コンテンツにスキップ

KK園区

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
KK園区

KK Park
Skyline of KK園区
KK園区の位置(ミャンマー内)
KK園区
KK園区
ミャンマーにおける位置
座標:北緯16度37分58.3秒 東経98度33分27秒 / 北緯16.632861度 東経98.55750度 / 16.632861; 98.55750座標: 北緯16度37分58.3秒 東経98度33分27秒 / 北緯16.632861度 東経98.55750度 / 16.632861; 98.55750
 ミャンマー
カレン州の旗 カレン州
英語版 ミャワディー県英語版
ミャワディー郡英語版
等時帯 UTC+6.30 (MST)

KK園区(KKえんく)は、ミャンマーカレン州ミャワディにある大規模な詐欺団地である。

名称

[編集]

中国語では「KK園区」(: KK园区: KK園區)と呼ばれている。英語ではKK ParkないしKK Gardenと翻訳されており、タイ語ビルマ語のメディアではそのままKK Parkと呼称されている。

なお、KK園区をAA園区と同一視する記述がネット上には存在するが、AA園区は同じくミャワディ近郊の詐欺団地である環亜園区第1期を指すため、異なるものである[1]

概要

[編集]

2022年8月以降、多数の台湾人および香港人がKK園区に騙されて送り込まれ、犯罪行為に従事させられていることが明らかとなり、中国語圏ではセンセーショナルな報道が過熱した。使えなくなると臓器を取り出して捨てられているという噂も相まって、一度行ったら死ぬまで出られない「豚の煉獄(: 猪仔炼狱: 豬仔煉獄)」として中国語圏の人々を震撼させた。

規模

[編集]

KK園区には1期から4期まで4つのエリアが存在している[2] 。KK園区に監禁された人の証言によると、人口は8000人程度であるとされる[3]

背景

[編集]

カレン系武装勢力の政治背景

[編集]

KK園区はタイ・ミャンマー国境地域に位置しており、国境をなすモエイ川に隣接している。

この地域にはカレン族が居住しており、ドーナ山脈以東はカレン民族同盟の支配地域であった。しかし、1994年12月、カレン民族同盟 (KNU)内部の対立から民主カレン仏教徒軍が離反し、1995年にKNUは全ての国境拠点を失った。その後、KNUは拠点をタイ側に移し、ドーナ山脈以東は民主カレン仏教徒軍が支配的となった[4]。ドーナ山脈以東の民主カレン仏教徒軍の活動は非合法なものも含めて、国軍に黙認されている[4]。民主カレン仏教徒軍の大部分は国軍傘下の国境警備隊 (BGF)に転換しているが、BGF体制下でも依然としてシュエコッコなどの非合法カジノの運営が黙認されている状態にある [4]

カレン州における詐欺ビジネスの勃興

[編集]

2019年にカンボジアでオンラインギャンブルが取り締まられた後[5]、オンラインギャンブルの拠点はミャワディに移動した。その後、COVID-19の流行を受けてオンラインギャンブルが衰退した代わりに、ミャワディ一帯でこの技術やインフラを利用して詐欺拠点が作られることとなった[6]

衛星画像によると、KK園区第1期が建設されたとされたのは2019年末から2022年の半ばにかけてである[7]

関与が疑われる組織

[編集]

KK園区の運営には複数のアクターが関与しているとされる。

カレン系国境警備隊/カレン民族軍

[編集]

カレン系国境警備隊(BGF)はKK園区に類似した施設であるシュエコッコを運営している[8][9]。KK園区に監禁されていた人の証言によると、KK園区の兵士は国境警備隊の腕章を付けている[10]

タイの治安当局関係者によると、KK園区はBGF副司令官のティンウィン少佐の勢力圏に位置している[11]。KK園区周辺の地域は2018年7月にタイからの電力を購入する契約がなされたが、この契約は県電力局英語版とティンウィン少佐の所有するShwe Myint Thaung Yinn Industry & Manufacturing Company Limited(SMTY社)との間で行われたものである[12]

また、メートータレー村の住人は、2018年にBGFと亜太グループ(後述)の代表者がKK園区の用地を低価格で買収しに来たと証言している[13]

