「隼人駅」の版間の差分
内容整理(templateにあるマップと座標のソースを見直し、添付画像を移設してソースを見直しなど) |
|||
6行目: | 6行目: | ||
|画像 = Hayato Station (Kagoshima), ekisha.jpg |
|画像 = Hayato Station (Kagoshima), ekisha.jpg |
||
|pxl = 300 |
|pxl = 300 |
||
|画像説明 = 駅舎 |
|画像説明 = 駅舎(2018年3月) |
||
|地図 = {{Infobox mapframe|zoom= |
|地図 = {{Infobox mapframe|zoom=15|frame-width=300|type=point|marker=rail|coord={{coord|31|44|38.29|N|130|44|24.95|E}}}} |
||
|よみがな = はやと |
|よみがな = はやと |
||
|ローマ字 = Hayato |
|ローマ字 = Hayato |
||
15行目: | 15行目: | ||
|所在地 = [[鹿児島県]][[霧島市]]隼人町内山田一丁目1-1 |
|所在地 = [[鹿児島県]][[霧島市]]隼人町内山田一丁目1-1 |
||
|所在地幅 = long |
|所在地幅 = long |
||
|座標 = {{ |
|座標 = {{Coord|31|44|38.29|N|130|44|24.95|E|region:JP_type:railwaystation|display=inline,title}} |
||
|駅構造 = [[地上駅]] |
|駅構造 = [[地上駅]] |
||
|ホーム = 2面3線<ref name="zeneki33">{{Cite book|和書 |title =週刊 JR全駅・全車両基地 |publisher = [[朝日新聞出版]] |series=週刊朝日百科 |volume =33号 熊本駅・嘉例川駅・大畑駅ほか |date =2013-3-31 |page =27 }}</ref> |
|ホーム = 2面3線<ref name="zeneki33">{{Cite book|和書 |title =週刊 JR全駅・全車両基地 |publisher = [[朝日新聞出版]] |series=週刊朝日百科 |volume =33号 熊本駅・嘉例川駅・大畑駅ほか |date =2013-3-31 |page =27 }}</ref> |
||
38行目: | 38行目: | ||
|乗降人員 = |
|乗降人員 = |
||
|統計年度 = [[2022年]] |
|統計年度 = [[2022年]] |
||
|備考 = [[日本の鉄道駅#直営駅|直営駅]] |
|備考 = {{Unbulleted list|[[日本の鉄道駅#直営駅|直営駅]]|[[みどりの窓口]] 有}} |
||
|備考全幅 = * 改称経歴 |
|備考全幅 = {{Unbulleted list|* 改称経歴| - [[1929年]] 国分駅→西国分駅| - [[1930年]] 西国分駅→隼人駅}} |
||
}} |
}} |
||
⚫ | |||
⚫ | |||
⚫ | |||
'''隼人駅'''(はやとえき)は、[[鹿児島県]][[霧島市]]隼人町内山田一丁目にある、[[九州旅客鉄道]](JR九州)の[[鉄道駅|駅]]である。[[事務管理コード|事務管コード]]は▲940520<ref>日本国有鉄道旅客局(1984)『鉄道・航路旅客運賃・料金算出表 昭和59年4月20日現行』。</ref>。 |
'''隼人駅'''(はやとえき)は、[[鹿児島県]][[霧島市]]隼人町内山田一丁目にある、[[九州旅客鉄道]](JR九州)の[[鉄道駅|駅]]である。[[事務管理コード|事務管コード]]は▲940520<ref>日本国有鉄道旅客局(1984)『鉄道・航路旅客運賃・料金算出表 昭和59年4月20日現行』。</ref>。 |
||
73行目: | 69行目: | ||
== 駅構造 == |
== 駅構造 == |
||
[[単式ホーム]]1面1線と[[島式ホーム]]1面2線の合わせて2面3線を有する[[地上駅]]になっている。また、[[停車場#側線|側線]]数線(このうち1線は着発収容線)があり深夜に翌朝用の列車が[[夜間滞泊|留置]]されている。 |
[[プラットホーム#単式ホーム|単式ホーム]]1面1線と[[プラットホーム#島式ホーム|島式ホーム]]1面2線の合わせて2面3線を有する[[地上駅]]になっている。また、[[停車場#側線|側線]]数線(このうち1線は着発収容線)があり深夜に翌朝用の列車が[[夜間滞泊|留置]]されている。 |
