スーパーマリオ64
ジャンル | アクションゲーム |
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対応機種 |
NINTENDO64 iQue Player バーチャルコンソール |
開発元 | 任天堂 |
発売元 | 任天堂 |
人数 | 1人 |
メディア | 64Mbitロムカセット |
発売日 |
1996年6月23日 1996年9月29日 1996年9月29日 1997年3月1日 2003年 |
対象年齢 |
ESRB: K-A(N64版) ESRB: E(VC版) |
売上本数 |
約192万本 全世界合計 約1189万本 |
『スーパーマリオ64』( - ろくじゅうよん(ロクヨン)、SUPER MARIO 64)は、任天堂がNINTENDO64向けに1996年に発売したアクションゲーム。1997年に振動パック対応のリメイク版が発売されている。略称「マリオ64」「64マリオ」。
また、2004年12月2日にニンテンドーDS専用ソフト『スーパーマリオ64DS』が発売された。
さらに、2006年には振動パック対応バージョンがWiiのバーチャルコンソールタイトルとして配信された(値段は1000Wiiポイント)。ただし、振動機能は使用できない。
注意:以降の記述には物語・作品・登場人物に関するネタバレが含まれます。免責事項もお読みください。
概要
スーパーマリオシリーズ初の3Dアクションゲーム。ゲーム界の巨匠・宮本茂(任天堂)によるこのゲームの登場は世界中のゲーム・クリエーターに大きな衝撃を与え、後に数多く登場する3Dアクションゲームの基本形となった。このゲームに影響されていない3Dゲームはないともいわれている。NINTENDO64の発売と同時に発売されたが、完成度が高く、これを超える作品を生み出そうと開発者が苦しんだという逸話がある。ただし、NINTENDO64の最初期に発売された作品ゆえにバグも多く、これを利用した最速クリア動画(現在の最速はスターを1枚取って6分44秒。また、スターを120枚すべて取って1時間39分2秒という記録もある。)もいくつか存在する。また、3D酔いを発症するなど3Dアクションに馴染めなかった古参のファンも少なくない。
現在に至るまでマリオ(とルイージ)の声優を務め、世界的な人気声優となるチャールズ・マーティネーがはじめてマリオの声を担当したのがこの作品である。
ストーリー
喜んだマリオはさっそくおしゃれをしてキノコ城へ! ところがお城はひっそりと静まりかえっていて、何だか様子が変。そればかりかマリオがお城の中に入ると、どこからともなく「だれもいません。とっととお帰りを。ガハハハ!」とクッパの声が・・・。
クッパはお城を守るパワースターを奪い、その力でピーチ姫やキノピオ達を絵の世界に連れ去ってしまったのだ。このままではお城がクッパに奪われてしまう。パワースターを取り戻すため、マリオは絵の世界の冒険に出かけるのであった。
システム
ゲームの目的
城内の絵の中のステージを冒険し、「パワースター」というアイテムを発見し獲得するのが目的。ステージ開始前にパワースターを獲得するために役立つかもしれない短いヒントが表示される。城内には隠しステージも存在する。
パワースターは各ステージのボスを倒す、スターの隠れているブロックを壊す、赤コインを全て取る、謎を解くなどで出現する。パワースターはキノコ城内や隠しステージにも存在し、これらは全て「おしろのかくれスター」という名前で統一されている。全120枚存在する。
視点移動
NINTENDO64との同時発売ソフトである本作には、その機能を生かす様々な新機軸が取り入れられた。その一つが視点移動である。コントローラのCボタン、Zボタンを用いてスムーズに可能である。これにより3Dマップ上をストレス無く進むことが出来る。カーブの先、坂の下など、見えない部分をを覗き込むことが出来るわけである。
キャラクター視点では、その場を移動せずに辺りを見回せる。通常視点ではキャラクター寄り、引きの視点が用意されており、カメラを移動させて周囲を確認できる。ゲーム内ではこれはジュゲムがカメラを持って移動しているということになっており、その映像をプレイヤーは見ていることになる。実際プログラム上でもカメラをもう一つの視点として動かしている。