カレン系BGFは軍事政権と関係を断ち、カレン民族軍に改名されたが、引き続きシュエコッコおよびKK園区における詐欺活動の保護を行っている[14][15]

カレン民族同盟

[編集]

KK園区はカレン民族同盟 (KNU) 第6旅団の管理地域にあり[16]、 KNUの影響下にあると見られている[17]

KNUは、中央執行委員会の委員であるロジャー・キンがKK園区に類似した施設である環亜園区の起工式に出席したことから、一部の幹部が違法な事業に関与しているという疑いがかけられている[18][19]。2023年2月にはカレンコミュニティの団体がKNU中央執行委員会の総辞職を要求した[20][21]。同年4月下旬にはロジャー・キンや元第7旅団長ポードーなどKNUの一部の幹部が違法な事業に関与していると第5旅団が訴えた内部文書がリークされた[13]

これを受けてKNUは、汚職疑惑はKNU自体とは無関係であるという声明を出した。同年5月、KNUは幹部の汚職疑惑についての調査チームを設立すると発表したが[22]、現在に至るまで調査結果は公表されていない。

2024年1月、軍事政権報道官は「KK園区はKNUと企業が合同で設立したものである」と述べ、KNUの関与を明言した[23]

中国系犯罪シンジケート

[編集]

広東系犯罪組織

[編集]

KK園区で実行された詐欺により得られた金銭は、タイ・アジア経済交流協会の副会長であった王益承の暗号通貨ウォレットに入金されている[24]。タイ・アジア経済交流協会はバンコクの海外洪門文化交流センターと同じ建物内にあり、同センターは14Kの元幹部であった尹国駒中国語版が会長を務める世界洪門歴史文化協会と関係が深いとされる[10]

米国平和研究所英語版の報告書によると、尹国駒の東美グループは、KK園区に類似した施設である賽西港園区(東美園区)に投資している[18][25]

尹国駒本人は否定しているものの、三立新聞台やタイPBSは尹国駒がKK園区のボスであるとしており[26][11] 、東森新聞は14Kと福建系マフィアがミャワディの詐欺拠点のバックにあるとしている[27]

福建系犯罪組織

[編集]

ラジオ・フリー・アジアは5人の福建人がKK園区のボスであるとしている[28]

台湾系犯罪組織

[編集]

台湾の黒社会、竹聯幇は「佘董」「駒董」[注釈 1]を上回る投資をKK園区に行っていると報道されている[29]。また、謝玲 (2021)はミャワディの詐欺グループは台湾系であるとしている[30]

亜太グループ

[編集]

シュエコッコを運営している亜太グループ(中国語: 亚太集团、Yatai Group)はKK園区への関与を否定している[8]。2023年5月、亜太グループはバンコク・ポスト紙にKK園区との関連を否定する声明を掲載した[31]

しかし、亜太グループのトップである佘倫凱を「KK園区のオーナー」だとする報道も複数存在している[32][33] 。2023年12月に英国政府は佘倫凱を、「KK園区のオーナー」として制裁リストに加えている[34]

Dok Ngiew Kham Company

[編集]

ラオスのゴールデン・トライアングル経済特別区を支配するDok Ngiew Kham Compmay(別名:Kings Romans Group)の経営者、趙偉英語版はKK園区への関連が疑われている。彼の所有しているDok Ngiew Kham CompanyはKK園区に投資していると報道されているが、同社はこの疑いを否定している[35]

タイ政府

[編集]

ミャワディ周辺における詐欺の高まりを受けて、タイ政府はミャンマー側への電波を断つとしたが[36]、2023年12月にKK園区周辺部で行われたモバイルスピードテストでは、周辺地域よりも10倍速い130mbpsのアップロード速度を記録した[37]

また、タイの地元住民は国境を跨いだ違法な移動が取締られないのは、タイ当局が賄賂を受け取っているからであると示唆している[38]

KK園区の実態

[編集]

手口

[編集]

KK園区は、人身売買臓器売買、および特殊詐欺の終着点、すなわち入ったら二度と出られない場所であると言われている[39][40][41]

