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紅葉愁情

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』

舞踊詩劇[1][2]紅葉愁情』(もみじしゅうじょう)は宝塚歌劇団舞台作品。恵那、瀬戸、仙台、黒磯、伊勢崎、奈良、和歌山、新潟、金沢、丸亀、岡山、下関、徳山、福岡市民会館公演、伊勢、安城、舞鶴、藤沢、習志野、調布、武蔵村山、徳島、久留米、人吉、鹿児島、広島、熊本では『朱に恋うる調べ[2][3]』に改題している。

花組[2][4]公演。作・演出は菅沼潤[1][2]

併演作品は『メイフラワー[2][4]』。

物語

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※『宝塚歌劇年100史(舞台編)』の154ページを参照[1]

室町時代前期、六條御所の将軍の想い人・紋寿は当代随一の白拍子だった。紋寿の姿を垣間見た絵師・菊信は一目で心を心を奪われ、その麗姿が描かせてくれと強引に迫る。六條御所に伺候する若侍・雪丸は、将軍の「望みを叶えよう」との言葉を伝えに来るが、命が惜しければ仰せに乗るなと忠告する。菊信を朱に、雪丸を青になぞらえ、白拍子紋寿への叶わぬ想いを謳い上げた舞踊作品。

公演期間と公演場所

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  • 1983年9月30日 - 11月8日[1] 宝塚大劇場
  • 東京宝塚劇場は未公演)
  • 1984年4月14日 - 4月30日[2] 地方公演(4月14日・恵那、15日・瀬戸、17日・仙台、18日・黒磯、19日・伊勢崎、21日・奈良、22日・和歌山、24日・新潟、25日・金沢、27日・丸亀、28日・岡山、29日・下関、30日・徳山)
  • 1984年5月2日 - 5月6日[2] 福岡市民会館
  • 1984年10月13日 - 11月1日[2] 地方公演(10月13日・伊勢、14日・安城、16日・舞鶴、18日・藤沢、19日・習志野、20日・調布、21日・武蔵村山、23日・徳島、25日・久留米、27日・人吉、28日・鹿児島、30日・広島、11月1日・熊本)

主な配役

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宝塚大劇場

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4月の地方公演・福岡市民会館

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10月、11月の地方公演

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宝塚大劇場公演のデータ

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8場[1]

スタッフ(宝塚大劇場公演)

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脚注

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  1. ^ a b c d e f g 100年史(舞台) 2014, p. 154.
  2. ^ a b c d e f g h i j k l m n o p 80年史 1994, p. 309.
  3. ^ 100年史(舞台) 2014, p. 260.
  4. ^ a b 100年史(舞台) 2014, p. 154、260.
  5. ^ a b c d e f 100年史(人物) 2014, p. 200.
  6. ^ a b c d e f g 100年史(人物) 2014, p. 201.

参考文献

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  • 企画・構成・執筆:橋本雅夫 著、編集統括:北川方英 編『夢を描いて華やかに―宝塚歌劇80年史―』宝塚歌劇団、1994年9月9日。ISBN 4-924333-11-5 
  • 監修・著作権者:小林公一『宝塚歌劇100年史 虹の橋 渡りつづけて(舞台編)』阪急コミュニケーションズ、2014年4月1日。ISBN 978-4-484-14600-3 
  • 監修・著作権者:小林公一『宝塚歌劇100年史 虹の橋 渡りつづけて(人物編)』阪急コミュニケーションズ、2014年4月1日。ISBN 978-4-484-14601-0