室蘭市
室蘭市(むろらんし)は、北海道中南部(道央地方)にある市。 胆振総合振興局の振興局所在地。計量特定市。
むろらんし 室蘭市 | |||||
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国 | 日本 | ||||
地方 | 北海道地方 | ||||
都道府県 | 北海道(胆振総合振興局) | ||||
市町村コード | 01205-0 | ||||
法人番号 | 8000020012050 | ||||
面積 |
81.01km2 | ||||
総人口 |
75,130人 [編集] (住民基本台帳人口、2024年9月30日) | ||||
人口密度 | 927人/km2 | ||||
隣接自治体 | 胆振総合振興局:登別市、伊達市 | ||||
市の木 | ナナカマド | ||||
市の花 | ツツジ | ||||
他のシンボル |
市の鳥:ヒガラ 市の魚:クロソイ | ||||
室蘭市役所 | |||||
市長 | 青山剛 | ||||
所在地 |
〒051-8511 北海道室蘭市幸町1-2 北緯42度18分55秒 東経140度58分27秒 / 北緯42.31525度 東経140.97403度座標: 北緯42度18分55秒 東経140度58分27秒 / 北緯42.31525度 東経140.97403度 | ||||
外部リンク | 公式ウェブサイト | ||||
ウィキプロジェクト |
明治初期、戊辰戦争で敗れた仙台藩の一門筆頭・角田石川氏の家臣団の集団移住により、現地の開拓が始まる[1]。明治後期、日英3社合弁で現在の日本製鋼所室蘭製作所、続いて現在の日本製鉄北日本製鉄所室蘭地区が設立され「鉄のまち」として発展し[2]、東北・北海道を代表する重化学工業・港湾都市となった[2]。市内の工場夜景は新たな観光資源になっており、「全国工場夜景都市協議会」に加盟している[3]。
一方、測量山は渡り鳥の中継地としてこれまでに200種類もの野鳥が観測されているほか、ハヤブサの繁殖地になっている。また、室蘭近海はイルカ・クジラなどの海洋哺乳動物に出会える機会もあり、「イルカ・クジラウオッチング」をすることができる[4]。
市名の由来
編集現室蘭市街付近は「トッカリモイ」と呼ばれていたが、1871年(明治4年)に港が「モルラン」(旧室蘭港、現在の崎守町付近)から移り(新室蘭港)、地名も移動した[5]。
これと前後して「室蘭」の漢字があてられ、明治中期ごろまでは「もろらん」と呼んでいたが、後年漢字の音に引きずられて変化し、「むろらん」となった[5]。
「モルラン」の原義は、一説には「モルエラニ(mo-ru-e-ran-i)」(小さな・道・そこを・下る・ところ〔=小さな坂道〕)とされている[5]。
この、アイヌ語地名における「ルエラニ(ruerani)」(坂)はしばしば「ラニ」「ラン」「ルラン」のように略されており、当地も同様に略されて、「モルラン(mo-ruran)」となったと考えられている[5]。
なお、「トッカリモイ」の原義はアイヌ語の「トゥカㇻモイ(tukar-moy)」(アザラシ・湾)とされている[5]。
市章
編集室蘭市制が施行された1922年(大正11年)8月1日、室蘭市吏員(職員)が佩用する徽章の意匠が制定されたが[6]、改めて市章(室蘭市紋章)を制定するため、1936年(昭和11年)3月に懸賞金付き(1等10円、2等5円、3等3円)で市民から図案を公募し、寄せられた700点超の中から当時日本製鋼所室蘭製作所に勤務していた村井良夫の作品が選定され[7]、4月13日の室蘭市告示第50号で制定された[8]。
市章は6つのカタカナのロを円形に配した「ムロ」を、中央に「蘭花」の図を置き、合わせて「室蘭」を示す[9]。市章の図案を作成した村井によれば、蘭花の下方の花弁2枚で「どっしりと大地をつかみ市の安定も願っている」意もあるという[10]。6つのロを外周に置き「ムロ」を表す点は、根室市章と共通している。また、蘭花の図案は、満洲国皇帝の愛新覚羅溥儀が下賜した煙草を日本製鋼所の同僚から分けてもらった村井が、煙草に表された蘭花紋を見て着想を得たものといい[7][10]、全体的な意匠の構成が酷似している。
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初代市章(吏員徽章)
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満洲国の国章(蘭花紋)
地理
編集太平洋と内浦湾(噴火湾)の境に突き出した絵鞆半島と半島付け根の砂州を中心に市街地があり、三方を海に囲まれた馬蹄型の地形をしている。大英帝国の紀行作家イザベラ・バードが室蘭を訪れた際には「とても麗しい湾の急峻な岸辺という絵のように美しい所にある小さな町」と評している[11]。絵鞆半島に抱き込まれた形となっている室蘭港(白鳥湾)は天然の良港になっており、港を跨ぐ東日本最大の吊り橋である白鳥大橋を利用して市内を1周することができる。市東部を除いた平地の大部分は工業地で占められており、古くからの住宅地は沢沿いに形成している。一方、絵鞆半島の外側は断崖絶壁が約14 km連なる風光明媚な景勝地になっており[12]、日本放送協会(NHK)によるテレビ番組『ブラタモリ』でも紹介された[13]。鳴り砂で知られるイタンキ浜が「日本の渚百選」、ハルカラモイ・マスイチ浜・チキウ岬・トッカリショ浜が「絵鞆半島の外海岸」として国の名勝「ピリカノカ」に指定されている[14][15]。
地形
編集山地
編集- 主な山
- 鷲別岳(室蘭岳 911.0 m)
- 天神山(211.9 m)
- 測量山(199.6 m)
- 三等三角点「母恋」(187.9 m)
- ぼんず山(ローソク岩横の崖山 154 m)
- 母恋富士(141 m)
- 二等三角点「本台」(鷲別岬 107.3 m)
- 楽山(82.9 m)
河川
編集- 主な川
海岸
編集- 主な岬
- チキウ岬(地球岬)
- 鷲別岬(通称:神社山)
- イタンキ岬
- トッカリショ岬
- ポンチキウ
- 絵鞆岬
島嶼
編集- 主な島
- 大黒島
- 恵比須島
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絵鞆半島(2012年7月)
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鷲別岳(室蘭岳)(2008年1月)
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測量山(2009年3月)
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母恋富士(2009年4月)
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知利別川
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イタンキ浜(2012年4月)
