石黒馨
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石黒 馨(いしぐろ かおる、1954年[1] - )は、日本の経済学者。専門は、国際経済学、国際政治経済学。学位は、博士(経済学)[1]。
略歴
[編集]愛知県生まれ。神戸大学大学院経済学研究科博士課程修了。阪南大学経済学部講師・助教授(1985-92年)、立命館大学経済学部助教授(1993-97年)、神戸大学大学院経済学研究科教授(1998-2020年)を経て、現在、神戸大学名誉教授。
著書
[編集]単著
[編集]- 『国際政治経済の理論――覇権協調論の構想』(勁草書房, 1998年)
- 『開発の国際政治経済学――構造主義マクロ経済学とメキシコ経済』(勁草書房, 2001年)
- 『入門・国際政治経済の分析――ゲーム理論で解くグローバル世界』(勁草書房, 2007年)
- 『インセンティブな国際政治学――戦争は合理的に選択される』(日本評論社, 2010年)
- 『国際経済学を学ぶ』(ミネルヴァ書房, 2012年)
- 『国際貿易交渉と政府内対立――2レベルゲーム分析』(勁草書房, 2017年)
- 『グローバル政治経済のパズル――ゲーム理論で読み解く』(勁草書房, 2019年)
- 『サムナンと学ぶ SDGsの経済学――カンボジア農村の貧困と幸福度』(晃洋書房, 2021年)
編著
[編集]- 『ラテンアメリカ経済学――ネオ・リベラリズムを超えて』(世界思想社, 2003年)
- 『FTA/EPA推進に何が必要か――農業・林業・介護士制度の改革』(勁草書房, 2011年)
共編著
[編集]- (上谷博)『ラテンアメリカが語る近代――地域知の創造』(世界思想社, 1998年)
- (関下稔・関寛治)『現代の国際政治経済学――学際知の実験』(法律文化社、1998年)
- (上谷博)『グローバルとローカルの共振――ラテンアメリカのマルチチュード』(人文書院, 2007年)
- (初谷譲次)『創造するコミュニティ――ラテンアメリカの社会関係資本』(晃洋書房, 2014年)
共著
- 『ラテンアメリカのインフレーション』(アジア経済出版, 1990年)
- 『ラテンアメリカの経済』(新評論, 1993年)
- 『国際経済理論の地平』(東洋経済新報社, 2001年)
- 『国際経済理論』(有斐閣, 2003年)
- 『統合と分離の国際政治経済学』(ナカニシヤ出版, 2004年)
- 『国際政治辞典』(弘文堂, 2005年)
- 『規範と交渉』(法律文化社, 2007年)
- 『岐路に立つグローバリゼーション』(ナカニシヤ出版, 2008年)
- 『地球秩序のシミュレーション分析』(日本評論社, 2009年)
- 『ハンドブック経済学』(ミネルヴァ書房, 2011年)
- 『メキシコ その現在と未来』(行路社, 2011年)
- 『国際紛争と協調のゲーム』(有斐閣, 2013年)
- 『グローバル危機の構造と日本の戦略』(晃洋書房, 2013年)
- 『ハンドブック経済学 改訂版』(ミネルヴァ書房, 2016年)
- 『国際関係研究の方法』(東京大学出版会, 2021年)
- Games in International Conflict and Cooperation in Asia(Springer, 2017年)
- Emerging Risks in a World of Heterogeneity(Springer, 2018年)
- The Sage Handbook of Asian Foreign Policy(Sage, 2019年)
訳書
[編集]脚注
[編集]- ^ a b 石黒馨 プロフィール HMV&BOOKS 2022年10月閲覧