||
駅舎はコンクリート造りの平屋だが、[[九州新幹線]]が新八代駅から鹿児島中央駅まで開通した際にドーンデザイン研究所の[[水戸岡鋭治]]によるプロデュースでリニューアルされ、竹材で覆われている{{R|朝日2004-0222}}。屋根上の駅名表の左側に薩摩ゆかりの「[[島津家]]」の家紋が付いている{{R|朝日2004-0222}}。 |
駅舎はコンクリート造りの平屋だが、[[九州新幹線]]が新八代駅から鹿児島中央駅まで開通した際にドーンデザイン研究所の[[水戸岡鋭治]]によるプロデュースでリニューアルされ、竹材で覆われている{{R|朝日2004-0222}}。屋根上の駅名表の左側に薩摩ゆかりの「[[島津家]]」の家紋が付いている{{R|朝日2004-0222}}。 |
||
122行目: | 118行目: | ||
* 夜間、2番のりばに[[国鉄キハ40系気動車 (2代)|キハ47形]]2両編成を2本縦列駐車させ、3番のりばに[[JR九州817系電車|817系]]4両編成(普通列車の川内行き:当駅と国分駅間は回送)、[[留置線]]上に[[JR九州787系電車|787系]](特急きりしま81号の国分駅 - 鹿児島中央駅間始発便の車両:当駅と国分駅間は回送)とキハ47形4両が留置されている。 |
* 夜間、2番のりばに[[国鉄キハ40系気動車 (2代)|キハ47形]]2両編成を2本縦列駐車させ、3番のりばに[[JR九州817系電車|817系]]4両編成(普通列車の川内行き:当駅と国分駅間は回送)、[[留置線]]上に[[JR九州787系電車|787系]](特急きりしま81号の国分駅 - 鹿児島中央駅間始発便の車両:当駅と国分駅間は回送)とキハ47形4両が留置されている。 |
||
* 肥薩線(吉松駅 - 隼人駅間)および吉都線(全線)のCTCセンターを併設している。 |
* 肥薩線(吉松駅 - 隼人駅間)および吉都線(全線)のCTCセンターを併設している。 |
||
<gallery widths="180" style="font-size:90%;"> |
|||
⚫ | |||
⚫ | |||
</gallery> |
|||
== 利用状況 == |
== 利用状況 == |
||
217行目: | 218行目: | ||
== 駅周辺 == |
== 駅周辺 == |
||
⚫ | |||
旧・[[隼人町]]の中心部。 |
旧・[[隼人町]]の中心部。 |
||
<div style="float: left; vertical-align: top; margin-right: 1em;"> |
<div style="float: left; vertical-align: top; margin-right: 1em;"> |
||
239行目: | 239行目: | ||
* [[国道223号]] |
* [[国道223号]] |
||
* [[鹿児島神宮]] |
* [[鹿児島神宮]] |
||
* [[鹿児島工業高等専門学校]](当駅より南へ1. |
* [[鹿児島工業高等専門学校]](当駅より南へ1.8 km) |
||
</div>{{clear|left}} |
</div>{{clear|left}} |
||
<gallery widths="180" style="font-size:90%;"> |
|||
⚫ | |||
⚫ | |||
</gallery> |
|||
== バス路線 == |
== バス路線 == |
2024年7月18日 (木) 12:30時点における最新版
隼人駅* | |
---|---|
駅舎(2018年3月) | |
はやと Hayato | |
鹿児島県霧島市隼人町内山田一丁目1-1 | |
所属事業者 | 九州旅客鉄道(JR九州) |
電報略号 | ハト |
駅構造 | 地上駅 |
ホーム | 2面3線[1] |
乗車人員 -統計年度- |
1,514人/日(降車客含まず) -2022年- |
開業年月日 | 1901年(明治34年)6月10日 |
乗入路線 2 路線 | |
所属路線 | ■日豊本線 |
キロ程 | 434.7 km(小倉起点) |
◄国分 (2.6 km) (6.9 km) 加治木► | |
所属路線 | ■肥薩線 |
キロ程 | 124.2 km(八代起点) |
◄日当山 (2.6 km) | |
備考 | |
隼人駅(はやとえき)は、鹿児島県霧島市隼人町内山田一丁目にある、九州旅客鉄道(JR九州)の駅である。事務管コードは▲940520[2]。
