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長崎ケーブルメディア

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
株式会社長崎ケーブルメディア
Nagasaki Cable Media Inc.
種類 株式会社
略称 NCM
本社所在地 日本の旗 日本
850-0052
長崎県長崎市筑後町5番8号
設立 1986年(昭和61年)10月24日
業種 情報・通信業
法人番号 9310001001296 ウィキデータを編集
代表者 松藤悟(代表取締役会長
峰利克(代表取締役社長
資本金 4億8,000万円
従業員数 60名
主要株主 長崎放送
エムエスケイ
野母商船
製缶陸運
十八親和銀行
新興タクシー
ネッツトヨタ長崎
ひぐち
長崎トヨペット
昭和タクシー
菅藤産業
長崎石油プロパン
長崎電気軌道
長崎魚市
長崎自動車
長崎新聞社
福建
長崎銀行
丸寿タクシー
観光タクシー
プラネット
林田ビル
長崎プロパン 他
外部リンク http://www.cncm.ne.jp/
特記事項:2020年5月1日より、利用料金等をコンビニ振込票で支払う場合は一通につき200円(税抜)が請求される
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株式会社長崎ケーブルメディア(ながさきケーブルメディア、Nagasaki Cable Media Inc.・通称:NCM)は、長崎県長崎市の一部をエリアとするケーブルテレビ局である。

概要

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長崎市における都市型ケーブルテレビ局として、平成の大合併前の市域を主要エリアとする。地元有力企業が出資するが、民放は長崎放送だけが株主となっている。一方で長崎文化放送に出資する地元長崎新聞も出資している。

県外の民放テレビについては福岡県の民放(RKB毎日放送九州朝日放送福岡放送テレビ西日本)を再送信していたが、系列の被りが無いTVQ九州放送を除いてはデジタル放送開始前に取り止めとなったが、これはNBCが反対した為というよりは地デジ化により山がちな長崎県内においては中継局が数多い故にUHFのチャンネルの空きがほとんど無く、「アナ・アナ変換」を機に県外波を受信出来なくなったという技術的な問題によるところが正確な理由のようである。

デジタル放送の配信は日本デジタル配信のシステムを使用している。なお長崎県内には隣県の佐賀県大分県の様な県内事業者への配信を一括している再配信業者が無く、JC-HITSを採用している事業者もある。

歴史

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  • 1986年(昭和61年)11月1日 - 長崎ケーブルテレビジョン(ながさきケーブルテレビジョン)の名称で、サービス開始。
  • 2000年(平成12年) - 現社名に変更。
  • 2004年(平成16年)4月1日 - TVQ九州放送以外の福岡民放再送信を中止。
  • 2008年(平成20年)12月1日 - TVQデジタル波の再送信を開始。
  • 2012年(平成24年)5月7日 - 長崎市勝山町37番地にあった本社事業所を現在地に移転。

サービスエリア

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全て長崎県で、何れも一部に限られる。

主な放送チャンネル

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地上波系列別再送信局

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NHK-G NHK-E NNN/NNS ANN JNN TXN FNN/FNS JAITS
NHK長崎 長崎国際テレビ 長崎文化放送 長崎放送 TVQ九州放送 テレビ長崎

