私を喰べたい、ひとでなし
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私を喰べたい、ひとでなし | |
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ジャンル | サスペンス[1]、百合[2] |
漫画 | |
作者 | 苗川采 |
出版社 | KADOKAWA |
掲載誌 | 電撃マオウ |
レーベル | 電撃コミックスNEXT |
発表号 | 2020年10月号 - |
発表期間 | 2020年8月27日 - |
巻数 | 既刊9巻(2024年10月25日現在) |
アニメ | |
原作 | 苗川采 |
総監督 | 葛谷直行 |
監督 | 鈴木裕輔 |
シリーズ構成 | 広田光毅 |
脚本 | 広田光毅 |
キャラクターデザイン | 郁山想 |
音楽 | 井内啓二 |
アニメーション制作 | スタジオリングス |
放送局 | 未発表 |
放送期間 | 2025年 - |
テンプレート - ノート | |
プロジェクト | 漫画・アニメ |
ポータル | 漫画・アニメ |
『私を喰べたい、ひとでなし』(わたしをたべたい ひとでなし)は、苗川采による日本の漫画作品。『電撃マオウ』(KADOKAWA)にて、2020年10月号から連載中[3]。
多くの妖怪を惹きつける血肉を持つ少女・比名子のもとに、彼女を食べたいという人魚の汐莉が現れ、比名子が成熟するまで他の妖怪から彼女を守り、いずれ食べると約束するところから始まる物語[1]。
2021年6月には第2巻の発売記念として本作のイメージPVが公開された[4][5]。また百合ナビの第5回百合漫画総選挙のストーリー部門で9位に選ばれた[6]。テレビアニメが2025年に放送予定[1]。
あらすじ
[編集]過去に事故で家族を失い、心に暗い影を落としたまま日々を過ごしていた比名子のもとに、あるとき人魚の少女汐莉が現れる。比名子の血肉は妖怪たちにとっては特別に美味であり、汐莉も比名子が成熟するまで外敵から比名子を守るためにやってきたのだという。事故以来、漠然と死を望んでいた比名子はそれを受け入れ、食べられる日を待つことになる。
登場人物
[編集]声の項はテレビアニメ版の声優。
- 八百歳 比名子(やおとせ ひなこ)
- 声 - 上田麗奈[1]
- 本作の主人公。海辺の街で一人暮らしをしている女子高生[7]。
- 近江 汐莉(おうみ しおり)
- 比名子のもとに現れた人魚の少女[7]。
- 社 美胡(やしろ みこ)
- 比名子のクラスメイトで幼なじみ。正体は「オキツネ様」として知られる人喰いの妖怪[8]。
作風
[編集]本作の舞台は海辺の穏やかな田舎町のイメージで設定されているが、一部は愛媛県伊予市[4]など作者の苗川の地元である中予地方がモデルとなっている[9]。
仄暗い少女たちの拗れた関係が描かれている[9]。
書誌情報
[編集]- 苗川采『私を喰べたい、ひとでなし』KADOKAWA〈電撃コミックスNEXT〉、既刊9巻(2024年10月25日現在)
- 2021年2月27日発売[10][11]、ISBN 978-4-04-913658-6
- 2021年6月25日発売[12][5]、ISBN 978-4-04-913873-3
- 2021年11月27日発売[8]、ISBN 978-4-04-914079-8
- 2022年5月27日発売[13]、ISBN 978-4-04-914429-1
- 2022年9月26日発売[14]、ISBN 978-4-04-914606-6
- 2023年3月27日発売[15]、ISBN 978-4-04-914947-0
- 2023年8月25日発売[16]、ISBN 978-4-04-915196-1
- 2024年2月26日発売[17]、ISBN 978-4-04-915531-0
- 2024年10月25日発売[18]、ISBN 978-4-04-916065-9
