X17粒子
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X17粒子(エックスじゅうななりゅうし)は、仮設上の素粒子(ボース粒子)の1つ。未発見の第5の力を伝える粒子ではないかと目されている。質量が17メガ電子ボルトであることからこの名がある。この質量は電子の33倍で、寿命は10~14秒と短い。ハンガリーのAttila Krasznahorkayは2016年、140度という予想外の角度で崩壊するベリリウム8の原子核を発見し、未知の素粒子が存在する可能性が示唆された。2019年にKrasznahorkayが行った再実験ではやはり励起したヘリウム原子核が115度という予想外の角度で崩壊しており、さらに、この原子核は質量17メガ電子ボルト以下の粒子をも生成していたという。実験誤差を考えなければ、このような現象が偶然発生する確率は1兆分の1であるという[1]。
文献
[編集]- ^ ガラパイア. “本当なら世紀の大発見!自然界に第5の力が存在する証拠を発見(ハンガリー研究)”. exciteニュース. 2022年9月3日閲覧。