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鈴木 平三郎(すずき へいざぶろう、1906年(明治39年)5月26日[1] - 1984年(昭和59年)2月2日[1])は、日本の政治家、医師。東京都三鷹市長(5期)。
東京府北多摩郡三鷹村(三鷹町を経て、現三鷹市)出身。1930年日本大学医学部を卒業。三鷹市で産婦人科医院を開業する。戦時中は軍医として中国大陸に派遣された。戦後は社会党に入党。1937年三鷹村議、1940年三鷹町議、1948年三鷹町公安委員長を経て1955年三鷹市長に就任する。市長在任中は下水道事業に取り組み、1973年に普及率100%を達成させた。市職員を百貨店で研修させたり、庁舎内を禁煙化させるなど独創的な政策を打ち出した。東京都市長会会長、全国市長会副会長を歴任し、1975年に退任した。同年、全国市長会特別表彰、市政功労表彰を受け、1980年三鷹市名誉市長となった。この他、日本大学講師、学校法人日本学園理事長、杏林大学医学部客員教授なども務めた。1984年77歳で死去。墓所は多磨霊園(10-1-17)
- ^ a b 『全国歴代知事・市長総覧』日外アソシエーツ、2022年、150頁。
- 歴代知事編纂会編『日本の歴代市長』第1巻、歴代知事編纂会、1983年。
- 『日本人名大辞典』、講談社。
- WHO 物故者事典1983-1987
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- 吉田賢三郎1(初代 1950.11-1951.4)
- 渡辺萬助(第2代 1951.4-1955.2)
- 鈴木平三郎(第3代 1955.4-1975.4)
- 坂本貞雄(第4代 1975.4-1991.4)
- 安田養次郎(第5代 1991.4-2003.4.29)
- 清原慶子(第6代 2003.4.30-2019.4.29)
- 河村孝(第7代 2019.4.30-現職)
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備考:1旧三鷹町長 カテゴリ |
東京都市長会会長 |
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- 小林吉之助1955.6.10-1957.2.6
- 中嶋舜司1957.4.24-1959.4.30
- 荒井源吉1959.5.14-1963.4.30
- 植竹圓次1963.5.23-1965.5.13
- 桜井三男1965.5.14-1967.5.27
- 鈴木平三郎1967.5.28-1969.5.20
- 青山藤吉郎1969.5.21-1970.3.8
- 矢部隆治1970.3.9-1972.3.8
- 本多嘉一郎1972.3.9-1974.6.30
- 新藤元義1974.7.1-1976.6.30
- 大島宇一1976.7.1-1978.6.30
- 熊木令次1978.7.1-1980.6.30
- 後藤聰一1980.7.1-1983.7.31
- 木部正雄1983.8.1-1985.4.30
- 森直兄1985.5.1-1987.4.16
- 尾崎清太郎1987.5.1-1989.4.30
- 吉野和男1989.5.1-1996.4.30
- 土屋正忠1996.5.1-1998.4.30
- 臼井千秋1998.5.1-1999.4.30
- 波多野重雄1999.5.1-2000.1.28
- 青木久2000.2.25-2002.4.30
- 寺田和雄2002.5.1-2004.4.30
- 石川良一2004.5.1-2006.4.30
- 細渕一男2006.5.1-2007.4.30
- 尾又正則2007.5.1-2008.4.30
- 黒須隆一2008.5.1-2010.4.30
- 北川穣一2010.5.1-2012.4.30
- 馬場弘融2012.5.1-2013.4.26
- 竹内俊夫2013.5.1-2015.4.30
- 並木心2015.5.1-2017.4.30
- 長友貴樹2017.5.1-2019.4.30
- 清水庄平2019.5.1-2021.4.30
- 石阪丈一2021.5.1-2023.4.30
- 渡部尚2023.5.1-
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