日通NECロジスティクス
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種類 | 株式会社 |
---|---|
略称 | 日通NECロジ |
本社所在地 |
日本 〒211-0063 神奈川県川崎市中原区小杉町1丁目403番地 武蔵小杉STMビル |
設立 | 1972年2月28日 |
業種 | 倉庫・運輸関連業 |
法人番号 | 5020001075142 |
事業内容 | 貨物利用運送事業、貨物自動車運送事業、通関業、倉庫業など |
代表者 |
関根章好(代表取締役執行役員会長) 藁谷真司(代表取締役執行役員社長) |
資本金 | 3億8000万円[1] |
発行済株式総数 | 760,000株[2] |
売上高 |
連結:543億円 (2021年3月期)[3] |
純利益 |
単体:18億3500万円 (2021年3月期)[1] |
総資産 |
単体:213億1900万円 (2021年3月期)[1] |
従業員数 |
連結:2,128名 (2021年3月31日現在)[3] |
決算期 | 3月31日 |
主要株主 |
日本通運 70%[2] 日本電気 30%[2] |
主要子会社 | 関係会社の項目を参照 |
外部リンク | https://www.nittsu-necl.co.jp |
日通NECロジスティクス株式会社(にっつうエヌイーシーロジスティクス、英: Nittsu NEC Logistics, Ltd.)は、神奈川県川崎市に本社を置く、NXグループの電気系総合物流会社である[2]。旧社名は「NECロジスティクス」であり、現在も日本電気(NEC)が株式の30%を保有している。
概要
[編集]1972年「日電物流センター」として設立。1992年に日電物流センター、日本電気貿易業務、NEC商品物流センターの3社が合弁で「NECロジスティクス」を設立し、以降もNECグループの物流業務を担う[注 1]。2013年3月27日に日本通運が同社に出資し、合弁会社化することを発表[4]。NECは海外展開を積極化する際に海外の物流に強みを持つ日本通運と組み、事業拡大を円滑化する狙いがある[4]。一方、日本通運はNECロジスティクスがIT業界向けの物流に強みを持っていることから、同分野への事業展開を円滑化する狙いがある[4]。同年、社名を「日通NECロジスティクス」に変更[4]。その後、2014年12月1日、日本通運が2013年3月にNECと合意した戦略的業務提携に沿って同社の株式を追加取得したことを発表[5]。持分比率を49%から51%へ引き上げたことにより連結子会社化をし、日本通運グループ入りした[5]。
沿革
[編集]- 1972年(昭和47年)- 株式会社日電物流センターを設立
- 1973年(昭和48年)- 日本電気貿易業務株式会社を設立
- 1976年(昭和51年)- 株式会社NEC商品物流センターを設立
- 1992年(平成4年)- 上記三社が合弁し、「NECロジスティクス株式会社」設立
- 1995年(平成7年)- 日本電気株式会社との合資によりタイに会社設立
- 1999年(平成11年)-
- 2002年(平成14年)- オランダに海外法人設立[6]
- 2003年(平成15年)
- 2005年(平成17年)- 香港法人が上海に2法人目を設立[9]
- 2008年(平成20年)- NECトーキンロジスティクス株式会社を吸収合併[10]
- 2013年(平成25年)- 株式譲渡により、日本電気株式会社と日本通運株式会社の合弁会社として、「日通NECロジスティクス株式会社」へ社名変更[4]
- 2014年(平成26年)- 資本比率の変動により、日本通運株式会社の連結子会社となる[5]
- 2016年(平成28年)- フィリピンに海外法人設立[11]
本社・支店
[編集]- 本社 - 神奈川県川崎市
- 支店 - 北海道(札幌市)、仙台(仙台市)、福島(福島市)、北関東(上里町)、千葉(成田市)、東東京(品川区)、府中(府中市)、京浜(川崎市)、神奈川(大井町)、甲府(甲府市)、中部(名古屋市)、関西(摂津市)、中国四国(岡山市)、九州(福岡市)
関係会社
[編集]海外
[編集]- Nippon Express NEC Logistics Hong Kong Limited - 香港
- Nippon Express NEC Logistics (Shenzhen) Ltd.[8] - 中国
- Nippon Express NEC Logistics(Shanghai) Ltd.[9] - 中国
- Nippon Express NEC Logistics Taiwan Ltd. - 台湾
- Nippon Express NEC Logistics (Thailand) Co., Ltd. - タイ
- Nippon Express NEC Logistics Philippines, Inc.[11] - フィリピン
- Nippon Express NEC Logistics Singapore Pte. Ltd. - シンガポール
- Nittsu NEC Logistics,Ltd. - 韓国
- Nippon Express NEC Logistics Europe B.V.[6] - オランダ
- Nippon Express NEC Logistics America,Inc.[7] - アメリカ
脚注
[編集]注釈
[編集]- ^ 2012年3月期の売上高627億8000万円のうち、NECグループ以外の荷主企業との取引(外販比率)は約3割。
出典
[編集]- ^ a b c “日通NECロジスティクス株式会社 第50期決算公告”. 官報決算データベース 2021年7月18日閲覧。
- ^ a b c d 会社四季報 未上場会社版2021年版. 東洋経済新報社
- ^ a b “会社概要”. 日通NECロジスティクス株式会社 2021年7月18日閲覧。
- ^ a b c d e “NEC、日通と提携、NECロジを合弁会社化”. Logistics Today 2021年7月18日閲覧。
- ^ a b c “日通、日通NECロジの株式を追加取得、子会社化”. Logistics Today 2021年7月18日閲覧。
- ^ a b “NECロジスティクス/オランダに現地法人設立”. LNEWS 2021年7月18日閲覧。
- ^ a b “NECロジスティクス/NEC Logistics America Inc.株式取得”. LNEWS 2021年7月18日閲覧。
- ^ a b “NECロジスティクス/深セン法人設立”. LNEWS 2021年7月18日閲覧。
- ^ a b “NECロジスティクス/上海にグループ会社設立”. LNEWS 2021年7月18日閲覧。
- ^ “NECロジスティクス/NECトーキンの物流子会社吸収、国内外の物流最適化”. LNEWS 2021年7月18日閲覧。
- ^ a b “日通NECロジ、フィリピン・ビニャンに現地法人設立”. Logistics Today 2021年7月18日閲覧。