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木村隆秀

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
木村 隆秀
きむら たかひで
内閣府大臣政務官就任に際し公表された公式肖像写真
生年月日 (1955-08-10) 1955年8月10日(69歳)
出生地 日本の旗 日本 愛知県名古屋市中川区
出身校 東京経済大学経済学部
前職 愛知県議会議員
所属政党 自由民主党津島派
称号 経済学士
親族 父・木村昭一(愛知県議会議員)

選挙区比例東海ブロック→)
愛知5区
当選回数 4回
在任期間 1996年 - 2003年11月9日
2003年12月9日 - 2009年

選挙区 名古屋市中川区選挙区
当選回数 3回
在任期間 1983年 - 1987年
1991年 - 1996年
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木村 隆秀(きむら たかひで、1955年8月10日 - )は、日本政治家。元衆議院議員(4期)。

初代防衛副大臣国土交通大臣政務官内閣府大臣政務官、衆議院環境委員長等を歴任。

来歴・人物

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愛知県名古屋市中川区生まれ。名古屋市立八熊小学校名古屋市立山王中学校愛知県立熱田高等学校卒業。1978年東京経済大学経済学部卒業。株式会社ニチリョウ勤務後、衆議院議員・西岡武夫の秘書となる[2]

1983年4月、愛知県議会議員選挙に中川区選挙区から立候補し初当選。1987年県議選で落選[3]1991年県議選で2回目の当選。1995年県議選で3選。

1996年第41回衆議院議員総選挙に、愛知5区より自民党公認で出馬。民主党赤松広隆に惜敗するが、比例東海ブロックで復活し初当選。父親が果たせなかった夢を達成した[2]。当選後、当時の橋本龍太郎首相の出身派閥である平成研究会小渕恵三→橋本龍太郎→津島雄二派)に所属[2]

2000年第42回衆議院議員総選挙では再び赤松に敗れるも、比例復活で当選(2期目)。2002年例外的に夫婦の別姓を実現させる会に参加。

2003年第43回衆議院議員総選挙では三たび赤松に敗れ、比例復活もならず落選。しかしその直後、愛知4区から出馬し比例復活で当選した近藤浩公職選挙法違反で逮捕され、同年12月9日に辞職。それに伴い木村は繰り上げ当選した(3期目)。

2005年第44回衆議院議員総選挙では小泉フィーバーに乗り、赤松を破って初めて小選挙区で当選(4期目)。名古屋市の衆議院小選挙区では、自民党唯一の勝利となった。民主王国における勝利は「大金星」と呼ばれた[4]

2006年9月発足の安倍内閣で、防衛庁副長官に任命された。2007年1月の防衛省発足に伴い、初代防衛副大臣に就任。

2007年10月9日、次期総選挙に出馬せず今期限りで政界を引退することを表明する[2][4]。引退の理由として、自身の性格が議員に不向きではないかと考えていたこと、父親が死去した時の年齢と同年齢になったことを節目に自身の今後について考えた結果「普通の生活に戻りたい」という気持ちが高まったことを挙げた[2][4]。突然の引退表明は、一部の関係者・支援者から「無責任」との批判を受けた[2]

なお2年後の2009年第45回衆議院議員総選挙の愛知5区には、後任として愛知県議会元議長の寺西学の息子、寺西睦が歴史的政権交代の大混乱の中で公募により出馬するが、赤松広隆に大差で敗れる。

関係団体

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脚注

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出典

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  1. ^ 衆議院. “議員氏名の正確な表記”. 2024年3月27日閲覧。
  2. ^ a b c d e f “安倍さんに続き?木村議員無責任引退”. Sponichi Annex (スポーツニッポン). (2007年10月9日). オリジナルの2007年10月14日時点におけるアーカイブ。. https://web.archive.org/web/20071014010858/http://www.sponichi.co.jp/society/special/2006sosaisen/KFullNormal20071010050.html 2017年7月20日閲覧。 
  3. ^ 『愛知県議会史 第十四巻』愛知県議会、2010年12月10日、256頁。 
  4. ^ a b c “自民党・木村隆秀衆院議員 突然の引退表明”. 日テレNEWS24. (2007年10月9日). オリジナルの2015年4月17日時点におけるアーカイブ。. https://web.archive.org/web/20150417042355/http://www.news24.jp/articles/2007/10/09/0494834.html 2015年4月17日閲覧。 
公職
先代
創設
日本の旗 防衛副大臣
2007年
次代
江渡聡徳
先代
木村太郎
日本の旗 防衛庁副長官
2006年 - 2007年
次代
防衛副大臣
先代
亀井郁夫
嘉数知賢
奥山茂彦
日本の旗 内閣府大臣政務官
阿南一成
大村秀章と共同

2002年 - 2003年
次代
西川公也
森元恒雄
宮腰光寛
先代
今村雅弘
吉田六左ェ門
岩井國臣
日本の旗 国土交通大臣政務官
田中和徳
木村仁菅義偉
森下博之岩城光英
森下博之と共同

2001年 - 2003年
次代
菅義偉
高木陽介
森下博之
議会
先代
小沢鋭仁
日本の旗 衆議院環境委員長
2005年 - 2006年
次代
西野陽