ブローカーは被害者をここに直接送るわけではなく、まず別の場所に誘い出し、そこから送る。コロナ禍の以前は中国人を騙して連れて来て詐欺行為に従事させていたが、コロナ禍の後は中国のゼロコロナ政策によって中国からの渡航が難しくなったため、台湾人を騙して連れてくることになったとされる。

犯罪集団の蛇頭は、タイ、フィリピン、ミャンマー、カンボジア、ラオスなどで求職者を騙して誘って人身売買を行っている。そのネットワークはドバイにまでも至り、欲しい臓器を取り出した後、遺体を海に捨てるという[42]。園区内にはスーパーマーケット、病院、レストラン、ホテル、売春場などの施設があり、特に独自の臓器売買産業チェーンを持っている。KK園区のスタッフは、まず被害者に無料で薬物を提供し、強制的に服用させて中毒にさせる。被害者は薬物中毒になった後、高額な薬物代を払えなくなり、詐欺集団に従い続けることになる。詐欺行為で業績を挙げない場合は内臓を取られて捨てられるが、詐欺行為で業績を上げた場合はKK園区で飲食、娯楽、ドラッグが自由にできるため、もし救出が来たとしてもKK園区から出たがらない場合もある[43]

園区内部

[編集]

KK園区では、ポルノ、ギャンブル、ドラッグが蔓延しており、被害者は強制的に特殊詐欺に従事させられている[44]。誘拐を実行するため、観光、就職、台湾ビジネスマンの紹介、ハイテク産業交流、ビジネス実績など、さまざまな名目でおびき寄せが行われている[45][46][47]

KK園区で行われる詐欺では、暗号通貨Tether が使用されており、園区に監禁されている人の身代金支払いにも使われている[48]

現況

[編集]

ミャンマー北部・中緬国境地域においては、2022年頃より中国国内で相次ぐ特殊詐欺被害を問題視した中国公安部がミャンマー軍事政権や少数民族武装組織と協同して詐欺集団の撲滅に乗り出しており[49]、2022年8月には亜太グループトップの佘倫凱英語版がタイ・バンコクで逮捕されている。また詐欺集団や詐欺のための渡航者も摘発されている。これを受け、KK園区がミャワディからヤンゴンに拠点を移したという報道もある[50]

中国はこれまでミャンマー軍事政権と近い関係にあったが、詐欺集団を事実上野放しにしているミャンマー軍事政権に対して不満を募らせているとされる。三兄弟同盟は1027作戦において国軍とその傘下にある武装勢力が実効支配する地域の犯罪集団の拠点を陥落させたが、この背景には中国の支援があったとされている[51]

主な出来事

[編集]

2022年5月11日、KK園区内部で激しい暴行を受けたマレーシアイポー出身の魏振峰(23歳男性)が入院先のメーソットの病院で死亡した。魏氏は同年1月19日にイポーの実家を発ち、インターネット上で出会った女性と会うためにバンコクに向かっていた。彼は母親の誕生日の前日である2月5日までに帰ると家族に伝えていたが、期日までに実家に帰ることはなかった。同年3月31日、魏氏は家族に電話をかけ、医療費として8万リンギットが必要であると伝えた。4月11日、Mu Jun Hongという偽名で魏氏はメーソットの病院の集中治療室に運び込まれた。魏氏は5月に死亡した後、シラチャの仏寺で火葬された。両親が彼の死を知ったのは8月になってからのことであった[52][53]

2024年3月4日、園区内に監禁されていた150人が軍事政権およびBGFによってタイ政府に引き渡された[54]

脚注

[編集]

