2016年のスーパーフォーミュラ
表示
2016年のスーパーフォーミュラ | |||
前年: | 2015 | 翌年: | 2017 |
2016年のスーパーフォーミュラは、2016年4月23日・24日に鈴鹿サーキットで開幕し、同年10月29日・30日に鈴鹿サーキットで閉幕した全7戦のシリーズ。
前年からの主な変更点
[編集]レース日程
[編集]前年と同じく全7戦で開催サーキット等にも変化はない。2015年11月6日に日本自動車連盟から日程の発表があった[1]が、FIA 世界耐久選手権との日程のバッティングが発生していた。12月10日に日程重複を解消した日程が日本レースプロモーションから発表された。開幕戦鈴鹿が、当初の日程より1週間後ろ倒しに、最終戦鈴鹿が1週間前倒しとなっている[2]。オートポリスで行われる予定だった第5戦は熊本地震による施設被災のため5月29日に中止が発表、代替戦は9月10-11日に岡山国際サーキットで開催される事が7月15日に発表された。[3][4]
タイヤ
[編集]20年以上にわたり日本のトップフォーミュラにタイヤを供給し、1997年からは独占供給していたブリヂストンが前年限りで撤退[5]したため、今季より横浜ゴムが独占供給することとなった[6]。さらに、第4戦(もてぎ)ではコンパウンドが異なる2種類のタイヤが供給された[7]。
エントラント
[編集]- チームルマンは、平川亮に代えて前年はダンディライアンに所属していたナレイン・カーティケヤンを起用。
- メインスポンサーが伊藤忠エネクスに替わったTEAM IMPULは、アンドレア・カルダレッリに代えて前年は全日本F3選手権にスポット参戦していた関口雄飛を起用。
- ダンディライアンは、2015年のGP2チャンピオンでマクラーレン・ホンダのリザーブドライバーであるストフェル・バンドーンを起用。
- ナカジマレーシングは、グリーンテックの支援拡大により第4戦よりカーネームを変更。
その他
[編集]シリーズの正式名称が『全日本選手権スーパーフォーミュラ』から『全日本スーパーフォーミュラ選手権』へと変更となった[8]。
エントリーリスト
[編集]Car-No. | ドライバー | チーム | カーネーム | エンジン |
---|---|---|---|---|
1 | 石浦宏明 | P.MU/CERUMO・INGING | P.MU/CERUMO·INGING SF14 | TOYOTA RI4A |
2 | 国本雄資 | P.MU/CERUMO·INGING SF14 | ||
3 | ジェームズ・ロシター | KONDO RACING | フジ・コーポレーション KONDO SF14 | TOYOTA RI4A |
4 | ウィリアム・ブラー | フジ・コーポレーション KONDO SF14 | ||
7 | ナレイン・カーティケヤン | SUNOCO TEAM LEMANS | SUNOCO TEAM LEMANS SF14 | TOYOTA RI4A |
8 | 小林可夢偉 | SUNOCO TEAM LEMANS SF14 | ||
10 | 塚越広大 | REAL RACING | REAL SF14 | HONDA HR-414E |
11 | 伊沢拓也 | REAL SF14 | ||
16 | 山本尚貴 | TEAM 無限 | TEAM 無限 SF14 | HONDA HR-414E |
18 | 中山雄一 | KCMG | KCMG Elyse SF14 | TOYOTA RI4A |
19 | ジョアオ・パオロ・デ・オリベイラ | ITOCHU ENEX TEAM IMPUL | ITOCHU ENEX TEAM IMPUL SF14 | TOYOTA RI4A |
20 | 関口雄飛 | ITOCHU ENEX TEAM IMPUL SF14 | ||
34 | 小暮卓史 | DRAGO CORSE | DRAGO CORSE SF14 | HONDA HR-414E |
36 | アンドレ・ロッテラー | VANTELIN TEAM TOM'S | VANTELIN KOWA TOM'S SF14 | TOYOTA RI4A |
37 | 中嶋一貴 | VANTELIN KOWA TOM'S SF14 | ||
