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Glitch Mode

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
『Glitch Mode』
NCT DREAMスタジオ・アルバム
リリース
ジャンル K-POP
時間
レーベル Dreamus
チャート最高順位
  • ガオンチャート
  • Billboard JAPAN
    • 週間2位(Top Albums Sales)[4]
    • 週間2位(Hot Albums)[5]
  • オリコン
    • 週間2位[6]
    • 週間3位(合算アルバム)[7]
  • ビルボード200
    • 週間50位
ゴールドディスク
  • ダブルミリオン(韓国ガオンチャート)
  • NCT DREAM アルバム 年表
    Hot Sauce
    (2021年)
    Glitch Mode
    (2022年)
    Candy
    (2022年)
    ミュージックビデオ
    「버퍼링 (Glitch Mode)」 - YouTube
    テンプレートを表示

    『Glitch Mode』(グリッチモード)は、2022年3月28日にDreamusから発売された韓国のアイドルグループNCT DREAMの2枚目のオリジナルアルバム。2022年5月30日にリパッケージアルバムBeatbox(ビートボックス)が発売された。

    概要

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    • ファーストフルアルバム『Hot Sauce/Hello Future』より約10ヶ月ぶりのカムバック。
    • アルバム名の「Glitch」は、主にビデオゲームなどのプログラムで発生するシステムの一時的なエラーを意味する[8]
    • タイトル曲「Glitch Mode」を含む11曲が収録されている。
    • 予約注文数が207万枚を記録した[9]
    • 韓国・ハントチャート集計では、初動140万5199枚を記録した[10]
    • SMエンタテインメントによると発売から1週間で210万339枚を売り上げ、2作連続でダブルミリオンセラーを達成した[11]

    プロモーション

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    ミュージックビデオ

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    • 3月28日、タイトル曲「Glitch Mode」のミュージックビデオを公開した。
      ネオンカラーで彩られたスペースシャトルのようなゲーム店を背景に、恋に落ちてビデオゲームのシステムエラー(Glitch)のように身動きが取れなくなってしまう様子をユニークに表現している[12][13][14]

    イベント

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    • 3月28日、発売記念オンライン記者会見を開催した。
    • 4月1日から5月29日までの8週間、ソウルの聖水洞でポップアップストア「GLITCH ARCADE CENTER POP-UP STORE」が設置された[15]
    • 4月5日、アルバム発売を記念しオンライン公演「DREAM STAGE:GLITCH MODE」をBeyond LIVEにて開催した[16]

    アレンジバージョン

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    • 6月21日、タイトル曲「Glitch Mode」のリミックスバージョンでプロデューサーJINBOが参加した「iScreaM Vol.16:Glitch Mode Remix」が公開された[17]

    チャート成績

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    韓国ガオンチャートアルバムランキングで週間1位、3月の月間1位を獲得した[18]

    ビルボード200で週間50位にランクインした[19]

    全世界のアルバムセールス集計サイトMediaTrafficが発表しているユナイテッド・ワールド・チャート(2022年4月15日)で1位を記録した[20]

    iTunesのトップアルバムチャートでチリ、ブラジル、ニュージーランド、デンマーク、フィンランド、インド、日本、トルコ、香港、インドネシア、モンゴル、タイ、カザフスタン、マレーシア、ロシア、ルーマニア、シンガポール、ベトナム、サウジアラビア、スリランカ、台湾、フィリピン、ブルネイ、ペルー、スロバキア、ナイジェリア、アラブ首長国連邦、ベラルーシなど世界28の国と地域で1位を記録した[9]

    受賞・評価

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    • 第4回Genie Music Awards - 今年のアルバム賞(大賞)
    • 第37回ゴールデンディスク賞 - 本賞(アルバム部門)
    • 米ビルボード - 「2022年のベストK-POPアルバム25」[21]