ライフ
本作より、今までの2Dシリーズとは違い、ライフ制が導入された。敵に当たっても一撃で死ぬことはなく、敵を掴んだり、乗り越えたりと様々なアクションが試せるようになっている。
アクション
3Dになったことで新たなアクションが幾つも追加された。これらは後の3Dシリーズでもベースとして引き継がれたものが多い。
- パンチ
- 敵を倒したりブロックを壊したり出来る。
- キック
- パンチと同様に攻撃できる。ジャンプして出すことも出来る。
- スライディング
- 走りながら滑り込み敵を倒せる。急に敵との距離を詰め攻撃することが出来る。
- ボディアタック
- スライディングと逆に頭から滑り込む。同様に敵を倒せる。一部のコースに存在するスライダーの時間短縮などにも用いられる事が多い。
- ハイハイ
- 狭いところに潜り込むのに使用する。使用しなければならない所は少ない。
- カニ歩き
- 細い道などを横向きに歩く。スピードは遅い。
- バック宙
- しゃがんでジャンプすることで後方に一回転して飛び上がる。通常ジャンプよりも高い。横に移動し急に逆を向いてジャンプすることで横方向にも飛べる。
- くるくるジャンプ
- 3Dスティックを一回転させてジャンプすると、両手を広げて回りながらジャンプできる。通常ジャンプより高く飛べ、ふわふわ飛ぶので滞空時間が長く、下方向への移動に便利。
- ※DS版ではルイージ専用アクションとなった。
- 3段飛び
- タイミングを合わせてボタンを押すことでより高く飛び上がることが出来る。後述のはねマリオで飛ぶのにも使用される。
- 走り幅跳び
- 走りながらしゃがみこみジャンプするで可能。より遠くに飛べるので通常飛びこせない穴などをクリアするのに使用する。
変身
本作では、はねぼうし、スケスケぼうし、メタルぼうしの三種類の帽子を被ることで変身できる。
- はねマリオ
- 帽子に羽が生え、空を飛ぶことができる。3回連続でジャンプするか、大砲で打ち出されると飛行体制に入る。気流で上手に飛べなければ次第に飛行位置が低くなっていく。
- スケスケマリオ(とうめいマリオ)
- 高所からの落下ダメージ以外が無敵になり、一部の壁や金網をすり抜けることができる。時間が経つと元に戻る。
- メタルマリオ
- 高所からの落下ダメージ以外に対して無敵で、大半の敵を触れただけで倒せる。重いため水に沈むので、海底を歩くことが出来る。ニンテンドウオールスター!大乱闘スマッシュブラザーズに1Pモードの中ボスとしても登場した。時間が経つと元に戻る。
- スケスケメタルマリオ
- 「スケスケぼうし」と「メタルぼうし」を両方取るとこれになる。海底にある金網を歩いてすり抜けることができる。
主な登場キャラクター
味方キャラクター
- マリオ(声:チャールズ・マーティネー)
- 物語の主人公。数々の困難を乗り越えたヒーロー。
- 赤ボム
- ボムへいと仲の悪い一族でマリオの味方をしてくれる。主に大砲の機動を務める。
- キノピオ
- 城の中に多数いる。スターが消えたことにより半透明になってしまっている。城にいるキノピオの中で一部、スターを譲ってくれるキノピオもいる。
- ジュゲム
- カメラマン。マリオの周囲に浮かんでいる。鏡の部屋などで視認できる。
- フクロウ
- 木でうたた寝している。隠れている木に登ると姿を現し、掴まればしばらくの間、ぶらさがって空を飛べる。次第に高度が下がっていき、最終的には強制的に離される。幾つかのパワースターを取る時に便利。
- ペンギン
- 雪原ステージに登場。頼まれたことを完遂したり、挑戦に勝ったりするとごほうびをくれる。他に、迷子の子ペンギンなどもいる。
- ドッシー
- 地底湖にいる巨大な恐竜。背中に乗るとマリオの向いた方向に泳ぐ。
- マンタ
- ある水中ステージにいる巨大エイ。
- ウッキィ
- イタズラ好きの小猿。マリオの帽子を奪い去る。
- ミップ
- 城地階にいる黄色いウサギ。大切なものを隠し持っている。非常に俊敏な動きで逃げ回るが、うまく捕まえると大切なものを返してくれる。
- ヨッシー