注釈

[編集]
  1. ^ それぞれ佘倫凱と尹国駒を指す。

出典

[編集]
  1. ^ 張麗娜 2023, p. 100.
  2. ^ Eadsrichai, Thapanee; Limsodsai, Thot (2024年2月12日). “เปิดภาพเมือง ‘ชเวก๊กโก่-KK Park’ ในเมียวดี แหล่งอาชญากรรมข้ามชาติ ถูกร้องเรียนค้ามนุษย์-คอลล์เซนเตอร์ [国際犯罪の温床ミャワディの「シュエコッコ・KK園区」の写真を公開。人身売買の訴え・コールセンター]” (タイ語). The Reporters. https://www.thereporters.co/asean/1202240936/ 2024年2月17日閲覧。 
  3. ^ Lau, Chris; Cheung, Tony (2022年8月25日). “Human-trafficking crisis: captive Hongkonger tells how trip to Thailand turned into 3-month nightmare under forced labour” (英語). SCMP. https://www.scmp.com/news/hong-kong/law-and-crime/article/3190076/human-trafficking-crisis-captive-hongkonger-tells-how 2024年2月17日閲覧。 
  4. ^ a b c 佐々木, 研「ミャンマー・カイン州の武装勢力による現行和平プロセスへの反応」『東洋文化研究所紀要』第179巻、東京大学東洋文化研究所、2022年、doi:10.15083/0002003227 
  5. ^ “Cambodia stops issuing licenses for online gambling businesses” (英語). 新華社. (2019年8月18日). http://www.xinhuanet.com/english/2019-08/18/c_138318311.htm 2024年2月18日閲覧。 
  6. ^ Faulder, Dominic (2022年12月13日). “Chinese underworld floods to Thailand-Myanmar river border” (英語). Nikkei Asia. https://asia.nikkei.com/Spotlight/Asia-Insight/Chinese-underworld-floods-to-Thailand-Myanmar-river-border 2024年2月17日閲覧。 
  7. ^ McCready, Alastair; Mendelson, Allegra (2023年7月22日). “Inside the Chinese-run crime hubs of Myanmar that are conning the world: ‘we can kill you here’” (英語). SCMP. https://www.scmp.com/week-asia/politics/article/3228543/inside-chinese-run-crime-hubs-myanmar-are-conning-world-we-can-kill-you-here 2024年2月16日閲覧。 
  8. ^ a b Goldberg, Coby; Kearns, Maxwell; Peyronnin, Henry; Spevack, Ben; Vargas, Sofia (2021). ZONED OUT:A Comprehensive Impact Evaluation of Mekong Economic Development Zones (PDF) (Report) (英語). Center for Advanced Defense Studies. pp. 50–53. 2024年2月16日閲覧
  9. ^ Karen Peace Support Network (2020). Gambling Away Our Lands (PDF) (Report) (英語). pp. 21–26. 2024年2月16日閲覧
  10. ^ a b Sanders, Lewis; Bayer, Julia; Pineda, Julett; Li, Yuchen (2024年1月30日). “How Chinese mafia run a scam factory in Myanmar” (英語). DW. https://www.dw.com/en/how-chinese-mafia-run-a-scam-factory-in-myanmar/a-68113480 2024年2月16日閲覧。 
  11. ^ a b Sricham, Jiraporn (2023年12月10日). ““เมือง KK” ฐานลงทุนอดีตหัวหน้ามาเฟีย 14K ติดชายแดนไทย [タイ国境に隣接する元14Kマフィアボスの投資拠点「KK園区」]” (タイ語). Thai Public Broadcasting Service. https://www.thaipbs.or.th/news/content/323624 2024年2月17日閲覧。 
  12. ^ “เปิดประวัติ ‘ซอ ติน วิน’ ทหาร BGF คนสำคัญ ผู้ซื้อไฟฟ้าจากไทยจ่ายป้อนเมืองจีนเทา” (タイ語). Prachathai. (2023年9月22日). https://prachatai.com/journal/2023/09/106032 2024年2月17日閲覧。 