    収録曲

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    1. Fire Alarm [3:12]
      • 作詞 :이스란、Rick Bridges
      • 作曲 :William James McAuley III、Brooke Tomlinson、Jesse Saint John、Rick Bridges
      • 編曲 :Bleu
      強烈なクラップサウンドのイントロ曲[12]
    2. 버퍼링(バッファリング)(Glitch Mode) [3:27]
      • 作詞 :유재은 (JamFactory)、MARK
      • 作曲 :Benjamin 55、Alony 55、Sam SZND
      • 編曲 :Benjamin 55、Alony 55
      イントロのナレーションと中毒性のあるリフが印象的なヒップホップダンスジャンルのタイトル曲。歌詞は好きな相手を見ればGlitch(バッファリング)がかかったように凍ってしまう様子を表現している[8]
      ポイントダンスでは「感電」をイメージした振り付けが取り入れられており[22]、ミュージックビデオでは0.5倍速でパフォーマンスしたものを2倍速に変えている[23]
    3. Arcade [3:27]
      • 作詞 :정하리
      • 作曲 :Alexander Karlsson、Alexej Viktorovitch、Dem Jointz、Harold `Alawn` Philippon
      • 編曲 :JeL、Dem Jointz
      迫力あるビートが強烈なヒップホップダンス曲で、アーケードゲームをモチーフにした歌詞には「ゲームに勝ちたいのなら僕についてくるしかない」という自信に満ちたメッセージを盛り込んでいる[24]
    4. 너를 위한 단어(君のための単語)(It’s Yours) [3:44]
      • 作詞 :이재니、MARK、JENO、JAEMIN、JISUNG
      • 作曲 :High Squad
      • 編曲 :High Squad
    5. 잘 자(おやすみ)(Teddy Bear) [4:02]
      • 作詞 :임정효、MARK
      • 作曲 :권덕근、빅규、XISO、SENJI
      • 編曲 :권덕근
    6. Replay (내일 봐)(また明日) [3:34]
      • 作詞 :황유빈、MARK、JENO、JISUNG
      • 作曲 :Ludwig Lindell、Gregory G Curtis II
      • 編曲 :Ludwig Lindell
      オールドスクールサウンドが調和したミディアムR&Bポップ[12]
    7. Saturday Drip [3:00]
      • 作詞 :Rick Bridges
      • 作曲 :samUIL (Decade +)、Rick Bridges
      • 編曲 :samUIL (Decade +)
      シンセサウンドのリフが90年代のヒップホップを連想させるラップユニット曲[12][25]。マーク・ジェノ・ジェミン・チソンが参加している。
    8. Better Than Gold (지금)(いま) [3:20]
      • 作詞 :장윤미 (JamFactory)、유은미
      • 作曲 :RYAN JHUN、Kyler Niko、Scott Russell Stoddart
      • 編曲 :RYAN JHUN、Scott Russell Stoddart
    9. 미니카(ミニカー)(Drive) [3:18]
      • 作詞 :조윤경
      • 作曲 :Noak Hellsing、Robert Habolin、Markus Sepehrmanesh
      • 編曲 :Robert Habolin
    10. 북극성(北極星)(Never Goodbye) [3:32]
      • 作詞 :황유빈、MARK、JENO、JAEMIN、JISUNG
      • 作曲 :Zayson、김지후
      • 編曲 :Zayson、김지후
      歌詞に「北極星のようにいつも同じ場所で待つ」というメッセージが込められたR&Bバラード[26]
    11. Rewind [3:04]
      • 作詞 :밍지션 (minGtion)、JUNNY (주니)
      • 作曲 :밍지션 (minGtion)、JUNNY (주니)
      • 編曲 :밍지션 (minGtion)
      軽快な雰囲気のミディアムR&Bポップ曲。「チルドリーム(7Dream)」で一緒に叶えたい希望とファンに伝えたい気持ちを込めている[12]

    リパッケージアルバム

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    『Beatbox』
    NCT DREAMスタジオ・アルバム
    リリース
    ジャンル K-POP
    時間
    レーベル Dreamus
    チャート最高順位
    ゴールドディスク
  • ミリオン(韓国サークルチャート)
  • ミュージックビデオ
    「Beatbox」 - YouTube
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    概要