- 隠しキャラクター扱い。ある条件をクリアすると会うことが出来る。
Template:SpoilerH120枚全てのスターを取ると城外部の砲台が使用でき、城の屋根にいるヨッシーに会える。Template:SpoilerF
アイテム
- パワースター
- これを集めるのがこのゲームの目的。最初から見えているものもあるが、多くの場合はボスを倒す、赤コインを全て集める、シークレットと呼ばれる特定の場所を調べる等条件を満たすことによって出現する。
- コイン
- 取ると体力が回復する。50枚以上集めてパワースターを手に入れると、50枚ごとにマリオの残り数が増える。また、1ステージで100枚集めると隠しパワースターが出現する。
- 青コイン
- 大きいコイン。強い敵を倒したり、スイッチを押すことにより出現する。通常のコインの5枚分の価値。
- 赤コイン
- 赤いコイン。ピーチの隠れスライダーをのぞき、どのコースにも8枚ある。全て集めると特定の場所にパワースターが出現する。通常のコインの2枚分の価値。
- クルクルハート
- 通過すると体力が回復する。早く通り抜けるほど多くの体力を回復できる。何度でも使える。
- 1UPキノコ
- 取ると、マリオの残り人数が一人増える。マリオを追いかけるもの、逃げるもの、動くだけのもの、停止しているものと動きが4種類ある。
- はねぼうし
- 赤いブロックから出現。取るとしばらくの間「はねマリオ」になる。
- スケスケぼうし(とうめいぼうし)
- 青いブロックから出現。取ると一定時間「スケスケマリオ(とうめいマリオ)」になる。
- メタルぼうし
- 緑色のブロックから出現。取ると少しの間「メタルマリオ」になる。
仕掛け・設置物
- パワースターの台
- 半透明で青い星型の物体。赤コインを8枚集めると、この上にパワースターが出現する。
- 大砲
- 赤ボムに話し掛けると使えるようになる。入ったあと3Dスティックを操作すると照準を変更できる。Aボタンを押すと発射され、コース内の別の場所へ早く行くことができる。ただ「ボム兵の戦場」では水爆弾が飛んできて、当たるとダメージを受ける。
- 赤・緑・青スイッチ
- 赤いブロック・緑色のブロック・青いブロックを実体化させるためのスイッチ。これらのスイッチがあるボーナスステージでは赤コインが8枚あり、全部集めれば他のステージと同様パワースターの台の上にパワースターが出現する。
ステージ
城一階
- コース1・ボムへいのせんじょう
- 草原地帯の基本的なステージ。まずはここで基本操作などを習得する必要性がある。敵はボム兵のほか多くのクリボーなど。マリオを飛ばす砲台が複数存在する。またステージ周囲に奈落が存在しないので、落ちてミスになることがない。また、このステージにのみ「ワンワン」という巨大な敵がいる。
- コース2・バッタンキングのとりで
- パワースター1個獲得で入ることが出来るステージ。敵は多くのバッタンやパックンフラワー、ドッスンも居る。また、ある程度進めていくとフクロウも出てくる。空中に浮いた砦のステージなので、落ちるとミスとなり残り人数が一人減る。
- コース3・かいぞくのいりえ
- スター3個で入れる水辺、水中ステージ。泳ぎの技術が重要となるので、非常に手間がかかる。全ステージ中最もコインが少ない。敵はウツボとクリボーだけ。
- コース4・さむいさむいマウンテン
- スター3個で入れる雪山ステージ。高いところから飛び降りると雪に埋まることがある。敵はスローマンやフワフワさん。スノースライダーというスライダーが存在。ステージは空中に浮いているので、落ちるとミスとなる。
- コース5・テレサのホラーハウス
- スター12個で入れる古びた洋館ホラーハウスのステージ。敵はテレサなどオバケたちが多い。とうめいぼうしがある。落ちたらミスになる穴がないステージでもある。
- やみのせかいのクッパ
- スター8枚で入れるようになる、最初のクッパステージ。動く足場やシーソーを渡っていく。クッパを倒すと城地階へのカギが手に入る。
- ピーチのかくれスライダー
- パワースター1個で入ることが出来るステージ。簡単なスライダーのステージで、ステージから落ちてもミスにはならない。滑り始めるとタイムが表示され、20秒以内にゴールすれば隠されたスターを得られる。