当駅の所属線[3]である日豊本線と、当駅を終点とする肥薩線の2路線が乗入れ、接続駅となっている。
歴史
[編集]- 1901年(明治34年)6月10日:国分駅(こくぶえき)として鉄道作業局が開設[4]。
- 1903年(明治36年)1月15日:鹿児島線国分 - 横川駅(現・大隅横川)間延伸[5]。
- 1909年(明治42年)11月21日:鹿児島線が鹿児島本線に編入され鹿児島本線所属駅となる[5]。
- 1927年(昭和2年)10月17日:川内本線全通により八代 - 川内 - 鹿児島駅間は鹿児島本線編入され、八代 - 人吉 - 鹿児島駅間は肥薩線として分離改称され肥薩線の所属駅となる[6]。
- 1929年(昭和4年)
- 1930年(昭和5年)9月15日:隼人駅(はやとえき)に再改称[8]。
- 1932年(昭和7年)12月6日:国都東線が延伸開業し国都西線が全通し、両線を日豊本線に編入したため、日豊本線の所属駅となる[6]。
- 1935年(昭和10年)11月10日:陸軍特別大演習に参加する昭和天皇のお召し列車が鹿児島駅 - 隼人駅、隼人駅 - 都城駅間で運行[9]。
- 1971年(昭和46年)10月4日:貨物取扱廃止[3]。
- 1972年(昭和47年)1月:駅舎改築[10]。
- 1985年(昭和60年)3月14日:荷物扱い廃止[3]。
- 1987年(昭和62年)4月1日:国鉄分割民営化に伴い九州旅客鉄道に継承[11]。
- 1993年(平成5年)
- 2004年(平成16年)2月21日:九州新幹線部分開業にあわせ、駅舎を改装[13]。
- 2012年(平成24年)12月1日:ICカードSUGOCAの利用を開始[14]。
- 2022年(令和4年)4月1日:肥薩線(吉松駅 - 隼人駅間)および吉都線(全線)のCTCを吉松駅から移設。
駅構造
[編集]単式ホーム1面1線と島式ホーム1面2線の合わせて2面3線を有する地上駅になっている。また、側線数線(このうち1線は着発収容線)があり深夜に翌朝用の列車が留置されている。
駅舎はコンクリート造りの平屋だが、九州新幹線が新八代駅から鹿児島中央駅まで開通した際にドーンデザイン研究所の水戸岡鋭治によるプロデュースでリニューアルされ、竹材で覆われている[13]。屋根上の駅名表の左側に薩摩ゆかりの「島津家」の家紋が付いている[13]。
IC乗車カード「SUGOCA」の利用が可能(相互利用可能ICカードはSUGOCAの項を参照)で、簡易SUGOCA改札機が設置されている。SUGOCAはみどりの窓口や自動券売機(無記名式のみ)で購入出来る。
SUGOCAは日豊本線でのみ利用可能で、肥薩線では利用出来ない。また、肥薩線の起点である八代駅にもSUGOCAが導入されているが、八代駅(福岡・佐賀・熊本・大分エリア)と当駅(鹿児島エリア)では利用エリアが異なるため、肥薩線経由で両エリアを跨ってSUGOCAを利用することは出来ない。
タッチパネル式の自動券売機(ICカード対応)、改札内にはICカードチャージ機が設置されている。
霧島市が計画している「隼人駅東地区土地区画整理事業」によって東口を設置する予定であるが[15]、駅舎改築の予定はない。
のりば
[編集]のりば | 路線 | 方向 | 行先 | 備考 |
---|---|---|---|---|
1・2 | ■日豊本線 | 上り | 都城・南宮崎・宮崎方面[16] | 特急「きりしま」は1番のりば |
下り | 鹿児島・鹿児島中央方面[16] | 特急「きりしま」は3番のりば | ||
■肥薩線 | - | 吉松・人吉・八代方面[16] | ||
3 | ■日豊本線 | 下り | 鹿児島・鹿児島中央方面[16] |
- 付記事項
- 日豊本線の下り本線は3番のりば、上り本線は2番のりばとなっている。
- 当駅 - 国分駅間と吉松駅間に回送列車が設定されている。
- 夜間、2番のりばにキハ47形2両編成を2本縦列駐車させ、3番のりばに817系4両編成(普通列車の川内行き:当駅と国分駅間は回送)、留置線上に787系(特急きりしま81号の国分駅 - 鹿児島中央駅間始発便の車両:当駅と国分駅間は回送)とキハ47形4両が留置されている。
- 肥薩線(吉松駅 - 隼人駅間)および吉都線(全線)のCTCセンターを併設している。
-
ホーム(2009年7月)
利用状況
[編集]近年の1日平均乗降人員は以下の通り。
年度 | 1日平均 乗車人員 |
1日平均 乗降人員 |
出典 |
---|---|---|---|
2000年 | 1,771 | [17] | |
2001年 | 1,787 | ||
2002年 | 1,807 | ||
