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花薗悟

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』

花薗 悟(はなぞの さとる、1967年2月 - )は日本語学者。学位は博士大阪外国語大学)。東京外国語大学国際日本学研究院教授。

学歴

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職歴

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  • 2000年4月 - 2001年3月 大阪外国語大学・大阪府立大学園田学園女子大学 非常勤講師
  • 2001年4月 - 2008年3月 東京外国語大学留学生日本語教育センター 講師
  • 2005年4月 - 2011年3月 東京外国語大学大学院博士前期課程兼担(言語応用専攻日本語教育学専修コース)
  • 2008年4月 - 2015年3月 東京外国語大学留学生日本語教育センター 准教授
  • 2009年3月 - 2009年9月 中国赴日本国留学生予備学校(吉林省長春市)基礎日本語教師団団長
  • 2012年10月- 2013年3月 琉球大学研究員
  • 2015年4月 - 2022年3月 東京外国語大学国際日本学研究院 准教授
  • 2022年4月 -        東京外国語大学国際日本学研究院 教授
  • 2023年10月 - 2024年3月 カリフォルニア大学バークレー校訪問研究員

主要業績

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  •  「希望形式の過去 -『~したかった』の文について-」 『日本研究教育年報(1997年度版)』 東京外国語大学 1998.3
  • 「条件形複合用言形式の認定」『国語学』197 国語学会 1999.6
  • 「文法形式としてのモダリティ」 大阪外国語大学博士論文 1999.12
  • 「言語学者奥田靖雄氏の満洲時代について」『近現代東北アジア地域史研究会ニューズレター』14 近現代東北アジア地域史研究会 2002.12
  • 「『Nを通して』と『Nを通じて』」『東京外国語大学日本語教育センター論集』31 2004.3
  • 姫野昌子監修『日本語表現活用辞典』(項目執筆)研究社 2004.5
  • グループKANAME編著『複合助詞がこれでわかる』(分担執筆) ひつじ書房 2007.5
  • 藤森弘子・花薗悟・楠本徹也・宮城徹・鈴木智美編『日本語教育学研究への展望』(共編) ひつじ書房 2009.3
  • 「満洲国時代の奥田靖雄」(『国文学 解釈と鑑賞 950 』)至文堂 2010.7
  • 「民主主義科学者協会言語科学部会-昭和二十年代の奥田靖雄」(『国文学 解釈と鑑賞 957 』)至文堂 2011.1
  •  蘆麗・花薗悟 主編『赴日留学必携』南京大学出版 2012.10[中国]
  • 「日本語教育の方法論を応用した初級沖縄語教科書について」『日本語・日本学研究』4 東京外国語大学国際日本研究センター 2014.3
  • 佐藤武義・前田富祺編『日本語大事典』(項目執筆「願望表現」「希求」)朝倉書店、2014.11
  • 『初級沖縄語』(単著)研究社 2020.3
  • 「テハ条件+評価的用言形式について -「しなくては /しては ならない /いけない」の文法化-」『日本エドワード・サピア協会研究年報』37、日本エドワード・サピア協会、2023
  • 「沖縄首里方言における語頭声門破裂音の機能負担量」『沖縄文化』126、沖縄文化協会、2024

脚注

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  1. ^ a b 東京外国語大学学位規程第2条第2項。
  2. ^ a b 花薗 悟 | 研究者 | 研究活動 | 東京外国語大学東京外国語大学
  3. ^ 学位授与番号甲第7号。