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大黒島(2006年6月)
気候
編集1月の平均気温が-1.8℃と、室蘭市より南に位置する函館市より高く、1月の最低気温平均値は-4.0℃と本州内陸部に位置する長野市とほぼ同じである。ケッペンの気候区分では西岸海洋性気候(Cfb)に分類される。北西寄りの風が多く、冬期間の風が強いのが特徴になっている[16]。気象台観測露場は絵鞆半島の先端に設置されているため、海洋性の気候を強く受けており、夏季は冷涼、冬は温暖となっている。しかし、半島に属さない蘭北・蘭東地区はより寒冷であり気温には数度の違いがある。
室蘭市山手町(室蘭地方気象台、標高40m)の気候 | |||||||||||||
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月 | 1月 | 2月 | 3月 | 4月 | 5月 | 6月 | 7月 | 8月 | 9月 | 10月 | 11月 | 12月 | 年 |
最高気温記録 °C (°F) | 9.8 (49.6) |
13.8 (56.8) |
16.7 (62.1) |
23.1 (73.6) |
27.6 (81.7) |
28.7 (83.7) |
32.5 (90.5) |
32.8 (91) |
31.0 (87.8) |
25.8 (78.4) |
21.4 (70.5) |
14.4 (57.9) |
32.8 (91) |
平均最高気温 °C (°F) | 0.6 (33.1) |
1.0 (33.8) |
4.6 (40.3) |
10.1 (50.2) |
14.9 (58.8) |
18.0 (64.4) |
21.6 (70.9) |
23.6 (74.5) |
21.5 (70.7) |
16.1 (61) |
9.3 (48.7) |
2.9 (37.2) |
12.0 (53.6) |
日平均気温 °C (°F) | −1.8 (28.8) |
−1.6 (29.1) |
1.4 (34.5) |
6.1 (43) |
10.7 (51.3) |
14.4 (57.9) |
18.5 (65.3) |
20.6 (69.1) |
18.4 (65.1) |
12.9 (55.2) |
6.4 (43.5) |
0.5 (32.9) |
8.9 (48) |
平均最低気温 °C (°F) | −4.0 (24.8) |
−4.0 (24.8) |
−1.3 (29.7) |
3.0 (37.4) |
7.6 (45.7) |
11.9 (53.4) |
16.4 (61.5) |
18.6 (65.5) |
15.7 (60.3) |
9.8 (49.6) |
3.5 (38.3) |
−1.8 (28.8) |
6.3 (43.3) |
最低気温記録 °C (°F) | −13.4 (7.9) |
−13.4 (7.9) |
−9.6 (14.7) |
−5.8 (21.6) |
0.0 (32) |
4.6 (40.3) |
8.5 (47.3) |
11.5 (52.7) |
5.9 (42.6) |
−2.2 (28) |
−7.2 (19) |
−12.9 (8.8) |
−13.4 (7.9) |
降水量 mm (inch) | 53.6 (2.11) |
44.3 (1.744) |
49.9 (1.965) |
70.0 (2.756) |
108.3 (4.264) |
109.1 (4.295) |
159.2 (6.268) |
187.3 (7.374) |
156.6 (6.165) |
101.8 (4.008) |
83.2 (3.276) |
65.8 (2.591) |
1,188.9 (46.807) |
降雪量 cm (inch) | 49 (19.3) |
45 (17.7) |
27 (10.6) |
4 (1.6) |
0 (0) |
0 (0) |
0 (0) |
0 (0) |
0 (0) |
0 (0) |
5 (2) |
27 (10.6) |
157 (61.8) |
平均降水日数 (≥0.5 mm) | 17.4 | 14.7 | 13.2 | 11.1 | 11.4 | 11.3 | 13.1 | 12.9 | 12.4 | 13.2 | 16.7 | 18.1 | 165.4 |
平均降雪日数 | 28.6 | 25.1 | 21.4 | 6.8 | 0.1 | 0.0 | 0.0 | 0.0 | 0.0 | 1.3 | 12.6 | 26.8 | 122.1 |
% 湿度 | 70 | 72 | 72 | 75 | 80 | 88 | 90 | 89 | 82 | 74 | 71 | 70 | 78 |
平均月間日照時間 | 88.3 | 123.6 | 183.7 | 198.9 | 194.9 | 155.8 | 133.2 | 144.9 | 166.5 | 165.2 | 102.7 | 71.1 | 1,728.1 |
出典:気象庁(平均値:1991年 - 2020年、極値:1923年 - 現在)[17][18] |
室蘭地方気象台 1961 - 1990年平均の気候 | |||||||||||||
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月 | 1月 | 2月 | 3月 | 4月 | 5月 | 6月 | 7月 | 8月 | 9月 | 10月 | 11月 | 12月 | 年 |
平均最高気温 °C (°F) | −0.1 (31.8) |
−0.2 (31.6) |
3.1 (37.6) |
8.8 (47.8) |
14.0 (57.2) |
17.2 (63) |
20.9 (69.6) |
23.4 (74.1) |
20.6 (69.1) |
15.3 (59.5) |
8.6 (47.5) |
2.9 (37.2) |
11.21 (52.17) |
日平均気温 °C (°F) | −2.3 (27.9) |
−2.4 (27.7) |
0.5 (32.9) |
5.4 (41.7) |
10.2 (50.4) |
13.9 (57) |
18.0 (64.4) |
20.6 (69.1) |
17.7 (63.9) |
12.3 (54.1) |
5.9 (42.6) |
0.5 (32.9) |
8.36 (47.05) |
平均最低気温 °C (°F) | −4.6 (23.7) |
−4.7 (23.5) |
−1.8 (28.8) |
2.7 (36.9) |
7.2 (45) |
11.4 (52.5) |
15.8 (60.4) |
18.5 (65.3) |
15.2 (59.4) |
9.3 (48.7) |
3.1 (37.6) |
−1.9 (28.6) |
5.85 (42.53) |
出典:World Climate Muroran, Japan[19] |
人口
