビジネス
- ^ 【衝撃事件の核心】山口組分裂でくすぶる仁義なき〝極道再編〟「関東二強暴力団」住吉会、稲川会にも余波、一枚岩でないウラ事情 産経WEST
- ^ “学校近くに組事務所開設 容疑の組長ら逮捕 警視庁”. 産経ニュース (2018年11月23日). 2020年5月25日閲覧。
- ^ “住吉会本部事務所を家宅捜索 特殊詐欺事件で逮捕”. FNN (2020年4月3日). 2020年4月4日閲覧。
参考文献
[編集]- 山平重樹『一徹ヤクザ伝 高橋岩太郎』幻冬舎<アウトロー文庫>、2004年、ISBN 4-344-40596-X
- 実話時代(創雄社)2007年11月号