  13. ^ a b “Controversial border project looms over KNU congress” (英語). Frontier Myanmar. (2023年5月3日). https://www.frontiermyanmar.net/en/controversial-border-project-looms-over-knu-congress/ 2024年2月17日閲覧。 
  14. ^ “All Karen Border Guard Force units to be rebranded as The Karen National Army” (英語). Karen News. (2024年3月2日). https://karennews.org/2024/03/all-karen-border-guard-force-units-to-be-rebranded-as-the-karen-national-army/ 2024年3月8日閲覧。 
  15. ^ “Karen border force tilts away from Myanmar military regime” (英語). Nikkei Asia. (2024年3月29日). https://asia.nikkei.com/Spotlight/Myanmar-Crisis/Karen-border-force-tilts-away-from-Myanmar-military-regime 2024年3月30日閲覧。 
  16. ^ “နာမည်ဆိုးထွက်နေတဲ့ KK Park က KNU ထိန်းချုပ်နယ်မြေတွင် ဖြစ် [悪名高いKK園区はKNU支配地域にある]” (ビルマ語). The Irrawaddy. (2023年2月27日). https://burma.irrawaddy.com/news/2023/02/27/330689.html 2024年2月17日閲覧。 
  17. ^ “Myanmar’s government asked Thailand to cut power supply to some areas” (英語). Thai Public Broadcasting Service. (2023年6月7日). https://www.thaipbsworld.com/myanmars-government-asked-thailand-to-cut-power-supply-to-some-areas/ 2024年2月16日閲覧。 
  18. ^ a b Tower, Jason; Clapp, Priscilla (20 April 2020). Chinese Crime Networks Partner with Myanmar Armed Groups (Report) (英語). 2024年2月16日閲覧
  19. ^ 小橙橙 (2020年2月17日). “妙瓦底新贵——泰国环亚国际控股集团” (中国語). WeChat. 2024年2月16日閲覧。
  20. ^ “Karen communities demand resignation of entire KNU Central Executive Committee” (英語). Burma News International. (2023年2月27日). https://www.bnionline.net/en/news/karen-communities-demand-resignation-entire-knu-central-executive-committee 2024年2月16日閲覧。 
  21. ^ “Karen National Union Under Pressure Over Crime Hub” (英語). The Irrawaddy. (2023年2月28日). https://www.irrawaddy.com/news/burma/karen-national-union-under-pressure-over-crime-hub.html 2024年2月16日閲覧。 
  22. ^ “KNU to investigate allegations of business corruption involving some leaders involvement with Myawaddy’s Chinese “New City” project” (英語). Burma News International. (2023年5月8日). https://www.bnionline.net/en/news/knu-investigate-allegations-business-corruption-involving-some-leaders-involvement-myawaddys 2024年2月16日閲覧。 
  23. ^ “KK Park near Myawady is jointly established by KNU and a company: SAC spokesman” (英語). Eleven Media Group. (2024年1月11日). https://elevenmyanmar.com/news/kk-park-near-myawady-is-jointly-established-by-knu-and-a-company-sac-spokesman 2024年2月17日閲覧。 
  24. ^ McPherson, Poppy; Wilson, Tom (2023年11月23日). “Crypto scam: Inside the billion-dollar ‘pig-butchering’ industry” (英語). ロイター. https://www.reuters.com/investigates/special-report/fintech-crypto-fraud-thailand/ 2024年2月17日閲覧。 