編集胆振総合振興局の中では苫小牧市に次ぐ人口になっている。かつては人口18万人以上で、人口密度が北海道内で最も高かったが、基幹産業ともいうべき新日本製鐵(現在の日本製鉄)や日本製鋼所等での大規模な合理化のほか、比較的地価の安い周辺都市である登別市や伊達市への転出、苫小牧市の発展や札幌市への一極集中化などに押されている[12]。住民基本台帳による最大人口は1969年(昭和44年)7月の183,605人であり、以後は人口減少が続いている[12]。1980年(昭和55年)には苫小牧市が室蘭市の人口を上回り、2005年(平成17年)の国勢調査では58年ぶりに人口が10万人を割った[20]。ただし、2015年度(平成27年度)の財政力指数は0.61と比較的健全であるため、「過疎地域」には指定されていない。
室蘭市と全国の年齢別人口分布(2005年) | 室蘭市の年齢・男女別人口分布(2005年) | |||||||||||||||||||||||||||||||||
■紫色 ― 室蘭市
■緑色 ― 日本全国 |
■青色 ― 男性
■赤色 ― 女性 | |||||||||||||||||||||||||||||||||
室蘭市(に相当する地域)の人口の推移
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総務省統計局 国勢調査より |
消滅集落
編集2015年国勢調査によれば、以下の集落は調査時点で人口0人の消滅集落となっている[21]。
- 室蘭市 - 仲町、茶津町
隣接する自治体
編集歴史
編集「室蘭市のあゆみ」参照[22]
室蘭に和人が住み着いたのは1600年頃の慶長年間にアイヌとの商取引のために松前藩が「エトモ場所」を設置したことによる[23]。松前藩は蝦夷地を数十場所に分割して主な家臣に知行地(支配地)として分け与えた[23]。室蘭地方は総称して「モロラン場所」と呼ばれていた[23]。
年表
編集- 1796年(寛政 8年):イギリス船プロビデンス号(ウィリアム・ロバート・ブロートン船長)が絵鞆に入港。その際、事故死したデンマーク人水兵ハンス・オルソンを大黒島に埋葬。
- 1854年(安政元年):マシュー・ペリー艦隊が絵鞆に入港し、港内を測量。
- 1856年(安政 3年):南部藩による出張陣屋設置[24]。
- 1869年(明治 2年):国郡制により室蘭郡設置。
- 1870年(明治 3年):旧仙台藩角田領主・石川邦光の重臣・添田竜吉と弟の泉麟太郎を含む44戸51人(男46人、女5人、家族4戸)が角田村より移住[1]。
- 1872年(明治 5年):元室蘭(現在の崎守町)で室蘭海関所業務開始(室蘭港の開港)。元室蘭に診療所開所、翌年に新室蘭(現在の西小路町)へ移転し、室蘭病院(現在の市立室蘭総合病院)と改称。
- 1887年(明治20年):屯田兵110戸輪西村に移住入植(第1回)。
- 1889年(明治22年):屯田兵110戸輪西村に移住入植(第2回)。
- 1891年(明治24年):大黒島灯台点火(1974年消灯)。丸井今井室蘭店開店(1981年に中島町へ移転、2010年閉店)。
- 1892年(明治25年):北海道炭礦鉄道輪西—岩見沢間(現在の室蘭本線)開通(東室蘭駅の前身となる室蘭駅開設)、石炭積み出し開始。
- 1894年(明治27年):室蘭港が外国貿易の「特別輸出港」となる。
- 1897年(明治30年):室蘭駅開設。
- 1900年(明治33年):室蘭町となる(人口5,461人)。
- 1907年(明治40年):日本製鋼所創立。室蘭工場(現在の室蘭製作所)着工。
- 1909年(明治42年):北海道炭礦汽船(北炭)輪西製鐵場(現在の日本製鉄室蘭製鉄所)操業開始。
- 1918年(大正 7年):北海道区制施行し、室蘭区となる。室蘭郡全域が室蘭区となったため区政施行と同時に室蘭郡が消滅。
- 1920年(大正 9年):チキウ岬灯台点灯。
- 1921年(大正10年):室蘭区教育会図書館(現在の市立室蘭図書館)開館(2021年閉館)。
- 1922年(大正11年):市制施行し、室蘭市となる(人口52,158人)。室蘭支庁を胆振支庁と改称。
- 1928年(昭和 3年):長輪線(輪西—長万部間)全通。
- 1936年(昭和11年):市章制定[25]。
- 1936年(昭和11年):陸軍特別大演習のために北海道を巡幸した昭和天皇が室蘭製作所などに行幸[26]。
- 1939年(昭和14年):室蘭高等工業学校(現在の室蘭工業大学)設立。
- 1942年(昭和17年):NHK室蘭放送局開局。
- 1945年(昭和20年):アメリカ軍による「北海道空襲」と「室蘭艦砲射撃」。
- 1947年(昭和22年):室蘭港が「貿易港」指定。『復興むろらん港まつり』(むろらん港まつり)初開催。
- 1948年(昭和23年)1月14日-15日:突風により日鉄栗林社宅48戸が倒壊[27]。
- 1949年(昭和24年):室蘭工業大学発足。
- 1950年(昭和25年):志賀綜合食料品店(綜合食品のしが)開店(2009年に生活協同組合コープさっぽろと業務提携し[28]、2011年閉店)[29]。
- 1952年(昭和27年):ホームストア開店(2000年にラルズの傘下となり[30]、2008年に吸収合併)。
- 1953年(昭和28年):道立室蘭水族館(現在の市立室蘭水族館)開館。
- 1954年(昭和29年):昭和天皇、香淳皇后の行幸啓[31]。「日鋼室蘭争議」発生。
- 1956年(昭和31年):日本石油精製室蘭精油所操業開始(2014年に石化工場転換後、2019年に製造停止し、ENEOS室蘭事業所となる)。
- 1960年(昭和35年):札幌テレビ放送(STV)室蘭送信所開局。室蘭市市民会館開館。
- 1961年(昭和36年):富士製鉄室蘭製鐵所に当時の日本国内最大となる4号高炉完成。
- 1962年(昭和37年):中島公園野球場開場。
- 1963年(昭和38年):室蘭市青少年科学館開館(2021年閉館)。
- 1964年(昭和39年):室蘭市文化センター開館。
- 1965年(昭和40年):室蘭港が北海道・東北の港で初の「特定重要港湾」(現在の国際拠点港湾)指定。タンカー「機船ヘイムバード桟橋衝突事件」発生[32]。
- 1967年(昭和42年):初のフェリー航路となる青森—室蘭間(青蘭航路)就航。
- 1968年(昭和43年):室蘭市中央卸売市場(現在の室蘭市公設地方卸売市場)開場。北海道テレビ放送(HTB)室蘭送信所開局。
- 1969年(昭和44年):浜町アーケード完成(2008年解体)。
- 1971年(昭和46年):「新住宅市街地開発事業」による白鳥台ニュータウン造成工事竣工。
- 1972年(昭和47年):北海道文化放送(uhb)室蘭送信所開局。室蘭ユースホステルオープン[33]。初の「名誉市民」顕彰[34]。室蘭市の花(ツツジ)・木(ナナカマド)・鳥(ヒガラ)制定[34]。『開港100年・市制施行50年記念式典』挙行、「室蘭市民憲章」制定。日本製鋼所生活協同組合と室蘭中央生活協同組合が合併し、室蘭生活協同組合(後の生活協同組合コープクレア)と改称。(2003年自己破産)[35]。
- 1973年(昭和48年):「全国新幹線鉄道整備法」に基づく基本計画により、室蘭市が北海道南回り新幹線の経由地となる。