テレビジョン放送

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  • アナログで斜字になっていない局は「デジアナ変換」による再送信対象。
  • ※は、別途個別に視聴契約が必要なチャンネル。
  • 局名は、未成年者視聴防止策を求められるチャンネル。
デジタル 放送局
D011(1) NHK長崎総合
D021(2) NHK長崎Eテレ
D031(3) NBC長崎放送
D041(4) NIB長崎国際テレビ
D051(5) NCC長崎文化放送
D071(7) TVQ九州放送
D081(8) KTNテレビ長崎
D111(11) ncmコミュニティチャンネル
D121(12) 長崎ケーブルメディア交通情報
D122 お天気チャンネル
BS101(BS1) NHK BS
BS141(BS4) BS日テレ
BS151(BS5) BS朝日
BS161(BS6) BS-TBS
BS171(BS7) BSテレ東
BS181(BS8) BSフジ
BS191(BS9)※ WOWOWプライム
BS192(BS9)※ WOWOWライブ
BS193(BS9)※ WOWOWシネマ
BS200(BS10)※ スターチャンネル
BS211(BS11) BS11イレブン
BS222(BS12) BS12トゥエルビ
BS231 放送大学
C000※ 台湾100チャンネル
C001※ 台湾100.1チャンネル
C002※ 台湾100.2チャンネル
C003※ 台湾100.3チャンネル
C004※ 台湾100.4チャンネル
C005※ 台湾100.5チャンネル
C006※ 台湾100.6チャンネル
C007※ 台湾100.7チャンネル
C008※ 台湾100.8チャンネル
C009※ 台湾100.9チャンネル
C470※ 台湾47チャンネル
C471※ 台湾47.1チャンネル
C472※ 台湾47.2チャンネル
C473※ 台湾47.3チャンネル
C474※ 台湾47.4チャンネル
C475※ 台湾47.5チャンネル
C476※ 台湾47.6チャンネル
C477※ 台湾47.7チャンネル
C478※ 台湾47.8チャンネル
C479※ 台湾47.9チャンネル
C480※ 台湾48チャンネル
C481※ 台湾48.1チャンネル
C482※ 台湾48.2チャンネル
C483※ 台湾48.3チャンネル
C484※ 台湾48.4チャンネル
C485※ 台湾48.5チャンネル
C486※ 台湾48.6チャンネル
C487※ 台湾48.7チャンネル
C488※ 台湾48.8チャンネル
C489※ 台湾48.9チャンネル
C490※ 台湾49チャンネル
C491※ 台湾49.1チャンネル
C492※ 台湾49.2チャンネル
C493※ 台湾49.3チャンネル
C494※ 台湾49.4チャンネル
C495※ 台湾49.5チャンネル
C496※ 台湾49.6チャンネル
C497※ 台湾49.7チャンネル
C498※ 台湾49.8チャンネル
C499※ 台湾49.9チャンネル
C500※ 台湾50チャンネル
C501※ 台湾50.1チャンネル
C502※ 台湾50.2チャンネル
C503※ 台湾50.3チャンネル
C504※ 台湾50.4チャンネル
C505※ 台湾50.5チャンネル
C506※ 台湾50.6チャンネル
C507※ 台湾50.7チャンネル
C508※ 台湾50.8チャンネル
C509※ 台湾50.9チャンネル

福岡民放地上波再送信中止

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当社は長年アナログ放送で福岡県の民放テレビ局を区域外再放送していたが、九州でデジタル放送が始まるより遥か前の2004年3月31日を以って県内局と系列が直には被らないTVQ以外の4局については取り止めた。

長崎県本土側は山地が多い為に平地が極端に少なく、これが諫早湾干拓事業とそれによる周辺県との軋轢の大きな基になっている。テレビジョン放送にもその影響が表れており、県本土側にはかなり多くのテレビジョン中継局が存在する。このため地上デジタルテレビ放送に伴うアナログ周波数変更(アナ・アナ変換)によってただでさえ少ないUHFチャンネルが更に逼迫し、一部地域では暫定設置の補間局をVHFチャンネルで運用せざるを得ない事態となった。この一連の事態で19ch送信をしていたTVQ以外の大牟田民放局と地元中継局のチャンネルが被るなどして受信出来なくなり、周波数確保が出来なくなったのが再送信中止に至った大きな理由である。

長野県の県都・長野市をエリアとする長野ケーブルテレビと境遇は似ているが、信越放送を始めとする地元民放局などから営業面で不満が出て再送信の為に必要な同意を得られなかった為に中止したという点で事情が異なっている。

アナログテレビジョン放送終了により県内のケーブルテレビ他局でも福岡民放の再送信取り止めが相次いだ他、当社でもデジアナ変換の対象からTVQが外された。

またTVQを視聴するにはトランスモレーション方式のみでミニプラン(BS・CSの無料放送およびムービープラス、スーパー!ドラマTVのみのコース)以上のコースの加入が必要となる。

関連項目

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脚注

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外部リンク

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