中国の国道
中国の国道(ちゅうごくのこくどう)は国務院交通運輸部の管轄下にある中国の主要道路で、最近徐々に充実してきた高速道路とともに、中・長距離輸送の幹線となっている。各路線は「G」(「国道」の中国語発音の最初の文字)の字と三桁の数字で例えばG100の様に表示されており、口頭では例えば「一百号国道」のように呼ばれている。G100番台は首都の北京から放射状に出ている国道、G200番台は主に南北に走る国道、G300番台は主に東西に走る国道である。
管理
編集中国の国道は、国務院交通運輸部公路局が計画・管理している。最近徐々に充実してきた高速道路とともに、中・長距離輸送の幹線となっている。
主な国道
編集国道の各路線は「G」(「国道」の中国語発音:拼音: の最初の文字)の字と三桁の数字で呼ばれており、G100番台、G200番台、G300番台の3種類がある。国道の道路標識は赤字に白文字で「G101」のように書かれている。
G100番台の路線
編集G100番台は、首都の北京から放射状に出ている国道である。ただし、G112国道だけは北京の環状道路である。2008年には天安門広場の前門の少し南に「中国公路零公里」の標識(道路元標)が建てられた。
G200番台の路線
編集G200番台は主に南北に走る国道である。
G300番台の路線
編集G300番台は主に東西に走る国道である。
G500/600/700番台の路線
編集G500/600/700番台は主に連絡線国道である。
旧G000シリーズの路線
編集→「中華人民共和国の高速道路 § 五縦七横」、および「中華人民共和国の高速道路 § 7918網」も参照
G000番台はかつて高速道路に割り振られていた。当時は主要幹線高速道路を「五縦七横」として、南北5路線と東西路線7路線を定めていたが、高速道路が発展してきたので、2005年以降は高速道路は新しい路線番号体系「7918網」が採用されておりG000番台は解消された。