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遊女評判記

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』

『遊女評判記』(ゆうじょひょうばんき)は、江戸時代初期 - 中期に刊行された遊女の評判記。

もとは仮名草子の中に遊廓を案内するものがあった。遊女一人一人の評判を記したものとして1655年明暦元年)の「桃源集」があり、京都嶋原遊郭の高級遊女(太夫・天神)53名を取り上げている。

宝暦(1751-1763年)頃まで刊行されたが、吉原遊廓の太夫が姿を消した時期に刊行が途絶えた。

関連項目

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参考文献

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  • 『江戸名物評判記案内』(中野三敏、岩波新書)
  • 『近世初期遊女評判記集』(小野晋、古典文庫、1965年)
  • 『近世文学資料類従. 仮名草子編』34-36巻(勉誠社、1978-1979年
  • 『初期浮世草子年表・近世遊女評判記年表』(野間光辰、青裳堂書店、1984年)