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高柳瑞樹

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
高柳瑞樹
2022年桜花賞表彰式
基本情報
国籍 日本の旗 日本
出身地 北海道
生年月日 (1975-08-01) 1975年8月1日(49歳)
所属団体 JRA
初免許年 2010年
経歴
所属 美浦T.C.(開業 - )
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高柳 瑞樹(たかやなぎ みずき、1975年8月1日 - )は、日本中央競馬会(JRA)・美浦トレーニングセンターに所属している調教師である。弟は調教師の高柳大輔

来歴

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実家は北海道の高柳牧場。子供の頃から牧場の仕事を手伝いをしており、馬に関わっていた。高校から馬術を始め、大学では明治大学の馬術部に入部する[1]

大学卒業後、1999年に競馬学校厩務員過程に入学し、同年に卒業、吉永正人厩舎で厩務員になる。翌月から伊藤伸一厩舎に移り、調教助手を務めた[2]

2010年に調教師試験に合格し、調教師となる[3]。開業までは栗東藤原英昭厩舎の技術調教師となり、同年の12月に美浦トレーニングセンターで開業した。

2011年1月5日中山第1レースをダークフィラメントで初出走(9着)。1月26日川崎第10レースをシリコンフォレストで制し、交流戦において通算4戦目(JRA3戦、地方1戦)で初勝利を挙げる[4]。7月3日函館第6レースをエクソプラネットで制し、JRA初勝利を挙げる[5]

2016年マリーンカップをヴィータアレグリアで優勝、重賞初制覇を飾る[6]

2017年2月5日東京第7レースをロードセレリティで制し、JRA通算100勝を達成[7]

2022年の桜花賞スターズオンアースで優勝、開業12年目で初のGI制覇を達成[8]、その後、優駿牝馬も制しクラシック二冠馬となる。

2022年7月17日福島第12レースをバレルゾーンで制し、JRA通算200勝を達成[9]

調教成績

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日付 競馬場・開催 競走名 馬名 頭数 人気 着順
初出走 2011年1月5日 1回中山1日9R ジュニアC ダークフィラメント 13頭 10 9着
初勝利 2011年1月26日 12回川崎3日10R ガーネットスター賞 シリコンフォレスト 13頭 5 1着
重賞初出走 2012年11月10日 5回東京3日11R 京王杯2歳S ナカナカ 16頭 9 11着
重賞初勝利 2016年4月13日 1回船橋3日11R マリーンC ヴィータアレグリア 10頭 1 1着
GI初出走 2015年12月13日 5回阪神4日11R 阪神JF メジャータイフーン 18頭 14 11着
GI初勝利 2022年4月10日 2回阪神6日11R 桜花賞 スターズオンアース 18頭 7 1着

主な管理馬

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※括弧内は当該馬の優勝重賞競走、太字はGI級競走。

脚注

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  1. ^ 調教師 髙栁瑞樹さんにインタビュー「一頭一頭を大切にし、競走馬として能力を引き出したい」 |明治大学”. Meiji NOW 明治大学の情報サイト|明治大学. 2024年8月24日閲覧。
  2. ^ 高柳瑞樹厩舎の分析サマリー :: 一口馬主DB”. www.umadb.com. 2022年10月20日閲覧。
  3. ^ 角田晃一騎手などが調教師試験に合格 | 競馬ニュース”. netkeiba.com. 2022年10月20日閲覧。
  4. ^ 高柳瑞樹調教師、開業初勝利|競馬実況web|競馬|ラジオNIKKEI”. ラジオNIKKEI. 2022年10月20日閲覧。
  5. ^ 高柳瑞樹調教師、JRA初勝利|競馬実況web|競馬|ラジオNIKKEI”. ラジオNIKKEI. 2022年10月20日閲覧。
  6. ^ ヴィータアレグリアが重賞初V ブチコは直前に除外/マリーンC・船橋 | 競馬ニュース”. netkeiba.com. 2022年10月20日閲覧。
  7. ^ 高柳瑞樹調教師、JRA通算100勝達成|競馬実況web|競馬|ラジオNIKKEI”. ラジオNIKKEI. 2022年10月20日閲覧。
  8. ^ 【桜花賞】高柳瑞樹師12年目でG1初制覇 社台RH吉田代表「久々のG1勝利でうれしい」 - 3歳馬特集 : 日刊スポーツ”. nikkansports.com. 2022年10月20日閲覧。
  9. ^ 高柳瑞樹調教師がJRA通算200勝 現役106人目、G1・2勝 - 競馬 : 日刊スポーツ”. nikkansports.com. 2022年10月20日閲覧。
  10. ^ リバーラ”. www.jbis.or.jp. JBISサーチ. 2022年11月5日閲覧。
  11. ^ トウシンマカオ”. JBISサーチ. 2022年11月27日閲覧。

関連項目

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