- はばたけ!はねスイッチへ
- スター10個で入れるようになる、赤スイッチのステージ。赤スイッチを押すのは簡単だが、赤コインをすべて集めるのは簡単ではない。ステージから落ちてもミスにはならない。
- おさかなといっしょ
- スター3個で入れる。「かいぞくのいりえ」の絵がある部屋のどこかに入り口が隠されている。ステージ全体が水に覆われたステージで、コイン以外で息継ぎすることができない。
城地階
- コース6・やみにとけるどうくつ
- 廃鉱や泉のある洞窟ステージ。ガサゴソやバサバサ、チョロプーなどの敵がいる。メタルマリオに必要な緑スイッチはこのステージを経由しないと入れない。
- このステージの中にあるメタルマリオの隠れステージで、水流の流れに沿って落ちていくと、ピーチ城の外に出る。
- このステージの入り口付近にいるキノピオからは、パワースターを受け取ることができる。
- コース7・ファイアバブルランド
- 足場以外が溶岩で覆われたステージ。クッパの絵が描かれた、動く15パズルがある。敵はどんけつやアイクン。今回は溶岩に落ちても大ダメージを受けて飛び上がるだけで、体力がある程度残っているなら一撃でミスになることはない。中心にある火山の中にもスターが存在する。この火山に入るとゲームオーバーかスター取得までは、火山内からの再スタートとなる。
- コース8・あっちっちさばく
- 流砂、蟻地獄が存在する砂漠ステージ。流砂は踏み込むと即飲み込まれミスとなるものもある。敵はクリボーやサンボ、ヘイホーや石関係のものなど。中央にあるピラミッドの中にもスターが存在する。「ファイアバブルランド」同様、ピラミッドに入るとゲームオーバーかスター取得までは、ピラミッド内から再スタート。帽子が奪われることがあり注意が必要。
- コース9・ウォーターランド
- スター30個で入れる水辺、水中ステージ。「かいぞくのいりえ」以上に泳ぎがとても重要。このステージの最初のスターを取ると、クッパの潜水艦が逃げ出してマップが変化、2回目のクッパステージのプレイが可能となる。敵を全て倒すことは不可能。
- クッパの潜水艦が去った後、ステージに巨大な黒い穴が出現し、近づくと吸い寄せられて城外に出されてしまう。
- ほのおのうみのクッパ
- ウォーターランドをクリアすると出現する、2つ目のクッパステージ。「ファイアバブルランド」と同様に、足場以外は溶岩で覆われている。他のクッパステージとは異なり、ステージから落ちてもまだ復帰できるチャンスはある。クッパを倒すと城二階へのカギが手に入る。
- メタルスイッチのたき
- 「やみにとけるどうくつ」のステージ内のどこかに入り口が隠されている。ここには緑スイッチが置かれている。流れの速い川があり、メタルマリオでないならあっという間に流されてしまう。川の向こうには見えない穴が開いている。穴に落ちてもミスにはならないが、城の外に出されてしまう。
- おほりのとうめいスイッチ
- 城のお堀に入り口があるが、入るためにはお堀の水を抜かなければならない。このステージの最後には青スイッチが置かれているが、そこまで行くためにはリフト地帯を超えなければならない。炎や高所からの落下ダメージで体力が無くなるとミスになるが、穴に落ちた場合はミスにはならない。
城二階
- コース10・スノーマンズランド
- 中央におおゆきダルマがいる雪原ステージ。入り口が少し分かりにくい。スローマン、がまぐちくん、フワフワさん、とある場所にクリボーもいる。このステージの水は冷たすぎるのか水面から顔だけ出してもライフの回復が出来ず、逆に少しずつ減っていく。溶岩と似た氷の池もある。帽子が奪われることがあり注意が必要。
- コース11・みずびたシティー
- メインのみずびたシティーとダウンタウンで構成されるステージ。水位をスイッチで上下出来、それを利用して攻略する。ちなみにダウンタウンに行くには、水位を最高にしなければならない。また、絵に入るときの高さに応じて、スタート時の水位が変化する。敵はメンボ、ポポイ、ビリキュー、ホルヘイ。みずびたシティーからダウンタウンへは行けるが、逆はほぼ不可能。