  25. ^ Lintner, Bertil (2023年7月17日). “‘Broken Tooth’: The Face of Chinese Investment in Myanmar” (英語). The Irrawaddy. https://www.irrawaddy.com/opinion/guest-column/broken-tooth-the-face-of-chinese-investment-in-myanmar-2.html 2024年2月17日閲覧。 
  26. ^ 張哲豪 (2023年5月31日). “獨家/爆KK園區老闆 緬甸網紅:14K黑幫「崩牙駒」” (中国語). 三立新聞台. https://web.archive.org/web/20230531053813/https://www.setn.com/m/ampnews.aspx?NewsID=1302645 2024年2月17日閲覧。 
  27. ^ “獨/緬妙瓦底「14園區」人口販運最終站 2黑幫把持” (中国語). 東森新聞. (2022年8月20日). https://news.ebc.net.tw/news/amp/332891 2024年2月17日閲覧。 
  28. ^ “妙瓦底KK詐騙園繼續擴建 被遣返華人疑遭賣豬仔” (中国語). RFA. (2022年10月9日). https://www.rfa.org/cantonese/news/arrest-10092023122914.html/ampRFA 2024年2月17日閲覧。 
  29. ^ “豬仔煉獄KK園區最大投資金主 竟是竹聯幫” (中国語). ETT Today. (2022年8月21日). https://www.ettoday.net/amp/amp_news.php7?news_id=2321076 2024年2月17日閲覧。 
  30. ^ 謝玲 2021, p. 82.
  31. ^ Myanmar Yatai International Holding Group (2023年5月10日). “Official Clarification Statement on Myanmar Yatai International Holding Group Company Limited” (英語). バンコク・ポスト. 2024年2月16日閲覧。
  32. ^ Yohana Belinda (2023年1月27日). “How an ojek driver became entangled in a Thai ‘pig butchering’ scam, Pt. 1” (英語). ジャカルタ・ポスト. 2024年2月17日閲覧。
  33. ^ 祝潤霖 (2023年8月16日). “駭人「KK園區」被捕陸商遭起底 揭博奕大亨改名換姓內幕” (中国語). 中国時報. 2024年2月17日閲覧。
  34. ^ 大蔵省 (イギリス) (8 December 2023). Global Human Rights - Financial Sanctions Notice (PDF) (Report) (英語). 2024年2月17日閲覧
  35. ^ Sricham, Jiraporn (2023年12月10日). “3 ประเทศมหาอำนาจคว่ำบาตร จ้าว เหว่ย นายทุนจีนเทา ผู้สร้างเมืองกาสิโนที่สามเหลี่ยมทองคำ” (タイ語). BBC. https://www.bbc.com/thai/articles/cl4p46ypxk0o.amp 2024年2月17日閲覧。 
  36. ^ “Internet in Thai-Myanmar border cut in crackdown on call centres” (英語). Nation. (2023年7月11日). https://www.nationthailand.com/thailand/general/40029271 2024年2月16日閲覧。 
  37. ^ Saw Say Gay; George Ashen Fen (2024年1月29日). “What’s at stake as the Kayin BGF seeks independence?”. Frontier Myanmar. https://www.frontiermyanmar.net/en/whats-at-stake-as-the-kayin-bgf-seeks-independence/ 2024年2月16日閲覧。 
  38. ^ “แฉขบวนการมาเฟียจีนใช้ไทยเป็นฐานเข้าสู่เมืองอาชญากรรมชเวโก๊กโก่-KK Park -ติดสินบนเจ้าหน้าที่รัฐข้ามแดนฉลุย KNU ชี้เหตุรัฐบาลทหารพม่าอนุญาตให้พื้นที่สัมปทาน BGF ประกาศหนุนกวาดล้าง” (タイ語). Transborder News. (2024年2月11日). https://transbordernews.in.th/home/?p=37205 2024年2月17日閲覧。 
  39. ^ 田暐瑋 (2022年8月15日). “〈狠過柬埔寨!一進KK園區「就是人生最終站」 宛如煉獄:政府也壓不住〉”. 東森新聞雲. https://star.ettoday.net/news/2316955 
  40. ^ 謝茜嘉 (2022年8月16日). “〈緬甸KK園區3大酷刑曝光 5000人僅1人亂槍掃射中逃脫〉”. 聯合新聞網. https://udn.com/news/story/122996/6541586 
  41. ^ 施旖婕 (2022年8月15日). “〈活摘器官「KK園區」中國主嫌就是他!在泰國落網 背景真的不單純〉”. 鏡周刊. https://www.mirrormedia.mg/story/20220815edi014/ 
  42. ^ 謝茜嘉 (2022年8月15日). “〈台商到KK園區贖人!杜拜人開價5倍「強摘器官屍丟大海」〉”. 三立新聞網. https://web.archive.org/web/20220815005142/https://www.setn.com/News.aspx?NewsID=1161815 