- 1974年(昭和49年):「大気汚染防止法」政令市に指定[36]。
- 1975年(昭和50年):日本国内最後となる蒸気機関車旅客車が室蘭—岩見沢間走行。
- 1976年(昭和51年):静岡県清水市(現在の静岡市)と「姉妹都市」提携。
- 1978年(昭和53年):長崎屋室蘭中島店(現在のMEGAドン・キホーテ室蘭中島店)オープン。
- 1979年(昭和54年):『第57回全国高等学校サッカー選手権大会』において室蘭大谷高校(現在の北海道大谷室蘭高等学校)が準優勝。
- 1980年(昭和55年):室蘭市民俗資料館開館。
- 1981年(昭和56年):室蘭新道完工[37]。長崎屋室蘭中央店(2012年閉店、現在のスーパーアークス室蘭中央店)、室蘭ファミリーデパート桐屋(現在のイオン室蘭店)オープン。イタンキ浜海水浴場オープン(2018年廃止)。
- 1985年(昭和60年):白鳥大橋建設工事着工。
- 1987年(昭和62年):むろらん高原だんパラスキー場(室蘭市だんパラスキー場)オープン。
- 1988年(昭和63年):入江運動公園陸上競技場開場。測量山ライトアップ開始。
- 1989年(平成元年):ウインズ室蘭開設(2013年閉鎖)[38][39]。『第44回国民体育大会』(はまなす国体)サッカー競技会開催。
- 1991年(平成 3年):アメリカ合衆国テネシー州ノックスビル市と「国際姉妹都市」提携。道央自動車道(道央道)室蘭IC供用開始[40]。高平町など5つの町の一部を新町名「八丁平」と変更。
- 1993年(平成 5年):テレビ北海道(TVh)室蘭送信所開局。
- 1995年(平成 7年):新潟県上越市と「姉妹都市」提携。
- 1998年(平成10年):白鳥大橋記念館「みたら」(道の駅みたら室蘭)オープン。白鳥大橋(白鳥新道一期区間)開通。沖縄県平良市(現在の宮古島市)と「交流都市」提携。
- 1999年(平成11年):旧室蘭駅舎が国の「登録有形文化財」となる[41]。
- 2000年(平成12年):弥生ショッピングセンターオープン。
- 2001年(平成13年):輪西複合商業施設「ぷらっと・てついち」オープン。
- 2002年(平成14年):中華人民共和国山東省日照市と「友好都市」提携。室蘭市の魚(クロソイ)制定。西いぶり広域連合(室蘭市・伊達市・洞爺湖町・豊浦町・壮瞥町)によるゴミ処理開始。
- 2003年(平成15年):室蘭港浮体式防災施設(防災フロート)完成。
- 2005年(平成17年):「第18回国勢調査」において58年ぶりに人口が10万人を割り込む。
- 2007年(平成19年):東室蘭駅自由通路「わたれーる」(歩行者専用道路)開通。MORUE中島オープン。NHK室蘭放送局と道内民放5局(HBC、STV、HTB、uhb、TVh)の室蘭局が地上デジタル放送開始し、NHK函館放送局渡島デジタル中継局も開局。
- 2008年(平成20年):伊達信用金庫と室蘭商工信用組合が合併。北海道PCB(ポリ塩化ビフェニル)廃棄物処理施設操業開始。室蘭まちづくり放送(愛称:FMびゅ~)開局。室蘭市民美術館開館。青森—室蘭間フェリー航路が廃止され、室蘭港発着のフェリー航路が一時消滅した。
- 2009年(平成21年):むろらん広域センタービル竣工[42]。輪西商店街が中小企業庁による「新・がんばる商店街77選」選定[43]。
- 2012年(平成24年):『全国工場夜景サミットinむろらん』開催[44]。発達した低気圧による暴風雪で送電線の鉄塔が倒れ、室蘭管内の広範囲で大規模な停電が発生[45][46]。
- 2013年(平成25年):追直漁港沖合人工島(Mランド)供用開始[47]。
- 2018年(平成30年):宮古—室蘭間フェリー航路就航(2020年に宮古航路休止し、八戸—室蘭航路となる。2022年に八戸航路休止)[48][49]。室蘭市生涯学習センター「きらん」開設。
- 2021年(令和 3年):室蘭市環境科学館・室蘭市図書館(えみらん)開館。
- 2022年(令和 4年):入江運動公園総合体育館開館。
- 2023年(令和 5年)5月13日:市内に初めてヒグマ注意報が発出(注意報等の制度は前年より北海道庁が始めたもの)。同年6月12日に解除[50]。
町名
編集- 室蘭市では、1922年(大正11年)4月1日に調査未了の輪西村、元室蘭村、千舞鼈村の大字を除いて字名改正がなされた。(北海道は大字の後ろに村が付く)
- また、1929年(昭和4年)10月16日に上記の三大字が字名改正によって廃止された。
1922年の字名改正
編集実施後 | 実施前の大字 | 実施前の小字 | 備考 |
---|---|---|---|
絵鞆町 | 大字絵鞆村 | 字エトモ | 従来の通り |
祝津町 | 字シクツシ、ポンシクツシ | 同上 | |
築地町 | 字オハシナイ、ポンオハシナイ、地先 | 埋立地 | |
小橋内町 | 字オハシナイ、マシチセ、ポンオハシナイ、ハルカラモイ、ポンシレツト | 従来の通り | |
海岸町 | 大字海岸町 | 大字札幌通字トツカリモイの一部を含む | |
入江町 | 大字海岸町 | ||
緑町 | 大字札幌通 | 字トツカリサワ、トツカリモイ、山ノ上、ヲシクネ | |
港町 | |||
泉町 | |||
大町 | |||
公園町 | 字蛸沼 | ||
茶津町 | 字チヤツサキ、ポコイ、チヤツ | ||
新富町 | 字リロマモイ、ポコイ、ポトフリナイ、チヤラツナイ | ||
母恋南町 | 字ポコイ、ポンツクイ、トツカリシユ、ポロツクイ | ||
母恋北町 | 字ポコイ | ||
御前水町 | 字エトツケレップ、三橋、ポコイ | ||
御崎町 | 埋立地を含む | ||
西小路町 | 大字西小路町 | 従来の通り | |
沢町 | 大字沢町 | 同 | |
幕西町 | 大字幕西町 | 一部泉町に編入 | |
常盤町 | 大字常盤町 | 常盤町、本町、大字札幌通の一部を含む | |
清水町 | 常盤町奥税務署より奥地一帯 | ||
浜町 | 大字浜町 | 浜町、千歳町、大字札幌通の一部を含む | |
千歳町 | 大字千歳町 | 千歳町、浜町、大字札幌通、本町の一部を含む | |
幸町 | 大字本町 | ||
本町 | |||
栄町 | |||
舟見町 | 字オイナヲシ、モトマリ、リロマモイ | ||
開運町 | 字蛸沼、オイナヲシ |
1929年の字名改正
編集実施後 | 実施前の大字 | 実施前の小字 | 備考 |
---|---|---|---|
輪西町 | 大字輪西村 | 字瑞ノ江、霞台、大沢、エトツケレップ、チリベツ、札幌通、ベシボッケ、元町、三橋、柏木、イタンキ | |
東町 | 字イタンキ、アルトル、ワシベツハマ、札幌通 | ||
仲町 | 字チリベツ、ワニシ | ||
中島町 | 字チリベツ、札幌通 | ||
高砂町 | 字札幌通、峰通、ワシベツ、チリベツ、サツテキ、ヲクワシベツ、サツテキワシベツ | ||
知利別町 | 字チリベツ、熊谷、八丁平、天神山、奥ワシベツ | ||
高平町 | 字牛太郎坂、麻園、チリベツ、八丁平、コイカクシ、コイカクシワニシ、ホロワニシ、ヤマコシナイ | ||