- コース12・たかいたかいマウンテン
- 空中に浮かぶ高い山のステージ。周辺には大きなキノコが多数生えているが、一部を除いて乗ることはできない。山頂まで登る必要があるスターも多い。ステージに入るための絵が小さめ。マウンテンスライダーというスライダーがあり、本ゲームに三つあるスライダーの中で最も長い。スライダーに入るとゲームオーバーかスター取得まで、スライダー内からの再スタートとなる。チョロプーが多く出現する場所が数箇所、他にはクリボーやボム兵、ヘイホーやヒューヒューなどの敵がいる。帽子が奪われることがあり注意が必要。ステージから落ちるとミス。
- コース13・ちびでかアイランド
- 入り口の絵が2つあるステージ。入る絵によって、同じ地形ながら大きさの違うステージに行ける。小さい絵からはチビ島、大きい絵からはデカ島に行け、敵キャラの大きさも異なる。ステージ内にある3つの土管で両島を行き来することが出来、島同士リンクしているので、片方で何かした後、もう片方にという仕掛けも存在する。全ステージ中、最もコインが多い。水辺でない方は奈落があるので落ちるとミス。ここでは2回目であるノコノコとのレースが実施される。
城三階
- コース14・チックタックロック
- スター50個で三階の扉が開き、入れるようになる、柱時計の内部のようなステージ。時計の文字盤針が入り口で、動く分針が指す数字により、ステージ内の仕掛けの速度が変化する。敵はボム兵とドッスンとポポイ。吹き抜けの周囲を徐々に上っていく形となるため、落ちても運がよければ下の足場に救われる。
- 後にDS用ソフト『マリオカートDS』のコースになる。
- コース15・レインボークルーズ
- 空中に浮かぶ天空船やお屋敷、アスレチックエリアなどを、虹の上を進む絨毯などで移動するアスレチックステージ。ほとんどの足場が空中に浮いている。敵キャラはボム兵やクリボー、ポポイやジュゲムもいる。最高難易度をほこるステージでもある。
- 後にGC用ソフト『大乱闘スマッシュブラザーズDX』でもBGMがアレンジされ、対戦ステージとして使われている。
- にじかけるはねマリオ
- 空中に浮かぶ雲の上のステージ。羽マリオを使っていろいろな場所に置かれている赤コインを集めていく。ステージから落ちてもミスにはならないが、城の外の湖に落とされてしまう。
- てんくうのたたかい!
- スター70枚で入れるようになる、最後のクッパステージ。最後に待ち構えているクッパを倒せばゲームクリアとなる。
敵
※この後に出てくる「マリオが接近すると・・・」などは、DS版では一部を除いて全キャラとなっている(特殊能力は別)。
通常
- コース1より登場
- クリボー
- マリオを見つけると体当たりで攻撃してくる。どの方法でも倒せる。一般的なものは倒しても黄コインが1枚しか出ないが、大きいサイズのものはヒップドロップで倒した場合に限り青コインが出る。小さいサイズのものは体当たりを受けてもダメージを受けないが、コインを出さずにクリボーが消えてしまう。
- ※DS版ではマリオたちの帽子をかぶったクリボーもいる。
- ボムへい
- マリオが近づくと導火線に火が付き、追いかけてくる。数秒後に自爆する。持ち上げることもできる。何度でも復活するが、コインがもらえるのは最初の1回のみ。ボスキャラである「ボムキング」が存在する。
- ※DS版でワリオを用いるとかなり速いスピードで投げることが出来る。
- ワンワン
- 体が大きく攻撃力が高い。今作では一体しか存在しない。普通に戦っても倒すことはできないが、ボム兵を投げて一時的に動きを止めることができる。ある方法で鎖を外してあげると、パワースターが入っている檻を破壊したあと、ワンワン自身はどこかへと飛んでいき消滅する。
- ※DS版では檻を壊さず、すけすけルイージで入ることもできる。
- ノコノコ
- 攻撃方法は体当たりのみ。踏むと、光る甲羅が本体から外れる(しばらくすると取り返しに来る)。甲羅には乗ることが出来、乗っている間は無敵。甲羅は壁に激突するか、Zトリガーを押してしゃがむと消える。マリオにレースを挑んでくる、少し体の大きな友好的なノコノコもいる。
- コース2より登場
- パックンフラワー
