ポケモンスタジアム
ポケモンスタジアム | |
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ジャンル | 対戦&図鑑 |
プレイ可能人数 | 1-4人 |
開発元 | 任天堂 |
発売元 | 任天堂 |
発売/配信日 | |
日本 | 1998年8月1日 |
アメリカ | — |
ヨーロッパ | — |
公式サイト | |
pokemon.co.jp (日本語) |
ポケモンスタジアムとは1998年8月1日に発売された、ポケモンスタジアムシリーズの第一作。「ポケスタ1」と略称で呼ばれることもある。
概要
ポケモンスタジアムシリーズの第一作。64GBパックが同梱されており、赤・緑・青・ピカチュウ版との連動に対応する。ポケモンシリーズとしては初となる3Dグラフィックを用いた作品である。
対戦に出場可能なポケモンは151種類中40種類のみだが、それ以外のポケモンもステータスや3Dモデルを見ることは可能となっている。また対戦モードはLv1~30とLv50~55の2種類のみで、当時はフラットルールが存在しなかったため、規定のレベルを超えていると参加できない。
バトルは実況があり、長谷部浩一が担当している。
ニンテンドウカップ'98は、本作を使用して行われた。
出荷本数は2022年12月時点で137万本[1]。
ハードなどのデータ
- 発売日:1998年8月1日
- 対応機種:Nintendo64
- 新品価格:7140円
- 売上:137万本
ゲームモード
バトル
- トーナメント
2種類のトーナメントに挑戦できる。L50~55のトーナメントでは、「第1回ポケモンリーグ」全国大会決勝トーナメントに出場したトレーナーが似顔絵で登場する。使用ポケモンもその出場したトレーナーと同じものとなっている。トーナメントでは全15人のうち8人が登場するが、誰が出るかは順番も含めてランダムである。コンティニューは存在しない。
- L1~30での トーナメント
- L50~55での トーナメント
- フリーバトル
- その名の通り自由に対戦できるモード。ここではGBソフトにいる手持ちポケモンで組んだエントリー以外にも、本作にあるトレーナーデータを選択しそのエントリーでバトルすることもできる。
いずれのルールにおいても、GBソフトにいるポケモンを「とうろく」して保存することができる。一度登録すれば、ポケモンを手放したりレベルを上げたりしても登録した時のままで対戦に使用することができる。
他にもポケモンやどうぐを預けることができたり、64GBパックに挿した赤・緑・青・ピカチュウをプレイできるモードがある。
出場可能なポケモン
- フシギバナ
- リザードン
- カメックス
- スピアー
- オニドリル
- ピカチュウ
- ニドクイン
- ニドキング
- ダグトリオ
- オコリザル
- ウインディ
- フーディン
- カイリキー
- ゴローニャ
- レアコイル
- パルシェン
- ゲンガー
- イワーク
- スリーパー
- マルマイン
- ナッシー
- ラッキー
- ガルーラ
- スターミー
- ストライク
- ルージュラ
- カイロス
- ケンタロス
- ギャラドス
- ラプラス
- メタモン
- シャワーズ
- サンダース
- ブースター
- プテラ
- カビゴン
- フリーザー
- サンダー
- ファイヤー
- カイリュー
隠し要素
特定の条件を満たすことで特典を得られる。
倍速モード
Lv1~30トーナメントのマスターボールカップ、またはLv50~55のトーナメントを片方クリアすると、ゲームボーイのポケモンを2倍速でプレイできる「ドードーのゲームボーイ」、両方をクリアすると3倍速でプレイできる「ドードリオのゲームボーイ」が使えるようになる。速度はゲーム中に好きなタイミングで切り替えることが可能。育成及びアイテム回収プレイが短時間で済ませられるようになる。
なみのりピカチュウ
Lv1~30トーナメントのマスターボールカップ、またはLv50~55のトーナメントにおいて、以下の条件を満たすことでエンディング後にピカチュウになみのりを覚えさせることができる。
- 対戦に出す6匹のメンバーにピカチュウを入れる(このピカチュウがなみのりを覚える)
- 登録パーティ及びレンタルポケモンを使用しない
- ファイナルバトルではエントリーする3匹の中にピカチュウを入れる(戦闘には出さなくてもよい)
条件を満たすたびに何匹にでも覚えさせることができる。
スタッフ
備考
- 本作で使用されたポケモンの3Dモデルは、以降のシリーズ作品、さらにポケモンバトルレボリューションに至るまで流用され続けた。
- 元々「64DD」による追加データで完全版化する構想であった。
脚注
- ↑ 一般財団法人コンピュータエンターテインメント協会『2023 CESAゲーム白書』、190頁。