  43. ^ “【柬埔寨詐騙】胡慧冲獨家訪問居緬甸港人 柬埔寨KK園區實況如何? 吸毒吸上癮自願留低?”. HK Yahoo News. https://hk.news.yahoo.com/%E6%9F%AC%E5%9F%94%E5%AF%A8%E8%A9%90%E9%A8%99-%E8%83%A1%E6%85%A7%E5%86%B2%E7%8D%A8%E5%AE%B6%E8%A8%AA%E5%95%8F%E5%B1%85%E7%B7%AC%E7%94%B8%E6%B8%AF%E4%BA%BA-%E6%9F%AC%E5%9F%94%E5%AF%A8kk%E5%9C%92%E5%8D%80%E5%AF%A6%E6%B3%81%E5%A6%82%E4%BD%95-%E5%90%B8%E6%AF%92%E5%90%B8%E4%B8%8A%E7%99%AE%E8%87%AA%E9%A1%98%E7%95%99%E4%BD%8E-060100365.html 
  44. ^ “〈不只柬埔寨!緬甸「KK園區」不遑多讓 情侶遭拐成「血牛」〉”. 上報. (2022年8月15日). https://www.upmedia.mg/news_info.php?Type=24&SerialNo=151753 
  45. ^ 彭杏珠 (2022年8月15日). “〈柬埔寨工資全球倒數第六,台灣年輕人為何相信可月入10至30萬?〉”. 遠見. https://www.gvm.com.tw/article/93111 
  46. ^ 許元馨 (2022年8月15日). “〈以為在台灣就沒事?網曝柬埔寨詐騙8劇本:殺頭生意人人搶〉”. 三立新聞網. https://www.gvm.com.tw/article/93111 
  47. ^ 朱加樟 (2022年8月16日). “〈柬埔寨打工詐騙|4000台灣人在當地失蹤〉”. 香港01. https://www.hk01.com/%E5%8F%B0%E7%81%A3%E6%96%B0%E8%81%9E/804465/%E6%9F%AC%E5%9F%94%E5%AF%A8%E6%89%93%E5%B7%A5%E8%A9%90%E9%A8%99-4000%E5%8F%B0%E7%81%A3%E4%BA%BA%E5%9C%A8%E7%95%B6%E5%9C%B0%E5%A4%B1%E8%B9%A4-%E5%AE%98%E6%96%B9-120%E4%BA%BA%E6%9C%AA%E8%81%AF%E7%B9%AB%E4%B8%8A 
  48. ^ Chipolina, Scott (2024年2月25日). “$100mn in crypto payments traced to Myanmar-based ‘scammers’” (英語). Financial Times. https://www.ft.com/content/fbe27292-4df9-4610-99e0-a93121e06dd3 2024年3月8日閲覧。 
  49. ^ “中国標的特殊詐欺関与か ミャンマーで拘束1200人余 中国に移送”. NHK. (2023年9月9日). https://www3.nhk.or.jp/news/html/20230909/k10014189741000.html 2024年3月10日閲覧。 
  50. ^ “獨家/緬甸人蛇轉據點 「新KK園區」2.0影片曝地點”. 三立新聞網. https://www.setn.com/m/news.aspx?newsid=1164580 
  51. ^ ヘッド, ジョナサン; ルオ, ルル (2023年11月10日). “ミャンマー軍、クーデター後最大の後退 少数民族武装勢力との戦闘で「国が分裂も”. BBC. https://www.bbc.com/japanese/67366813 2024年3月10日閲覧。 
  52. ^ Jones, Aidan (2022年9月16日). “Malaysian victim’s death linked to Asia’s ‘hell on earth’ scam trade” (英語). SCMP. https://www.scmp.com/week-asia/people/article/3192649/malaysian-victims-death-linked-asias-hell-earth-scam-trade 
  53. ^ “马国“猪仔”遭虐死案 父亲:儿子视讯疑遭监视 曾求2万多元医药费” (中国語). 8world新聞. (2022年9月18日). https://www.8world.com/southeast-asia/malaysia-human-trafficking-victim-death-follow-up-1921086 
  54. ^ “Junta and BGF Hand Over 150 Individuals Trafficked by Chinese Scamming Gangs to Thai Authorities” (英語). Karen News. (2024年3月4日). https://karennews.org/2024/03/junta-and-bgf-hand-over-150-individuals-trafficked-by-chinese-scamming-gangs-to-thai-authorities/ 2024年3月8日閲覧。 

参考文献

[編集]

中国語文献

[編集]
  • 謝玲 (2021). “跨国電信網絡詐騙犯罪聚集地空間遷移分析——大湄公河流域様本定性研究”. 中国人民公安大学学報 (4). 
  • 張麗娜 (2023). “環亞集團的「駐泰辦事處」” (中国語). 菱近詐騙:菱傳媒資深記者前進中南半島詐騙園區的第一手獨家報導. 台北: 菱傳媒. p. 100. ISBN 9786269769704 

関連項目

[編集]