テレビアニメ
[編集]この節には放送または配信開始前の番組に関する記述があります。 |
2025年に放送予定[1]。アニメーション制作はスタジオリングスで、シリーズ元請けとなるのは本作が初である[1]。
スタッフ
[編集]- 総監督 - 葛谷直行[1]
- 監督 - 鈴木裕輔[1]
- シリーズ構成・脚本 - 広田光毅[1]
- キャラクターデザイン - 郁山想[1]
- 音響監督 - 納谷僚介[1]
- 音楽 - 井内啓二[1]
- プロデュース - インフィニット[1]
- アニメーション制作 - スタジオリングス[1]
出典
[編集]- ^ a b c d e f g h i j k l m n “「私を喰べたい、ひとでなし」2025年TVアニメ化!比名子役は上田麗奈”. コミックナタリー. ナターシャ (2024年10月21日). 2024年10月21日閲覧。
- ^ “マンガ誌編集長が選ぶ、2021年のイチオシ作品 Vol.1 恋愛マンガからダークファンタジーまで、26人の編集者が回答”. コミックナタリー (ナターシャ). (2022年1月31日) 2022年2月11日閲覧。
- ^ “豚転生作品「豚のレバーは加熱しろ」マンガ版&苗川采の新連載がマオウで開始”. コミックナタリー (ナターシャ). (2020年8月27日) 2021年6月23日閲覧。
- ^ a b “【イメージPV公開】孤独な少女と人魚の邂逅を描く『私を喰べたい、ひとでなし』”. PR TIMES (2021年6月23日). 2021年6月24日閲覧。
- ^ a b “「私を喰べたい、ひとでなし」2巻、海に引き込まれるようなイメージPVを公開”. コミックナタリー (ナターシャ). (2021年6月23日) 2021年11月27日閲覧。
- ^ “第5回 百合漫画総選挙 結果発表”. 百合ナビ (2021年11月1日). 2021年11月2日閲覧。
- ^ a b “『私を喰べたい、ひとでなし』第1巻が本日発売!”. 電撃オンライン (KADOKAWA). (2021年2月27日) 2021年6月23日閲覧。
- ^ a b “私を喰べたい、ひとでなし 3”. KADOKAWA. 2021年11月27日閲覧。
- ^ a b 単行本1巻, pp. 162–163, あとがき.
- ^ “私を喰べたい、ひとでなし 1”. KADOKAWA. 2021年6月23日閲覧。
- ^ “暗く沈む死にたい少女と、彼女を食べたい人魚「私を喰べたい、ひとでなし」1巻”. コミックナタリー (ナターシャ). (2021年2月27日) 2021年6月23日閲覧。
- ^ “私を喰べたい、ひとでなし 2”. KADOKAWA. 2021年6月25日閲覧。
- ^ “私を喰べたい、ひとでなし 4”. KADOKAWA. 2022年5月27日閲覧。
- ^ “私を喰べたい、ひとでなし 5”. KADOKAWA. 2022年9月26日閲覧。
- ^ “私を喰べたい、ひとでなし 6”. KADOKAWA. 2023年3月27日閲覧。
- ^ “私を喰べたい、ひとでなし 7”. KADOKAWA. 2023年8月24日閲覧。
- ^ “私を喰べたい、ひとでなし 8”. KADOKAWA. 2024年2月26日閲覧。
- ^ “私を喰べたい、ひとでなし 9”. KADOKAWA. 2024年10月25日閲覧。
参考文献
[編集]- 苗川采『私を喰べたい、ひとでなし 1』KADOKAWA〈電撃コミックスNEXT〉、2021年2月27日。ISBN 978-4-04-913658-6。
外部リンク
[編集]- 『私を喰べたい、ひとでなし』公式アカウント (@Wata_Tabe) - X(旧Twitter)
- TVアニメ「私を喰べたい、ひとでなし」公式サイト
- 「私を喰べたい、ひとでなし」TVアニメ公式 (@wttb_tv) - X(旧Twitter)