村手義治
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村手 義治(むらて よしはる、1934年10月20日[1]- )は、日本のロシア文学者、翻訳家。
東京生まれ、長野育ち[2]。1960年早稲田大学文学部露文学専修卒業[3]。1977年からモスクワのプログレス出版に勤務。1984年帰国、翻訳に従事。のち創価大学文学部ロシア語専攻教授[3]。2005年定年。
著書
[編集]- 『250語でできるやさしいロシア会話』(白水社) 1983、のち新版 1997
翻訳
[編集]- 『悪魔の人形』(ジナイーダ・ギッピウス、白水社、20世紀のロシア小説3) 1972
- 『宇宙創世記ロボットの旅』(スタニスワフ・レム、吉上昭三共訳、集英社) 1973、のちハヤカワ文庫 1978
- 『ソルジェニツィン伝』(D・バーグ,G・ファイファー、栗原成郎共訳、河出書房新社) 1976
- 『ドストエフスキーと現代』(U・グラーリニク編、プログレス出版所) 1981
- 『浴槽で発見された手記』(スタニスワフ・レム、サンリオSF文庫) 1983
- 『帝政末期のモスクワ』(B.A.ギリャロフスキー、中央公論社) 1985、のち中公文庫 1990
- 『帝政末期のロシア人』(B.A.ギリャロフスキー、中央公論社) 1986、のち改題『わが放浪わが出会い 帝国末期のロシア人』(中公文庫) 1990
- 『こんにちはチェホフ! 三つの短編を訪ねる』(編訳、春風社) 2011
参考文献
[編集]『こんにちはチェホフ! 三つの短編を訪ねる』訳者紹介