相生カントリー倶楽部
相生カントリー倶楽部 Aioi Country Club | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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所在地 |
日本 兵庫県相生市那波野278番地 | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
概要 | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
開業 | 1960年(昭和35年)7月24日 | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
運営 | メンバーシップコース | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
設計 | 佐藤 儀一 | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
運営者 | 西播開発 株式会社 | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
コース | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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その他 | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
公式サイト | 相生カントリー倶楽部 |
相生カントリー倶楽部(あいおいカントリーくらぶ)は、兵庫県相生市にあるゴルフ場である。
概要
[編集]播磨造船所(後・石川島播磨重工業株式会社)の六岡周三社長は、船舶修理のため駐在している外国船の船員の余暇を慰めるため、また、自社の社員の休暇時に楽しんでもらうため、ゴルフ場を計画した[1]。ゴルフ場の建設用地は、兵庫県相生市の社有の広大な丘陵地に、ゴルフ練習所と8ホールのコース「桜ヶ丘ゴルフ場」を開場した[1]。
その後、市民の利用が増え、会員制への要望が高まり、1959年(昭和34年)5月31日、コース設計は佐藤儀一に依頼し、コースの造成工事が着工された[1]。造成工事は、ゴルフ場の造成工事で実績豊富な安達建設に依頼した[1]。安達建設は「普通ならば1ホールしか取れない処へ2ホールを入れるようなこともあって」「直径2メートルのコルゲートパイプをコースの下に埋め込み、このトンネルを利用して次のコースへゆかねばならぬような箇所を造らざるを得なかった」と嘆いた[1]。用地面積15万坪(後・20万坪に拡張)では、きしきしときしむように詰め込まれたようである[1]。
1960年(昭和35年)7月24日、18ホール、6,066ヤード、パー70(後・パー72)のゴルフ場が完成した[1]。クラブハウスは、戦時中、播磨造船所が診療所を開設する目的で建設した木造2階建ての建物が、医者が集まらず遊んでいた建物を利用した[1]。開場後、佐藤儀一は「ゴルフはボールの飛んでゆくところだけ拡げれば良い」が持論だったいう、「18ホールの平面図を見ると蛇が蛙を呑んだ様な形のホールが随所にできた」という[1]。それでも、開場されたコースに播磨造船所は大満足で、プレーヤーたちを喜ばせた[1]。
所在地
[編集]〒678-0011 兵庫県相生市那波野278番地
コース情報
[編集]- 開場日 - 1960年7月24日
- 設計者 - 佐藤 儀一
- 面積 - 660,000m2(約19.9万坪)
- コースタイプ - 丘陵コース
- コース - 18ホールズ、パー72、6,102ヤード、コースレート68.4
- フェアウェー - コウライ
- ラフ - ノシバ
- グリーン - 1グリーン、コウライ
- ラウンドスタイル - キャディとセルフ併用、乗用カート使用、ツーサム可
- 練習場 - 無し
- 休場日 - 不定休[2][3]
クラブ情報
[編集]ギャラリー
[編集]交通アクセス
[編集]脚注
[編集]- ^ a b c d e f g h i j 『美しい日本のゴルフコース BEAUTIFUL GOLF CULTURE IN JAPAN 日本のゴルフ110年記念 ゴルフは日本の新しい伝統文化である』、ゴルフダイジェスト社「美しい日本のゴルフコース」編纂委員会編、「船舶修理で長期逗留する船員のため造船所敷地に8ホールを造成したのがルーツ」、東京 ゴルフダイジェスト社、2013年12月、2021年4月26日閲覧
- ^ a b 「相生カントリー倶楽部」、ゴルフダイジェスト、2021年4月26日閲覧
- ^ a b 「相生カントリー倶楽部」、ゴルフホットライン、2021年4月26日閲覧
- ^ 「相生カントリー倶楽部」、アクセス、2021年4月26日閲覧
関連文献
[編集]- 『ゴルフ場ガイド 西版』、2006-2007、「相生カントリー倶楽部」、東京 ゴルフダイジェスト社、2006年5月、2021年4月26日閲覧
- 『美しい日本のゴルフコース BEAUTIFUL GOLF CULTURE IN JAPAN 日本のゴルフ110年記念 ゴルフは日本の新しい伝統文化である』、ゴルフダイジェスト社「美しい日本のゴルフコース」編纂委員会編、「船舶修理で長期逗留する船員のため造船所敷地に8ホールを造成したのがルーツ」、東京 ゴルフダイジェスト社、2013年12月、2021年4月26日閲覧