恥ずかしさより早期発見 大腸内視鏡、ためらわず受けて
がん社会を診る 東京大学特任教授 中川恵一
オリンパスが全国の40〜60代の男女計1万4100人を対象に「胃・大腸がん検診と内視鏡検査に関する意識調査」を実施し、結果を先月公表しました。国が推奨する5がん(胃がん、大腸がんの他、肺がん、乳がん、子宮頸〈けい〉がん)検診の受診状況や受診・未受診の理由、内視鏡検査への意識などについて回答を得ました。
がんについて不安を感じると答えた人は全体の7割を超えていました。日本人男性の3人に2人、女性で...
人生100年時代を迎え、がんはコントロールできる病気へとなってきました。正しい知識を持っていれば、決して恐れる病気ではありません。ヘルスリテラシーを高め、がんの壁を乗り越えていきませんか。