2014-15シーズンのFリーグ
2014-15年シーズンのFリーグは、リーグ戦が2014年6月27日に開幕、翌2015年2月15日まで行なわれ、プレーオフが同年2月20日から3月1日まで行なわれた。優勝は名古屋オーシャンズ。
本大会は引き続き森永製菓が特別協賛(タイトルスポンサー)を継続したが、それまでの冠にしていた「ウィダーinゼリー」のブランドが一部変更となり、冠名から「ウィダー」を外し「Fリーグ powered by inゼリー」と改めた。[1]
2014-15年シーズンのFリーグ参加クラブ
[編集]参加クラブは以下のとおりで、今回から新たに2チームが参加した。
- エスポラーダ北海道
- ヴォスクオーレ仙台(新規参入)
- バルドラール浦安
- フウガドールすみだ(新規参入)
- 府中アスレティックFC
- ペスカドーラ町田
- 湘南ベルマーレ
- アグレミーナ浜松
- 名古屋オーシャンズ
- シュライカー大阪
- デウソン神戸
- バサジィ大分
大会スケジュール
[編集]- レギュラーシーズン 2014年6月27日-2015年2月15日
- プレーオフ 2015年2月20日-3月1日
- 1回戦 2月20日(1試合制×2)
- 準決勝・4位決定戦 2月21日(1試合制×2)
- 決勝 2月28日・3月1日(2試合制)
レギュレーション
[編集]今年からクラブ数が2チーム増えたため、前回採用した2シーズン制を廃止、総当りを1回減らして、2012-13年度以来2年ぶりに各チーム3回戦総当たり方式(全体の試合数33試合)のホーム・アンド・アウェー、およびセントラル方式で行われる。
この年は2008-09年度以来、6年ぶりに完全ホーム&アウェー&セントラル各11試合ずつを割当て、セントラル開催は国立代々木競技場第1体育館(渋谷区=1・2節の開幕シリーズ)、駒沢オリンピック公園総合運動場体育館(世田谷区=9節)、グリーンアリーナ神戸(神戸市=13・14節)、きたえーる(札幌市=19・20節)、横浜国際プール(横浜市=25・26節)、テバオーシャンアリーナ(名古屋市=30・31節)の6会場で行われ、駒沢大会を除き、基本2節連戦とし、そのうち1大会につき2カードを金曜日に先行開催する3日間連続開催として行われた。なお、オーシャンアリーナの開催分は、当初那覇市の那覇市総合体育館でのセントラル開催を予定していたが、諸般の都合により断念したことによる代替処置である。[2]
シーズンの結果により1位から5位までのチームはプレーオフに進むことができる。
プレーオフはトーナメント方式で次のように行われる。
- 準決勝・4位決定戦までは、1試合制。同点の場合は直ちに延長戦5分→PK戦で勝敗決定。
- 決勝は2試合2勝制で、1位チームには予め1勝(勝ち点3)分のアドバンテージを与え、第1戦で1位チームが勝った場合はそのチームの優勝。第1戦で、準決勝勝ち抜けチームが制すか、引分けで終わった場合は第2戦を行い、そこで勝ったチームが優勝だが、第1・2戦の合計勝ち点が同じ場合(1位に対するアドバンテージを含め1勝1敗1分けの勝ち点4で終わった場合)は、2試合合計のスコアに関係なく、延長戦5分→PK戦で優勝を決める。
1st Round(1回戦) | 2nd Round(準決勝)、4/5位決定戦 | Final Round(決勝) | ||||||||
1 | ||||||||||
2位チーム | ||||||||||
3(敗戦チームが3位) | ||||||||||
5位チーム | ||||||||||
1の勝者 | ||||||||||
2 | ||||||||||
2の勝者 | ||||||||||
3位チーム | ||||||||||
5 | ||||||||||
4位チーム | ||||||||||
3の勝者 | ||||||||||
1位チーム | ||||||||||
4(勝利チームが4位) | ||||||||||
1の敗者 | ||||||||||
2の敗者 | ||||||||||
結果
[編集]レギュラーシーズン
[編集]順位 | クラブ名 | 試合 | 勝点 | 勝利 | 引分 | 敗戦 | 得点 | 失点 | 得失 | 備考 |
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1 | 名古屋オーシャンズ | 33 | 76 | 24 | 4 | 5 | 134 | 79 | +55 | プレーオフファイナル進出 |
2 | バサジィ大分 | 33 | 69 | 21 | 6 | 6 | 117 | 85 | +32 | プレーオフ1st進出 |
3 | バルドラール浦安 | 33 | 66 | 21 | 3 | 9 | 108 | 80 | +28 | プレーオフ1st進出 |