本輪西町 | 字ホロワニシ、ホンワニシ、ホンナイ、ヤムクシナイ、コイカクシワニシ、ワニシ、石炭沢、ヲクワニシ、カミシロコタン、ワニシ沢 | ||
幌萌町 | 字ホンナイ、ホロモイ、本ワニシ、ヲクワニシ、ホロワニシ、ペケレオタ、ワニシ沢、ワニシ沢奥 | ||
水元町 | 字川添、奥ワシベツ、天神山、八丁平、本ワニシ、オクワニシ、ワシベツ | ||
神代町 | 字八丁平、コイカクシ、ヤムクシナイ、カミシロコタン、石炭沢、ワニシ奥、ホンワニシ、ワニシ沢、奥ワニシ、ワニシ沢奥、ホロワニシ、天神山 | ||
陣屋町 | 字ベキリウタ、ペケレオタ、ホロモイ、ベキリウタ奥、ポロベキリウタ、ポンベキリウタ、沢奥 | ||
崎守町 | 大字元室蘭村 | 字モロラン、トコタンバ、モイ、キモンタイ、ペケレオタ、ポンペケレオタ、東沢、沢奥、オホナイ、ヘンベキリウタ、ベキリウタ | |
香川町 | 字キモンタイ、ベキリウタ、ペケレオタ、ピンニオシコツ、カミシロコタン、 | ||
大字千舞鼈村 | 字ベトトル、ポンベトトル、キモンタイ | ||
石川町 | 字ベトトル、奥千舞鼈、干潟泊、コンプリカイ、幡守山、ヒカタ、ポンヘトトル |
新住居表示
編集実施後 | 実施日 | 実施前(丁目付与のみは記述無し) |
---|---|---|
知利別町1~4丁目 | 1963年5月1日 | 知利別町 |
中島町1~4丁目 | 中島町、高平町 | |
宮の森町1~4丁目 | 中島町 | |
東町1~5丁目 | 東町、輪西町の一部 | |
寿町1~3丁目 | 東町 | |
輪西町1~3丁目 | 1964年5月1日 | 輪西町 |
みゆき町1~3丁目 | ||
大沢町1~2丁目 | ||
仲町 | 輪西町の埋立地(昭和12、3年頃) | |
日の出町1~3丁目 | 東町 | |
御崎町1~2丁目 | 1965年5月1日 | 御崎町の大部分、茶津町 |
御前水町1~3丁目 | 御前水町、御崎町、母恋北町、母恋南町 | |
母恋北町1~3丁目 | 母恋北町、新富町、母恋南町 | |
母恋南町1~5丁目 | 母恋南町、母恋北町、御前水町 | |
新富町1~2丁目 | 新富町、母恋北町 | |
茶津町 | 茶津町、御崎町 | |
山手町1~3丁目 | 1966年7月1日 | |
栄町1~2丁目 | ||
幸町 | ||
中央町1~3丁目 | 大町、浜町、千歳町 | |
幕西町 | ||
海岸町1~3丁目 | 海岸町、港町 | |
西小路町 | ||
築地町 | ||
港南町1~2丁目 | ||
祝津町1~3丁目の一部 | ||
舟見町1~3丁目 | ||
本町1~3丁目 | ||
入江町 | ||
常盤町 | ||
清水町1~2丁目 | ||
沢町 | ||
緑町 | ||
小橋内町1~2丁目の一部 | ||
増市町1~2丁目 | ||
絵鞆町 | ||
高砂町1~5丁目 | 1967年7月1日 | |
水元町 | ||
高平町 | ||
天神町 | ||
中島本町1~4丁目 | 中島町、高平町、知利別町 | |
港北町1~5丁目 | 本輪西町、高平町 | |
本輪西町1~5丁目、本輪西町 | ||
柏木町 | ||
神代町 | ||
幌萌町 | ||
白鳥台1~5丁目 | 1967年 | 崎守町、石川町の各一部より分立 |
絵鞆町1~3丁目 | 1974年8月1日 | 絵鞆町、祝津町3丁目 |
陣屋町1~5丁目 | 1978年11月1日 | |
絵鞆町4丁目 | 1980年 | |
祝津町4丁目 | 1980年 | |
本輪西町5丁目(再度) | 1981年5月 | |
八丁平1~5丁目 | 1991年11月1日 | |
中央町4丁目 | 2008年3月1日 | 入江町の一部 |
- 香川町、崎守町、石川町は今日まで住居表示が実施されていない。
政治
編集行政
編集役所
編集- 室蘭市役所
- 広域センタービル庁舎
- 蘭東支所【えきがるセンター】(東室蘭駅直結)
市長
編集- 歴代市長
氏名 | 期間 | 任期 | |
---|---|---|---|
初代 | 中村俊清 | 1922年12月9日 - 1929年3月10日 | 2期 |
2代 | 福岡幸吉 | 1929年5月27日 - 1929年9月14日 | 1期 |
3代 | 松尾豊次 | 1929年12月1日 - 1935年2月25日 | 2期 |
4代 | 福岡幸吉 | 1935年3月4日 - 1937年11月6日 | 2期 |
5代 | 土居通次 | 1938年2月13日 - 1945年2月18日 | 2期 |
6代 | 松尾孝之 | 1945年11月24日 - 1946年5月22日 | 1期 |
7代 | 熊谷綾雄 | 1946年9月6日 - 1963年4月30日 | 5期 |
8代 | 高薄豊次郎 | 1963年5月1日 - 1971年4月30日 | 2期 |
9代 | 長谷川正治 | 1971年5月1日 - 1979年4月30日 | 2期 |
10代 | 岩田弘志 | 1979年5月1日 - 1995年4月30日 | 4期 |
11代 | 新宮正志 | 1995年5月1日 - 2011年4月30日 | 4期 |
12代 | 青山剛 | 2011年5月1日 - | 4期目 |
市民憲章・宣言
編集室蘭市民憲章
わたしたちは、白鳥湾の美しい自然のなかで、たくましく発展している港湾と商工業のまち、室蘭の市民です。
わたしたちは、このまちを愛し、市民であることに、誇りと、責任をもち、さらに、豊かな未来をめざし、ここに市民憲章を定めます。
— 昭和47年8月1日制定[51]
- 1 健康で働き、明るく楽しい家庭をつくります。
- 1 老人をうやまい、子どもの夢をはぐくみ、あたたかい心のかようまちをつくります。
- 1 自然を愛し、環境をととのえ、緑豊かなまちをつくります。
- 1 のびゆく港と、産業を育て、未来を開く希望のまちをつくります。
- 1 きまりを守り、教養を深め、文化のかおりあふれるまちをつくります。
都市宣言
- スポーツ都市宣言(昭和57年10月10日制定)
- 室蘭市いきいき明るい福祉都市宣言(平成6年3月31日制定)
- 平和都市宣言(平成11年2月26日制定)
- 「ものづくりのマチ」宣言(平成14年7月26日制定)
- 安全安心都市宣言(平成19年10月9日制定)
議会
編集市議会
編集- 定数21人
- 本会議
- 定例会(2月、6月、9月、12月)
- 臨時会
- 委員会
- 常任委員会
- 議会運営委員会
- 特別委員会
道議会
編集- 室蘭市選挙区
- 定数:2名
- 任期:2023年(令和5年)5月13日~2027年(令和9年)5月12日
議員名 | 会派名 | 備考 |
---|---|---|
千葉英也 | 自民党・道民会議 | |
滝口信喜 | 北海道結志会 | 所属党派は無所属 |
衆議院
編集- 任期 : 2021年(令和3年)10月31日 - 2025年(令和7年)10月30日(「第49回衆議院議員総選挙」参照)
選挙区 | 議員名 | 党派名 | 当選回数 | 備考 |
---|---|---|---|---|