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    • 2ndフルアルバム『Glitch Mode』にタイトル曲「Beatbox」のほか「To My First」「Sorry, Heart」「On the way」など新曲4曲が追加されている[30]
    • プロモーションではタイトル曲「Beatbox」の一部音源とポイントダンスを楽しめるショート動画を公開し、高い関心を得た[31]
    • アルバムは環境汚染に配慮し、国際山林管理協議会の認証を受けた紙、生分解される大豆インキ、揮発性有機化合物を排出しない環境にやさしいUVコーティングなどの素材で制作されている[32]
    • 2022年6月11日、NHK総合Venue101』に出演し、タイトル曲「Beatbox」のパフォーマンスを披露した。

    チャート成績・評価

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    • 韓国ガオンチャートアルバムランキングで週間1位を獲得した。
    • 米NYLON誌「THE 20 BEST K-POP RELEASES OF 2022」に選定された[33]
    • タイトル曲「Beatbox」は米コスモポリタン誌「The 15 Best K-Pop Songs of 2022」に選定された[34]

    収録曲(リパッケージアルバム)

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    1. Beatbox [3:25]
      • 作詞 :정하리
      • 作曲 :Jurek Reunamäki、Emily Kim、Michael Jade、Brice Fox
      • 編曲 :Jurek Reunamäki、IMLAY、Emily Kim、Michael Jade、Brice Fox
      クセになるビートボックスサウンドが魅力的なオールドスクール感性満載のタイトル曲。手を叩きながらビートボックスモーションを取るポイントダンスがユニークな楽曲[35]
    2. Fire Alarm [3:12]
    3. 버퍼링(バッファリング)(Glitch Mode) [3:27]
    4. Arcade [3:27]
    5. 마지막 인사(最後の挨拶)(To My First) [3:03]
      • 作詞 :나도연 (153/Joombas)
      • 作曲 :Hayden Chapman、Greg Bonnick、Aston Merrygold、Karen Poole
      • 編曲 :LDN Noise
      「初恋シリーズ」に連なるR&Bポップジャンルの楽曲[36]。歌詞には出会いと別れを繰り返し、真の愛の感情を悟った後、初恋の相手に伝える淡々とした最後のあいさつを込めている。
    6. 너를 위한 단어(君のための単語)(It’s Yours) [3:44]
    7. 잘 자(おやすみ)(Teddy Bear) [4:02]
    8. Sorry, Heart [3:34]
      • 作詞 :KENZIE
      • 作曲 :KENZIE、Matthew Tishler
      • 編曲 :KENZIE、Matthew Tishler
    9. Replay (내일 봐)(また明日) [3:34]
    10. Saturday Drip [3:00]
    11. Better Than Gold (지금)(いま) [3:20]
    12. 미니카(ミニカー)(Drive) [3:18]
    13. 북극성(北極星)(Never Goodbye) [3:32]
    14. Rewind [3:04]
    15. 별 밤(星の夜)(On the way) [3:30]
      • 作詞 :FIPI (153 Joombas)、ZNEE
      • 作曲 :David Arkwright、Tom Peyton、Russell Henson
      • 編曲 :David Arkwright、Tom Peyton、Russell Henson