40 | 野尻智紀 | DOCOMO TEAM DANDELION RACING | DOCOMO DANDELION M40Y SF14 | HONDA HR-414E |
41 | ストフェル・バンドーン | DOCOMO DANDELION M41S SF14 | ||
64 | 中嶋大祐 | NAKAJIMA RACING | NAKAJIMA RACING SF14 →GREEN TEC/NAKAJIMA SF14(Rd.4〜) |
HONDA HR-414E |
65 | ベルトラン・バゲット | NAKAJIMA RACING SF14 →GREEN TEC/NAKAJIMA SF14(Rd.4〜) |
スケジュール及び勝者
[編集]開催日 | 開催サーキット | 距離・形式 | 優勝者 | ポールポジション | ファステストラップ | 備考 | ||
---|---|---|---|---|---|---|---|---|
Rd1 | 4月23〜24日 | 鈴鹿サーキット | 250km | 山本尚貴 | 山本尚貴 | 関口雄飛 | ||
Rd2 | 5月27〜29日 | 岡山国際サーキット | 250km | 石浦宏明 | 石浦宏明 | 小林可夢偉 | 降雨のため8周でレース終了[9] | |
Rd3 | 7月15〜17日 | 富士スピードウェイ | 250km | ジョアオ・パオロ・デ・オリベイラ | ストフェル・バンドーン | 中嶋一貴 | ||
Rd4 | 8月19〜21日 | ツインリンクもてぎ | 250km | 関口雄飛 | 関口雄飛 | 小林可夢偉 | ||
Rd5 | 9月10〜11日 | 岡山国際サーキット | 2レース | 110km | ストフェル・バンドーン | 中嶋一貴 | 中嶋一貴 | 熊本地震の影響により開催地変更 |
190km | 国本雄資 | 野尻智紀 | 石浦宏明 | |||||
Rd6 | 9月23〜25日 | スポーツランドSUGO | 250km | 関口雄飛 | 関口雄飛 | 関口雄飛 | ||
Rd7 | 10月29〜30日 | 鈴鹿サーキット | 2レース | 110km | 国本雄資 | 石浦宏明 | アンドレ・ロッテラー | |
200km | ストフェル・バンドーン | 石浦宏明 | ナレイン・カーティケヤン |
シリーズポイントランキング
[編集]- ポイントシステム
ラウンド | 1位 | 2位 | 3位 | 4位 | 5位 | 6位 | 7位 | 8位 | PP |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
1-4,6 | 10 | 8 | 6 | 5 | 4 | 3 | 2 | 1 | 1 |
5 | 5 | 4 | 3 | 2.5 | 2 | 1.5 | 1 | 0.5 | 1 |
7 | 8 | 4 | 3 | 2.5 | 2 | 1.5 | 1 | 0.5 | 1 |
ドライバー部門
[編集]
|
太字 - ポールポジション |
チーム部門
[編集]
|
太字 - ポールポジション |
脚注
[編集]- ^ 2016年日本選手権カレンダーについて - JAF・2015年11月6日
- ^ 2016年シリーズ開催スケジュール発表! - JRP・2015年12月10日
- ^ スーパーフォーミュラ第5戦オートポリス大会の中止が正式発表 - オートスポーツ・2016年5月29日
- ^ 岡山で2レース実施。JRP、SFオートポリス代替戦について発表 - オートスポーツ・2016年7月15日
- ^ スーパーフォーミュラへのタイヤ供給について - 株式会社ブリヂストン・2015年9月25日
- ^ 横浜ゴム、アジア最高峰のフォーミュラレースに「ADVAN」レーシングタイヤをワンメイク供給 - 横浜ゴム(株)・2015年10月29日
- ^ 第4戦 ツインリンクもてぎ・プレビュー - JRP・2016年8月12日
- ^ 2016年 競技車両規則、選手権規定およびカレンダーの制定等について - JAF・2015年8月11日
- ^ SF第2戦岡山決勝、雨で8周終了。石浦宏明が今季初優勝 - オートスポーツweb・2016年5月29日
- ^ 第5戦オートポリス大会 開催中止のお知らせ - JRP・2016年5月29日
- ^ 第5戦 岡山国際サーキット開催のご案内 - JRP・2016年7月15日