4 | エスポラーダ北海道 | 33 | 58 | 16 | 10 | 7 | 86 | 68 | +18 | プレーオフ1st進出 |
5 | シュライカー大阪 | 33 | 53 | 15 | 8 | 10 | 87 | 89 | -2 | プレーオフ1st進出 |
6 | フウガドールすみだ | 33 | 51 | 16 | 3 | 14 | 101 | 82 | +19 | |
7 | 府中アスレティックFC | 33 | 50 | 14 | 8 | 11 | 127 | 101 | +26 | |
8 | ペスカドーラ町田 | 33 | 43 | 11 | 10 | 12 | 82 | 79 | +3 | |
9 | デウソン神戸 | 33 | 38 | 10 | 8 | 15 | 90 | 98 | -8 | |
10 | 湘南ベルマーレ | 33 | 20 | 4 | 8 | 21 | 62 | 118 | -56 | |
11 | ヴォスクオーレ仙台 | 33 | 15 | 3 | 6 | 24 | 59 | 129 | -70 | |
12 | アグレミーナ浜松 | 33 | 14 | 2 | 8 | 23 | 64 | 109 | -45 |
プレーオフ
[編集]- ☆・★=決勝戦におけるアドバンテージ分
1st Round(1回戦) | 2nd Round(準決勝)、4/5位決定戦 | Final Round(決勝) | ||||||||
1 | ||||||||||
大分(2位) | ● | |||||||||
3 | ||||||||||
大阪(5位) | ○ | |||||||||
大阪(5位) | ○ | |||||||||
2 | ||||||||||
浦安(3位) | ● | |||||||||
浦安(3位) | ○ | |||||||||
5(名古屋に1勝のアドバンテージ、優勝決定延長戦となり名古屋が勝利) | ||||||||||
北海道(4位) | ● | |||||||||
大阪(5位) | ★△○ | |||||||||
名古屋(1位) | ☆△● | |||||||||
4(4/5位決定戦) | ||||||||||
大分(2位) | ● | |||||||||
北海道(4位) | ◯ | |||||||||
#2 | 2015年2月20日
19:30 |
---|
バルドラール浦安 | 6 - 5 | エスポラーダ北海道 |
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完山徹一 13分, 18分 高橋健介 14分, 16分, 31分 深津孝祐 36分 |
公式記録 | 水上玄太 11分, 18分 鎌塚聖哉 16分 神敬治 25分 室田祐希 37分 |
- Final Round 名古屋オーシャンズ(1位)対シュライカー大阪 会場:テバオーシャンアリーナ
#5 | 2015年2月28日
14:00 |
---|
名古屋オーシャンズ | 4 - 4 | シュライカー大阪 |
---|---|---|
前鈍内マティアスエルナン 7分 八木聖人 11分 セルジーニョ 37分 森岡薫 37分 |
公式記録 | ヴィニシウス 10分, 34分 稲田瑞穂 18分 村上哲哉 29分 |
#6 | 2015年3月1日
13:00 |
---|
名古屋オーシャンズ | 7 - 6 (延長) |
シュライカー大阪 |
---|---|---|
前鈍内マティアスエルナン 3分 ラファエル・サカイ 18分, 19分 森岡薫 27分, 33分, 41分 篠田龍馬 48分 |
公式記録 | 佐藤亮 6分, 30分 ヴィニシウス 10分, 23分 加藤未渚実 11分 田村友貴 30分 |
得点ランキング
[編集]順位 | 選手名 | チーム名 | 得点 |
---|---|---|---|
1 | 森岡薫 | 名古屋オーシャンズ | 31 |
2 | ヴィニシウス | シュライカー大阪 | 28 |
3 | 仁部屋和弘 | バサジィ大分 | 25 |
4 | 宮崎曉 | フウガドールすみだ | 23 |
5 | 星翔太 | バルドラール浦安 | 22 |
小曽戸允哉 | バサジィ大分 | ||
7 | 皆本晃 | 府中アスレティック | 19 |
8 | 芝野創太 | バサジィ大分 | 18 |
水上玄太 | エスポラーダ北海道 | ||
10 | 室田祐希 | エスポラーダ北海道 | 17 |
脚注
[編集]- ^ Fリーグ powered by inゼリー 正式名称使用について(Fリーグリリース2014年4月21日 同7月23日閲覧)
- ^ Fリーグ・セントラル開催地変更について(2014年10月17日 Fリーグリリース)