北海道第9区(室蘭市、苫小牧市、登別市、伊達市、胆振総合振興局管内、日高振興局管内) | 山岡達丸 | 立憲民主党 | 3 | 選挙区 |
堀井学 | 自由民主党 | 4 | 比例復活 |
国家機関
編集官公庁
編集裁判所
編集独立行政法人・特殊法人等
編集-
NHK室蘭放送局(2010年8月)
道の機関
編集- 胆振総合振興局
- 北海道教育庁胆振教育局
- 北海道室蘭保健所
- 室蘭建設管理部
- 胆振海区漁業調整委員会
- 北海道室蘭児童相談所
- 北海道立室蘭高等技術専門学院
施設
編集警察
編集- 北海道札幌方面室蘭警察署
- 室蘭駅前交番、母恋交番、輪西交番、東町交番、高砂交番、中島交番、本輪西交番、白鳥台交番、祝津警備派出所、知利別連絡所
消防
編集- 本部
- 消防署
- 室蘭市消防署
- 入江支署、蘭北支署、高砂出張所
医療
編集- 主な病院
-
市立室蘭総合病院
-
日鋼記念病院(2015年9月)
-
製鉄記念室蘭病院(2010年8月)
郵便局
編集- 母恋駅前郵便局
- 室蘭海岸郵便局
- 室蘭工業大学前郵便局
- 室蘭港北郵便局
- 室蘭御前水郵便局
- 室蘭幸町郵便局
- 室蘭栄町郵便局
- 室蘭祝津郵便局
- 室蘭高砂郵便局
- 室蘭知利別郵便局
- 室蘭築地郵便局
- 室蘭中島南郵便局
- 室蘭中島郵便局
- 室蘭白鳥台郵便局
- 室蘭東町郵便局
- 室蘭母恋郵便局
- 室蘭輪西南郵便局
- 本輪西郵便局
- 輪西郵便局
- 室蘭港南簡易郵便局
-
東室蘭郵便局(2010年5月)
-
室蘭郵便局(2010年5月)
公共施設
編集- 市立室蘭水族館
- 港の文学館
- 室蘭市文化センター(室ガス文化センター)[52]
- 室蘭市民美術館[53]
- DENZAI環境科学館・室蘭市図書館
- 室蘭市環境科学館(DENZAI環境科学館)
- 室蘭市図書館
- 室蘭市市民会館[54]
- 室蘭市公設地方卸売市場
- 室蘭テクノセンター[55]
- 胆振地方男女平等参画センター[56]
- 室蘭市中小企業センター[57]
- 室蘭市保健センター
- 室蘭市子育て世代包括支援センター「ここらん」
- 室蘭市生涯学習センター(FKホールディングス 生涯学習センター)「きらん」[58]
- 室蘭市市民活動センター[59]
- 室蘭市神代火葬場
- 望洋台霊園
- 室蘭市民俗資料館(とんてん館)
- 西胆振地域廃棄物広域処理施設(メルトタワー21)[60]
- 西いぶり広域連合リサイクルプラザ[60]
-
FKホールディングス 生涯学習センター「きらん」(2020年11月)
運動施設
編集-
白鳥大橋パークゴルフ場と白鳥大橋(2015年4月)
-
入江運動公園陸上競技場(2006年3月)
対外関係
編集姉妹都市・提携都市
編集海外
編集- 姉妹都市
- 提携都市
国内
編集- 姉妹都市
- 提携都市
経済
編集室蘭市の産業別従業者数(2006年統計)は、第三次産業の割合が72.4 %と最も高く、次いで第二次産業の27.5 %になっており、第一次産業は0.14 %となっている[69]。第二次産業のうち、基幹産業である製造業は16.3 %になっている[69]。北海道内の製造品出荷額等の市町村別順位は苫小牧市に次ぐ第2位になっている[70]。
室蘭港は1872年(明治5年)に室蘭—森間に定期航路を開設したのが始まりであり、現在は国際拠点港湾になっている[71]。港湾区域面積は1,610 ha、岸壁数は北海道内最多となる109バースを有しており[72]、崎守埠頭や中央埠頭には客船・練習船が入港する[73]。港湾取扱貨物量は北海道内3位(平成24年)である[74]。2002年(平成14年)に苫小牧港とともに「静脈物流拠点港(リサイクルポート)」に指定されている[75]。浮体式防災施設(広域防災フロート)を有し、「内浦湾(噴火湾)全体の防災拠点港」としての役割を果たしている。2012年(平成24年)に祝津絵鞆地区と入江地区が「みなとオアシス」に登録された[76]。第3種漁港の追直漁港は絵鞆半島外海にあって底引き網漁業や養殖漁業を行っている[77]。新港区には北海道立総合研究機構水産研究本部栽培水産試験場があり、2013年(平成25年)4月に沖合人工島(Mランド)が供用開始した[47]。
組合
編集- 室蘭漁業協同組合
- 北海道信用漁業協同組合連合会室蘭推進センター
- 室蘭市管工事業協同組合
- 室蘭地方電気工事業協同組合
- 胆振地方石油販売業協同組合
- 室蘭ハイヤー協同組合
- 室蘭個人タクシー協同組合
- 赤帽北海道軽自動車運送協同組合室蘭支部
- 室蘭市商店街振興組合連合会
- 室蘭自動車整備協同組合
第二次産業
編集工業団地
編集- 香川工業用地[78]
第三次産業
編集商業施設
編集ショッピングセンター
スーパーマーケット
- 長崎屋(パン・パシフィック・インターナショナルホールディングス)
- MEGAドン・キホーテ室蘭中島店
- イオン北海道(イオングループ)
- イオン室蘭店
- マックスバリュ室蘭東店(弥生ショッピングセンター内)
- ラルズ(アークスグループ)
- 生活協同組合コープさっぽろ室蘭地区
- 東むろらん店
- しが驛前店
- 大槻食材
- C&Cキャロット室蘭店
物流
編集金融機関
編集- 北洋銀行室蘭中央支店、中島町支店
- 北海道銀行室蘭支店(東室蘭支店がブランチインブランチ)、室蘭駅前支店
- 室蘭信用金庫本店(小橋内支店・母恋支店がブランチインブランチ)、本部・東町支店(輪西支店がブランチインブランチ)、中島支店(東室蘭駅前支店・本輪西支店がブランチインブランチ)、高砂支店(工大前支店がブランインブランチ)、白鳥台支店
- 伊達信用金庫室蘭支店、東町支店
- 北海道労働金庫室蘭支店、室蘭東支店
- JFマリンバンク北海道(北海道信用漁業協同組合連合会)室蘭
-
室蘭信用金庫本店(2010年8月)
拠点を置く主な企業
編集50音順
- アイセ・リアリティー
- アルファマート
- 一平本店
- 内池建設
- エア・ウォーター
- ENEOS
- エルム楽器
- 大岡技研
- カナモト
- カネサン佐藤水産
- キメラ
- 栗林グループ
- 五洋建設
- 佐々木機工
- 佐藤製線所
- シノヤマ観光自動車
- 太平電気
- タカヤナギ
- チヨダウーテ
- テツゲン
- つうけん
- 月島機械
- 電材重機
- 道南バス
- 中田商会
- 永澤機械
- ナラサキ産業
- 楢崎製作所
- 西野製作所
- 日本製鉄グループ
- 日東エフシー
- 日本製鋼所
- 日本製鋼所M&E
- 函館どつく
- ファインクリスタル
- 富士建設(東亜道路グループ)
- 北洋証券
- 北海道エア・ウォーター
- 北海道肥料
- マトラスターテクノクラシー
- 三菱製鋼室蘭特殊鋼
- 室蘭うずら園
- 室蘭ガス(北ガスグループ)
- 室蘭信用金庫
- 室蘭ダイハツ販売(野口観光グループ)
- むろらん東郷
- 室蘭ビル管理
- 室蘭民報社
- 北海製鉄
- 北海道高度情報技術センター(HiTEX)
- 北海道スチールワイヤー
- 北興工業
- 吉川工業
情報・通信
