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間葉

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
間葉
間葉の典型的な細胞と組織
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解剖学用語
胚葉動物の原腸陥入:(1)胞胚(2)原腸胚から胚芽層の形成。外胚葉細胞(オレンジ)の一部は内側に移動して内胚葉(赤)を形成する。

間葉(かんよう、:Mesenchyme)または間葉系結合組織は、主として中胚葉から発生した内の未分化の疎性結合組織の一種である[1][2]。間葉は、個体発生のごく初期に生じる非上皮性組織で、突起によって連絡し合って細網線維細胞および未分化細胞の緩やかな集合体とその間を満たす細胞間物質によって形態学的な特徴としている[3]。 間葉細胞は、軟骨リンパ系循環器系などの結合組織に発展することができる[4][5]

脚注

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  1. ^ Mesenchyme”. Miller-Keane Encyclopedia and Dictionary of Medicine, Nursing, and Allied Health, Seventh Edition. 2015年7月6日閲覧。
  2. ^ Mesenchyme”. Merriam-Webster.com. 2015年7月6日閲覧。
  3. ^ Mesenchymal tissue
  4. ^ Strum, Judy M.; Gartner, Leslie P.; Hiatt, James L. (2007). Cell biology and histology. Hagerstwon, MD: Lippincott Williams & Wilkins. pp. 83. ISBN 0-7817-8577-4 
  5. ^ Sadler, T.W. (2006). Langman's Medical Embryology. en:Lippincott Williams & Wilkins. pp. 68–70. ISBN 0-7817-9485-4 

参考図書

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外部リンク

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