    脚注

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    出典

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    1. ^ 2022年14週目 Album Chart
    2. ^ 2022年3月 Album Chart
    3. ^ 2022年 Album Chart
    4. ^ Billboard JAPAN Top Albums Sales
    5. ^ Billboard JAPAN Hot Albums
    6. ^ オリコン週間アルバムランキング
    7. ^ オリコン週間アルバムランキング
    8. ^ a b 予約注文で200万枚!「成長が僕たちのカラー」NCT DREAM、2枚目のフルアルバムに自信あり”. スポーツソウル (2022年3月28日). 2022年3月29日閲覧。
    9. ^ a b NCT DREAM、2ndフルアルバム「Glitch Mode」チャート総なめ!日本含む世界28地域のiTunesで1位に”. Kstyle (2022年3月29日). 2022年3月30日閲覧。
    10. ^ NCT DREAM's GLITCH MODE Places 1st”. hanteonews (2022年4月4日). 2023年8月4日閲覧。
    11. ^ NCT 드림 정규 2집, 일주일 만에 210만장 넘게 팔려”. 聯合ニュース (2022年4月4日). 2022年4月29日閲覧。
    12. ^ a b c d e NCT DREAM, '버퍼링으로 가다듬은 자연스러운 청춘맛'”. etnews (2022年3月28日). 2022年3月29日閲覧。
    13. ^ NCT Dream glitch out in futuristic music video for ‘Glitch Mode’”. NME (2022年3月28日). 2022年3月29日閲覧。
    14. ^ NCT DREAM、2ndフルアルバム「Glitch Mode」先行注文数が203万枚を突破…自己最高記録を更新”. Kstyle (2022年3月28日). 2022年3月29日閲覧。
    15. ^ 「NCT DREAM」、4月にポップアップストアオープン、MV撮影現場の再現やアルバムコンセプトを具現化したゲームなど”. wowKorea (2022年3月23日). 2022年3月29日閲覧。
    16. ^ NCT DREAMがアルバムを記念してオンライン公演を発表!「ファンのためのサプライズもあります」”. スポーツソウル (2022年3月7日). 2022年3月29日閲覧。
    17. ^ 「NCT DREAM」、「Glitch Mode」リミックスシングル21日に公開”. wowKorea (2022年6月20日). 2022年6月24日閲覧。
    18. ^ NCT드림, 'Glitch Mode' 3월 가온차트 음반+음원 동시 1위”. OSEN (2022年4月7日). 2022年4月29日閲覧。
    19. ^ BTS '마이 유니버스', 美 빌보드 글로벌 차트 27주 연속 진입”. 聯合ニュース (2022年4月6日). 2022年4月29日閲覧。
    20. ^ 엔시티 드림, 유나이티드 월드 차트 1위…글로벌 인기 입증”. 首都圏日報 (2022年4月16日). 2022年4月29日閲覧。
    21. ^ The 25 Best K-Pop Albums of 2022”. ビルボード (2022年12月30日). 2023年1月21日閲覧。
    22. ^ NCT DREAM、今回のカムバックの目標は「愛してもらえる価値があると証明します」”. Kstyle (2022年3月28日). 2022年3月29日閲覧。
    23. ^ '컬투쇼' NCT드림 재민 "노래 '북극성' 팬들에게 바치는 곡"”. スタートゥデイ (2022年4月7日). 2022年4月29日閲覧。
    24. ^ NCT DREAM、新アルバムに込めた力強い抱負と迫力あるメッセージ”. スポーツソウル (2022年3月16日). 2022年3月29日閲覧。
    25. ^ NCT DREAM、2ndフルアルバム「Glitch Mode」個人&団体予告イメージを公開…クールな眼差し”. Kstyle (2022年3月18日). 2022年3月29日閲覧。
    26. ^ NCT DREAM 마크 "수록곡 '북극성', 제노·재민·지성과 랩 메이킹 참여"”. TV daily (2022年3月28日). 2022年3月29日閲覧。
    27. ^ ガオンチャート2022年23週目
    28. ^ ガオンチャート2022年5月
    29. ^ ガオンチャート2022年
    30. ^ NCT DREAM、2ndフルアルバムのリパッケージ「Beatbox」を5月30日に発売…スケジュールポスターを公開”. Kstyle (2022年5月9日). 2022年5月13日閲覧。
    31. ^ 「NCT DREAM」、「Beatbox」ショート形式プロモーションが話題…TikTok再生回数3億超え”. wowKorea (2022年5月19日). 2022年6月10日閲覧。
    32. ^ NCT DREAM、リパッケージアルバム「Beatbox」を環境に配慮した素材で制作”. Kstyle (2022年5月25日). 2022年6月10日閲覧。
    33. ^ THE 20 BEST K-POP RELEASES OF 2022”. NYLON (2023年1月18日). 2023年1月21日閲覧。
    34. ^ Wanna Know Which K-Pop Song Is the Best of 2022? Here’s Our Definitive Ranking”. コスモポリタン (2022年12月16日). 2023年1月21日閲覧。
    35. ^ NCT DREAM、リパッケージアルバム「Beatbox」先行注文数が140万枚を突破!”. Kstyle (2022年5月30日). 2022年6月10日閲覧。
    36. ^ 「NCT DREAM」、収録曲「To My First」で初恋シリーズを続ける”. wowKorea (2022年5月17日). 2022年6月10日閲覧。

    外部リンク

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