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酒井董美

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』

酒井 董美(さかい ただよし、1935年 - )は、民話研究者、島根大学名誉教授。

略歴

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松江市出身。1957年島根大学教育学部卒業。玉川大学文学部通信教育課程卒業。島根県下の中学校・高等学校に勤務した後、島根大学法文学部助教授、教授、99年定年退官、名誉教授、鳥取女子短期大学(のち鳥取短期大学)教授、2006年退職。松江市大庭町にある出雲かんべの里館長。山陰両県の口承文芸を収録・研究しており、2005年より山陰民俗学会会長[1]。1987年久留島武彦文化賞受賞[2]

著書

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  • 『「島根」ふるさとの民話』ワン・ライン 1993
  • 『山陰の口承文芸論』三弥井書店 1998
  • 『「島根」隠岐の民話』福本隆男画 ワン・ライン 2000
  • 『「鳥取」ふるさとの民話』福本隆男画 ワン・ライン 2000
  • 『随想山陰つれづれ』新風書房 2003
  • 『山陰のわらべ歌』三弥井書店 2004
  • 『向かい山猿が三匹とおる 石見の民話・民謡・わらべ歌』ハーベスト出版 2009
  • 『さんいんの民話とわらべ歌 島根県・鳥取県』ハーベスト出版 2010
  • 『ふるさとの民話』第1-9集 ハーベスト出版 さんいんの民話シリーズ 2011-14
  • 『山陰のわらべ歌・民話文化論』三弥井書店 2013

共編著

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  • 『石見のわらべうた』田中幸雄採譜 松江今井書店 1962
  • 『県境の町 吉賀地方の社会と文化』森安章,小原徹共著 山陰文化シリーズ 今井書店 1966
  • 『鼻きき甚兵衛 出雲の昔話』田中瑩一共編 桜楓社 1974
  • 『日本の昔話 27 石見の昔話』編 日本放送出版協会 1979
  • 『日本の伝説 出雲・石見の伝説』萩坂昇共著 角川書店 1980
  • 『魚屋と山姥 隠岐・島前の昔話』編 桜楓社 1980
  • 『日本伝説大系 第11巻 山陰編 鳥取・島根』野村純一編集 共著 みずうみ書房 1984
  • 『日本わらべ歌全集 20 下 島根のわらべ歌』尾原昭夫共著 柳原書店 1984
  • 『日本わらべ歌全集 20 上 鳥取のわらべ歌』尾原昭夫共著 柳原書店 1985
  • 『島根の冠婚葬祭 家蔵版』白石昭臣共著 ワン・ライン 2000
  • 『島根の民謡 歌われる古き日本の暮らしと文化』藤井浩基共著 三弥井書店 2009

論文

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  1. ^ 『山陰のわらべ歌・民話文化論』著者紹介
  2. ^ 『現代日本人名録』2002年