翁啓恵
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翁啟惠 Chi-Huey Wong | |
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生誕 |
1948年8月3日(76歳) 台湾 嘉義県義竹郷 |
国籍 |
台湾 アメリカ合衆国 |
研究分野 | 生化学 |
研究機関 |
テキサスA&M大学 スクリプス研究所 中央研究院 国立台湾大学 |
出身校 |
国立台湾大学 マサチューセッツ工科大学 |
博士課程 指導教員 | ジョージ・ホワイトサイズ |
主な受賞歴 |
アーサー・C・コープ賞 (2012) ウルフ賞化学部門 (2014) ウェルチ化学賞 (2021) |
プロジェクト:人物伝 |
翁啓恵 | |
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各種表記 | |
繁体字: | 翁啟惠 |
簡体字: | 翁啓恵 |
和名表記: | おう けいけい |
英語名: | Chi-Huey Wong |
翁 啓恵(おう けいけい、英語: Chi-Huey Wong、1948年8月3日 - )は、台湾出身でアメリカ合衆国の生化学者。専門は糖鎖化学。台湾人初のウルフ賞化学部門、ウェルチ化学賞受賞[1]。中央研究院前院長。
来歴
[編集]台湾嘉義県出身。1970年国立台湾大学(台大)農業化学系卒業後、1977年台大大学院生化科学研究科より修士号、1982年マサチューセッツ工科大学から化学のPh.D.を取得。指導教授はジョージ・ホワイトサイズであった。
台大助教、テキサス農工大学助教授・准教授・教授、スクリプス研究所教授、中央研究院院長、理化学研究所チームリーダー等を歴任した。
受賞歴
[編集]- 1994年 - IUPAC International Carbohydrate Award
- 1998年 - ハリソン・ハウ賞(アメリカ化学会)
- 1999年 - 国際酵素工学賞(米国工学財団)
- 1999年 - クロード・S・ハドソン賞(アメリカ化学会)
- 2000年 - 大統領グリーンケミストリー・チャレンジ賞(アメリカ環境保護庁)
- 2005年 - アメリカ化学会有機合成化学創造賞
- 2008年 - F・A・コットン・メダル[2]
- 2012年 - 第17回日経アジア賞科学技術部門
- 2012年 - アーサー・C・コープ賞(アメリカ化学会)
- 2014年 - ウルフ賞化学部門
- 2015年 - ロバート・ロビンソン賞(王立化学会)[3]
- 2021年 - ウェルチ化学賞
- 2022年 - 化学パイオニア賞(アメリカ化学者協会)[4]
- 2023年 - International Barry Cohen Award(イスラエル化学学会)
- 2023年 - Foundation Lectureship Award(アジア化学協会連盟)
科学アカデミー会員
[編集]- 中央研究院院士
- アメリカ芸術科学アカデミーフェロー
- 米国科学アカデミー会員
- 世界科学アカデミー(TWAS)会員
- 全米発明家アカデミー(NAI)フェロー
- 欧州分子生物学機関(EMBO)会員
出典
[編集]- ^ China (Taiwan), Ministry of Foreign Affairs, Republic of (2021年9月10日). “台湾初、翁啓恵氏が「糖鎖化学」の革命的な発展で米ウェルチ化学賞を受賞” (jp). Taiwan Today. 2022年6月29日閲覧。
- ^ “Cotten Medal”. 2023年4月15日閲覧。
- ^ “Academia Sinica President Chi-Huey Wong Receives 2015 Robert Robinson Award”. www.genomics.sinica.edu.tw. 2019年10月23日閲覧。
- ^ Wu, Hsin-yun; Shih, Hsiu-chuan (12 April 2022). “Taiwanese biochemist Wong Chi-huey receives Chemical Pioneer Award”. Central News Agency 13 April 2022閲覧。 Republished as: “Biochemist receives US 'Pioneer' award”. Taipei Times. (13 April 2022) 13 April 2022閲覧。
参考文献
[編集]- 日外アソシエーツ「現代外国人名録2016」