2003年 | 1,811 | ||
2005年 | 1,848 | ||
2006年 | 1,864 | ||
2007年 | 1,858 | 3,711 | |
2008年 | 1,890 | 3,773 | |
2009年 | 1,826 | 3,649 | |
2010年 | 1,783 | 3,561 | |
2011年 | 1,797 | 3,576 | |
2012年 | 1,746 | 3,495 | |
2013年 | 1,791 | 3,585 | |
2014年 | 1,668 | 3,346 | |
2015年 | 1,654 | 3,319 | |
2016年 | 1,641 | 3,288 | |
2017年 | 1,631 | 非公表 | |
2018年 | 1,641 | ||
2019年 | 1,640 | ||
2020年 | 1,413 | [18] | |
2021年 | 1,429 | [19] | |
2022年 | 1,429 | [20] |
駅周辺
[編集]旧・隼人町の中心部。
- 坂田金時堂
- 鹿児島相互信用金庫隼人支店
- Aコープ鹿児島 Aコープ隼人店
- 鹿児島銀行隼人支店
- イオン隼人国分ショッピングセンター
- MEGA ドン・キホーテ霧島隼人店
- ヤマダデンキテックランド霧島店
- 隼人郵便局
- 霧島市役所隼人庁舎(旧・隼人町役場)
- 鹿児島県立隼人工業高等学校
- 鹿児島県道471号北永野田小浜線
- 特産品販売所
舎 ()はやとの風
- 霧島市立隼人図書館
- 鹿児島県警霧島警察署隼人交番
- 隼人塚
- 国道223号
- 鹿児島神宮
- 鹿児島工業高等専門学校(当駅より南へ1.8 km)
-
駅前風景(2018年5月)
-
隼人塚(2018年5月)
バス路線
[編集]※かつてJR九州バス(国分線[21]:隼人駅 - 国分駅・桜島・垂水)が運行されていた。
隣の駅
[編集]脚注
[編集]- ^ 『週刊 JR全駅・全車両基地』 33号 熊本駅・嘉例川駅・大畑駅ほか、朝日新聞出版〈週刊朝日百科〉、2013年3月31日、27頁。
- ^ 日本国有鉄道旅客局(1984)『鉄道・航路旅客運賃・料金算出表 昭和59年4月20日現行』。
- ^ a b c 石野哲(編)『停車場変遷大事典 国鉄・JR編 Ⅱ』(初版)JTB、1998年10月1日、762頁。ISBN 978-4-533-02980-6。
- ^ 「逓信省告示第238号」『官報』1901年6月4日(国立国会図書館デジタルコレクション)
- ^ a b 歴史でめぐる鉄道全路線 国鉄・JR 2号、16頁
- ^ a b 歴史でめぐる鉄道全路線 国鉄・JR 2号、17頁
- ^ 昭和4年鉄道省告示第158号(肥薩線國分停車場改稱、昭和4年8月15日付官報)
- ^ 昭和5年鉄道省告示240号(肥薩線西國分停車場改稱、昭和5年9月3日付官報)
- ^ 原武史『昭和天皇御召列車全記録』新潮社、2016年9月30日、77頁。ISBN 978-4-10-320523-4。
- ^ “日豊本線隼人駅の落成式”. 交通新聞 (交通協力会): p. 2. (1972年2月5日)
- ^ 歴史でめぐる鉄道全路線 国鉄・JR 2号、19頁
- ^ a b “西都城-大隅大川原 国分-鹿児島間 44日ぶり開通 JR九州”. 交通新聞 (交通新聞社): p. 2. (1993年9月21日)
- ^ a b c “改装の霧島神宮と隼人両駅を披露 JR九州”. 朝日新聞 (朝日新聞社): p. 31. (2004年2月22日)
- ^ 交通新聞 (交通新聞社): p. 1. (2012年12月4日)
- ^ “隼人駅東地区土地区画整理事業”. 霧島市 (2018年3月4日). 2022年9月12日閲覧。
- ^ a b c d “隼人駅 時刻表(JR九州)”. 九州旅客鉄道. 2022年9月12日閲覧。
- ^ 霧島市統計書の「10.運輸・通信」 - 霧島市 2019年7月29日閲覧。
- ^ “駅別乗車人員上位300駅(2020年度)” (PDF). 九州旅客鉄道. 2024年2月22日閲覧。
- ^ “駅別乗車人員上位300駅(2021年度)” (PDF). 九州旅客鉄道. 2023年1月23日閲覧。
- ^ “駅別乗車人員上位300駅(2022年度)” (PDF). 九州旅客鉄道. 2024年2月22日閲覧。
- ^ 1935年10月国分線(隼人、国分、古江間)運輸営業開始「鉄道省告示第428号」『官報』1935年10月1日(国立国会図書館デジタルコレクション)
参考文献
[編集]関連項目
[編集]外部リンク
[編集]- 隼人駅(駅情報) - 九州旅客鉄道