神護景雲
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神護景雲(じんごけいうん、旧字体:神󠄀護景雲)は、日本の元号の一つ。天平神護の後、宝亀の前。767年から770年までの期間を指す。この時代の天皇は称徳天皇。
この年号以後、現代まで、四文字の元号が使われたことはない。四文字の元号の中では唯一「天平」の文字が入らないが、天平神護から「神護」の名称を引き継いでおり、この年号までがいわゆる『天平文化』の範疇である。
改元
[編集]神護景雲年間の出来事
[編集]- 元年(767年)
- 陸奥の伊治城完成。
- 2年(768年)
- 全国から善行の者9人が選ばれ賞を与えられ終生の税を免ぜられた。その内信濃国からは水内郡の刑部千麻呂(友情)と倉橋部広人(税の肩代わり)、伊那郡の他田舎人千世売(科野国造後裔、節婦・税の免除と爵二級も)、更級郡の建部大垣の4人。対馬嶋上県郡の人で高橋連波自采女(貞婦・孝養)、備後国葦田郡の人で網引公金村(孝養・税の免除と爵二級も)、甲斐国八代郡の人で小谷直五百依(孝養、甲斐国造後裔)、石見国美濃郡の人で額田部蘇提売が貞婦・社会貢献。武蔵国入間郡の人で矢田部黒麻呂(彼は宝亀3年の受賞で賞の内容は戸の揺を免ず)。
- 3年(769年)
- 4年(770年)
死去
[編集]- 4年
- 8月4日 - 称徳天皇
西暦との対照表
[編集]※は小の月を示す。
神護景雲元年(丁未) | 一月※ | 二月※ | 三月 | 四月※ | 五月 | 六月※ | 七月 | 八月 | 九月※ | 十月 | 十一月 | 十二月※ | |
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ユリウス暦 | 767/2/4 | 3/5 | 4/3 | 5/3 | 6/1 | 7/1 | 7/30 | 8/29 | 9/28 | 10/27 | 11/26 | 12/26 | |
神護景雲二年(戊申) | 一月 | 二月※ | 三月※ | 四月 | 五月※ | 六月 | 閏六月※ | 七月 | 八月※ | 九月 | 十月 | 十一月 | 十二月※ |
ユリウス暦 | 768/1/24 | 2/23 | 3/23 | 4/21 | 5/21 | 6/19 | 7/19 | 8/17 | 9/16 | 10/15 | 11/14 | 12/14 | 769/1/13 |
神護景雲三年(己酉) | 一月 | 二月※ | 三月※ | 四月 | 五月※ | 六月※ | 七月 | 八月※ | 九月 | 十月 | 十一月 | 十二月 | |
ユリウス暦 | 769/2/11 | 3/13 | 4/11 | 5/10 | 6/9 | 7/8 | 8/6 | 9/5 | 10/4 | 11/3 | 12/3 | 770/1/2 | |
神護景雲四年(庚戌) | 一月※ | 二月 | 三月※ | 四月※ | 五月 | 六月※ | 七月※ | 八月 | 九月※ | 十月 | 十一月 | 十二月 | |
ユリウス暦 | 770/2/1 | 3/2 | 4/1 | 4/30 | 5/29 | 6/28 | 7/27 | 8/25 | 9/24 | 10/23 | 11/22 | 12/22 |