編集マスメディア
編集新聞社
編集-
室蘭民報社本社(2018年7月)
放送局
編集- テレビ放送局
- ラジオ放送局
生活基盤
編集ライフライン
編集電力
編集- 北海道電力ネットワーク室蘭支店
ガス
編集教育
編集大学
編集- 研究施設
専修学校
編集高等学校
編集- 道立
- 私立
- 通信
- 池上学院高等学校室蘭キャンパス
中学校
編集- 市立
小学校
編集- 市立
特別支援学校
編集幼児教育
編集認定こども園
編集保育所・保育園
編集幼稚園
編集学校教育以外の施設
編集廃止・閉校となった学校
編集
短期大学
高等学校
旧制専門学校 専門学校
|
中学校
|
小学校
|
交通
編集鉄道
編集- 北海道旅客鉄道(JR北海道) 室蘭運輸所
- 日本貨物鉄道北海道支社(JR貨物) 苗穂車両所輪西派出
- 室蘭本線:東室蘭駅
廃止となった貨物駅
編集バス
編集路線バス
編集高速バス
編集タクシー
編集小型車初乗り運賃は550円。中型車初乗り運賃は570円(距離制)[87]
道路
編集高速道路
編集国道
編集道道
編集- 北海道道107号室蘭環状線
- 北海道道127号室蘭インター線
- 北海道道699号室蘭港線
- 北海道道704号崎守停車場線
- 北海道道782号上登別室蘭線
- 北海道道844号祝津西小路中央線
- 北海道道919号中央東線
- 北海道道1081号東室蘭停車場線
道の駅
編集- みたら室蘭(白鳥大橋記念館)
港湾
編集航路
編集- 船舶
- スターマリン[88]
- ナイトクルージング
- イルカ・クジラウォッチング
- 地球岬遊覧
観光
編集文化財
編集国指定
編集- 国登録
市指定
編集- 有形文化財
- 民俗文化財
- 天然記念物
- 白鳥大橋海底部等出土の材化石及び貝化石の標本[90]
- その他
- 本輪西遺跡※当遺跡から出土した土偶(東京国立博物館蔵)は国の「重要文化財」に指定(室蘭市民俗資料館にレプリカがある)。
観光スポット
編集室蘭市には普段は一般公開していない企業施設が幾つかある。「蕙山苑」は1909年(明治42年)に栗林商会の栗林五朔が政財界の賓客をもてなすため私財を投じて建造した[91]。「瑞泉閣」は1911年(明治44年)、当時の皇太子(後の大正天皇)の視察に備えて日本製鋼所が室蘭製作所構内に新築した迎賓館であり[92]、同館の命名を皇太子に依頼したところ、「瑞泉閣」の名を贈られた[92]。「瑞泉鍛刀所」は1918年(大正7年)に日本製鋼所が日本刀の製作技術向上と保存のために建設した[93]。「知利別会館」は1940年(昭和15年)に現在の日本製鉄が社員の交流の場や会議、来賓の宿泊施設として建設(当初の名称は知利別倶楽部)[92]。現在は迎賓館として利用している[92]。瑞泉閣と知利別会館は「我が国の近代化を支えた北海道産炭地域の歩みを物語る近代化産業遺産群」(近代化産業遺産)に認定されている[94]。また、瑞泉閣、旧三菱合資会社室蘭出張所、旧室蘭駅舎などで構成している空知・室蘭・小樽の「炭鉄港」が「日本遺産」に認定された[95]。
|
|
|
-
測量山の展望(2012年11月)
-
金屏風(2014年7月)
-
マスイチ浜(2009年6月)
-
地球岬(2014年7月)
-
祝津公園展望台から眺めた白鳥大橋(2009年6月)
-
イタンキ浜(2007年5月)
文化・名物
編集祭事・催事
編集名産・特産
編集室蘭観光推進連絡会議は室蘭やきとり・室蘭カレーラーメン・クロソイを「むろらん3大グルメ」と紹介している[103]。室蘭やきとりは豚肉とタマネギを串に刺し、洋からしを付けて食べるのが特徴の焼き鳥[104]。全国やきとり連絡協議会による「全国7大ご当地やきとり」の1つであり[105]、ふるさと小包にもなっている。室蘭市内のラーメン店では昔からカレーラーメンがメニューにある事が多く、これらを「室蘭カレーラーメン」として発信している[106][107]。クロソイはスズキ目メバル科メバル属の魚[108]。室蘭近海に生息しており、開港130年・市制施行80年を記念して2002年(平成14年)「室蘭市の魚」に制定。市立室蘭水族館で見学できるほか、市内の一部料理店ではクロソイ料理を提供している[109]。室蘭うずら園は北海道唯一のうずら卵生産農場であり[110]、うずら卵を使用した各種商品を販売している。
母恋駅はその駅名から母の日が近づくと「母の日記念乗車券」を販売しているほか[111]、手作り駅弁の母恋めし売店がある[112]。ボルタはボルトとナットを組み合わせた体長5cmほどの手作りボルト人形[113]。女の子版は一般公募によりナッティと名づけられた[109]。
スポーツ
編集- 野球
- 日本製鉄室蘭シャークス - 社会人野球のクラブチーム。かつて新日本製鐵の室蘭製鉄所を拠点に活動していた企業チーム・新日本製鐵室蘭硬式野球部の後継チーム。
- サッカー
出身・関連著名人
編集名誉市民
編集- 南条徳男(弁護士・政治家。元建設大臣・農林大臣)
- 栗林徳一(実業家。元栗林商会会長・元貴族院議員)
- 山中日露史(弁護士・政治家。元衆議院議員)
- 徳中祐満(実業家・政治家。室蘭自動車合資会社(現・道南バス)・室蘭ガス創設者。元市議会・道議会議員)
- 熊谷綾雄(第7代室蘭市長)
- 八木義徳(芥川賞受賞作家)
- 池端清一(政治家。元衆議院議員)
出身人物
編集50音順
政治・法曹・経済
編集学術・文芸
編集- 石川武(法学者、歴史学者)
- 石村博子(ルポルタージュ作家、ノンフィクション作家)
- 岩泉舞(漫画家)
- 岩澤宏樹(映像作家)
- 大島清(経済学者)
- 大西巷一(漫画家)
- 大原まゆ(作家)
- 大村友樹(フルート奏者)
- 沖藤典子(ノンフィクション作家)
- 織田淳太郎(ノンフィクション作家)
- 角島秀輝(発明家、技術者)
- 掛川源一郎(写真家)
- 加藤光峰(書家)
- 鴨下重彦(医学者、医学博士)
- 小林義武(音楽史学者)
- 今野雄二(映画・音楽評論家、翻訳家、小説家)
- 齋藤和(新左翼活動家)
- 櫻井淳(理学博士、経済学博士、法学博士、教養学博士)
- 笹渕啓史(ドラマー)
- 佐藤俊彦(津軽三味線奏者)
- 外崎春雄(アニメーター、アニメーション監督、アニメーション演出家、キャラクターデザイナー)
- 曽根富美子(漫画家、油絵作家)
- 高澤秀次(文芸評論家)
- 高松雄一(英文学者)
- 田口清隆(映画・特技監督)
- 竹内清己(国文学者)
- 武田龍夫(作家。元外交官)
- 谷口克広(歴史家)
- 田部京子(ピアニスト)
- 土田英介(作曲家、ピアニスト)
- 寺尾五郎(歴史学者)
- 富盛菊枝(児童文学者)
- 中村岳(画家)
- ナガオカケンメイ(デザイン活動家)
- 七月鏡一(漫画原作者、脚本家)
- 波木星龍(占い師、手相家、作家)
- 能代八郎(作曲家)
- はぎのみほ(美術家)
- 久田恵(ノンフィクション作家)
- 松谷早苗(色彩設定者)
- 三浦清宏(小説家、心霊研究家)
- 水野俊平(朝鮮語学者、文学博士)
- 森征一(法学者)
- 森田哲隆(洋画家)
- 八木義徳(小説家)
- 安田史生(音楽クリエイター。Ruppina+のメンバー。俳優の安田顕は実弟)
- 吉田ルイ子(フォトジャーナリスト)
芸能
編集報道
編集スポーツ
編集- 阿部哲也(フットサル選手。元サッカー選手)
- 飯塚高史(元プロレスラー)
- 石川晃(元プロ野球選手。元千葉ロッテマリーンズ球団副代表)
- 石川武(バスケットボール指導者)
- 上野高広(全日本プロドリフト選手権(D1)ドライバー)
- 上野秀章(サッカー指導者。元サッカー選手)
- 大岩真由美(サッカー指導者。元サッカー審判員)
- 小田由香(アイスホッケー選手)
- 加藤徹(元アマチュア野球選手。室蘭シャークス初代監督)
- 加藤英美(元プロ野球選手)
- 金子志保(元バレーボール選手)
- 賀谷英司(サッカー指導者。元サッカー選手)
- 岸奥裕二(元サッカー選手)
- 北葉山英俊(元大相撲力士、枝川親方)
- 京谷和幸(元車いすバスケットボール選手、元サッカー選手)
- 小森有華(元サッカー選手)
- 財前恵一(サッカー指導者。元サッカー選手。財前宣之は弟)
- 財前宣之(元サッカー選手。財前恵一は兄)
- 渋谷洋樹(元サッカー選手。サッカー指導者ジュビロ磐田)
- 齋藤竜(元サッカー選手)
- 佐々木みき(バレーボール指導者。元バレーボール選手)
- 佐藤尽(サッカー指導者。元サッカー選手)
- 城彰二(元サッカー選手)
- 菅原智(元サッカー選手)
- 菅原康太(サッカー選手)
- 鈴木貴浩(サッカー指導者。元サッカー選手)
- 野田知(サッカー指導者。元サッカー選手)
- 野村貢(サッカー指導者。元サッカー選手)
- 深川友貴(サッカー指導者。元サッカー選手)
- 双津竜順一(元大相撲力士、時津風親方)
- 双ツ龍徳義(元大相撲力士、年寄粂川)
- 北天佑勝彦(元大相撲力士、二十山親方)
- 眞下貴之(元プロ野球選手)
- 松木玖生(サッカー選手)
- 松本怜(サッカー選手)
- 三浦雅之(元サッカー指導者、元サッカー選手)
- 三上大勝(ゼネラルマネージャー。元サッカー選手)
- 吉泉賀子(元ノルディックスキージャンプ選手)
- 神威山力雄(元大相撲力士)
ゆかりのある人物
編集- 飯田圭織(タレント。元モーニング娘。出生地が室蘭)
- いがらしゆみこ(漫画家)
- 生田斗真(俳優。生田竜聖は弟。出生地が室蘭)
- 生田竜聖(フジテレビアナウンサー。生田斗真は兄。出生地が室蘭)
- 石川光親(陸奥仙台藩石川氏の末裔。石川邦光は兄)
- 岩田弘志(元室蘭市長。岩田聡は息子)
- 近江谷太朗(俳優。出生地が室蘭)
- 北原じゅん(作曲家・編曲家。城卓矢は弟)
- 葛西薫(アートディレクター)
- 川本治(サッカー指導者。元サッカー選手)
- 栗林五朔(実業家。栗林商会創業者。出生地は新潟県三条市)
- 小林晴夫(工学者、化学者。元室蘭工業大学学長・名誉教授。北海道大学名誉教授)
- 坂口眞人(化学者)
- 佐山俊二(喜劇俳優。中江良夫は兄)
- 篠原勝之(ゲージツ家)
- 城卓矢(歌手。樺太生まれ。北原じゅんは兄)
- 貴ノ花健士(元大相撲力士、二子山親方。出生地が室蘭)
- 坪川拓史(映画監督・アコーディオン奏者)
- 土居通次(元室蘭市長、徳島県知事)
- 東条貞(ジャーナリスト、政治家。元衆議院議員)
- 中江良夫(劇作家、脚本家。佐山俊二は弟)
- 中村睦男(憲法学者、法学博士)
- 長嶋有(作家)
- 信時潔(作曲家。「室蘭市の歌」作曲)
- 鳩山由紀夫(政治家。元衆議院議員、第93代内閣総理大臣。旧北海道4区→北海道9区選出)
- 本橋浩一(実業家。元日本アニメーション社長)
- 山崎育三郎(俳優・歌手。安倍なつみは妻)
- 吉田みどり(北海道テレビ放送(HTB)社員。元アナウンサー)
- 若乃花幹士(初代)(元大相撲力士、日本相撲協会理事長。出生地は青森県弘前市)
室蘭市を舞台とした作品
編集映画
編集- 『若ノ花物語 土俵の鬼』(1956年)
- 『樹氷のよろめき』(1968年)
- 『いこかもどろか』(1988年)
- 『いつかギラギラする日』(1992年)
- 『名探偵コナン 銀翼の奇術師』(2004年)
- 『天国の本屋〜恋火』(2004年)
- 『ミラーを拭く男』(2004年)
- 『YUMENO』(2005年)
- 『アリア』(2007年)
- 『恋極星』(2009年)
- 『海炭市叙景』(2010年)
- 『映画 妖怪人間ベム』(2012年)
- 『探偵はBARにいる2 ススキノ大交差点』(2013年)[116]
- 『世界から猫が消えたなら』(2016年)
- 『モルエラニの霧の中』(2020年)
テレビドラマ
編集- 『青い鳥』(1997年)
- 『上条麗子の事件推理5 函館・洞爺湖・白老・札幌〜流れ質屋の罠・心の家を求めて』(2006年)
- 『Mother』(2010年)
- 『鬼刑事 米田耕作 〜銀行員連続殺人の罠〜』(2012年)
- 『プラチナタウン』(2012年)
- 『北海道警事件ファイル 警部補 五条聖子3 登別室蘭殺人事件』(2015年)
- 『松本清張特別企画「犯罪の回送」』(2018年)
- 『相棒 season18』(2019年)
書籍・漫画
編集- 曽根富美子『親なるもの 断崖』
- 西村京太郎『母の国から来た殺人者』
- 葉真中顕『凍てつく太陽』
- 葉山嘉樹『海に生くる人々』
- 吉野茉莉『藤元杏はご機嫌ななめ-彼女のための幽霊-』他
- 吉村達也『地球岬の殺人』
CM
編集- サッポロビール サッポロクラシック「やさしい町篇」(2005年)
- サッポロビール サッポロクラシック「季節篇」(2007年)
- サッポロビール 黒ラベル「大人のエレベーター」シリーズ(2012年)
- 富士重工業 New SUBARU Story 「宣言篇」「初めての雪篇」(2015年)
- 野村ホールディングス「東京オリンピックは、もう始まっている。」海篇(2015年)
音楽
編集- 歌
- ミュージック・ビデオ
- SunSet Swish「さくらびと」(2010年)
- サトウヨシアキ「もう一度笑って」(2013年)
- BLUE ENCOUNT「ポラリス」(2019年)
テレビ番組
編集- 日経スペシャル ガイアの夜明け 「団塊さん いらっしゃい」 ~大定年時代の人口争奪戦~(2006年1月31日、テレビ東京)[118]。- 団塊世代「Uターン」ラブコール作戦を取材。
脚注
編集注釈
編集- ^ いわゆる「住居表示に関する法律」による住居表示とは異なるが、出典である「新室蘭市史 第2巻」に合わせ「新住居表示」と記した。
出典
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参考資料
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- “ふるさと室蘭ガイドブック” (PDF). 室蘭市. 2018年7月16日閲覧。
- 新室蘭市史 第2巻 室蘭市出版 1983年3月。
関連項目
編集外部リンク
編集行政
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