- 今作では土管ではなく地面から生えている。居眠りしているタイプと、突然地面から出現し炎を吐くタイプが存在する。炎を吐くタイプは、小さいものと大きいものがある。
- ドッスン
- 巨大な石のお化け。マリオを押し潰そうとしてくる。倒すことは出来ない。今作では顔が青く、周囲のトゲが無くなった。横や正面からぶつかってもダメージはなく、上に乗って足場にすることもできる。
- ※DS版は従来のデザインに戻されたがトゲは丸めになっており、やはり触れてもダメージは無い。
- バッタン
- 意思を持った石壁。マリオを見つけると倒れて押し潰そうとする。直接触れてもダメージはない。上に乗ることもできる。背中の×印が弱点でヒップドロップすると倒せる。また、この×印の上に乗ってジャンプするとコインが出る。「バッタンキング」というボスキャラが存在する。
- ※DS版ではヨッシーがタマゴを投げると倒れるので、そこに乗りヒップドロップすれば上記と同じ効果が得られる。
- キラー
- 発射台から打ち出される弾丸。今作では踏めない。何故かどんな方法でも倒すことができない。登場する場所は限られている。
- ※DS版ではパワーキノコを取って体当たりすると倒すことができる。
- コース3より登場
- ウツボ
- 巨大なウツボ。沈没船の入り口から出てくる。近づくと噛み付こうする。触れるとダメージを受ける。水中にいるため倒すことはできない。尻尾にパワースターを付けていることもある。
- コース4より登場
- フワフワさん
- 頭に花びらのある浮遊する敵。移動速度は遅く、体当たり以外攻撃はしてこない。踏みつけると少しの間くるくる回りながら滑空できる。
- スローマン
- 雪球を投げる雪だるま。周りを何回も回ると倒せる。橋の上をジャンプしながら往復するタイプもおり、こちらは倒すことが出来ない。
- ※DS版ではマリオたちの帽子をかぶったスローマンもいる。こちらでは移動タイプもワリオのパンチかヨッシーが吹く炎で倒すことが可能。
- ビリキュー
- 電気を帯びた球体。かなり素早い上に倒せないが、受けるダメージは軽い。
- コース5より登場
- テレサ
- 白いお化け。マリオと顔を合わせると恥ずかしがり、透明になり攻撃が当たらなくなる(ただしこの時はテレサも攻撃してこない)。より近づくと突然実体化しダメージを与える。透明になっているときは、テレサがどんなアイテムを持っているかが分かる。ホラーハウスに出るテレサは必ず青コインを落とす。後ろから攻撃するか、上からヒップドロップすれば倒せる。過去のシリーズとは異なり、今回は踏めるようになっている(ダメージは与えられない)。
- ガサゴソ
- 蜘蛛の様な敵。倒すとコインが3枚も出るお得なキャラクター。
- アイクン
- 眼球の姿の敵。回りながら周囲を見回している。マリオが動かずにいると、光の弾を撃ってくる。周りをグルグル回ると倒せる。
- キラーピアノ
- 牙の生えたピアノ。近くを通ると突然襲い掛かってくる。倒すことはできない。
- キラーブック
- 突然本棚から飛び出してくる本のお化け。頭突きやヒップドロップで倒せる。
- コース6より登場
- バサバサ
- コウモリ。暗い場所にいて見つけにくい。羽ばたく音で確認出来る。
- ムーチョ
- 洞窟に住んでいる。何故か今回、首だけで浮遊している。マリオに向かって火の弾で攻撃してくる。踏むと倒せる。
- ※DS版では足が無い姿で浮遊している。
- チョロプー
- 岩場に開いた穴から登場するモグラ。マリオに向かって石を投げてくる。倒しても無限に登場するため、連続で踏みつづけると1UPキノコを出現させられる。
- コース7より登場
- どんけつ
- 角の生えた黒い玉。マリオに向かって突進し、溶岩に突き落とそうとする。ただし、マリオに直接ダメージを与えることはない。連続で攻撃し溶岩に落とせば倒せる。
- コース8より登場
- プロペラヘイホー
- 浮遊しているヘイホー。時々急降下してきたり、炎を吐いたりする。踏みつけると少しの間滑空できる。
- サンボ
- 砂漠に出現するサボテン型の敵。球体が連なった姿で、パンチなどで攻撃すると胴体部が吹っ飛ぶ。頭まで攻撃すれば完全に倒せる。今作では時間が経つと失った胴体が復活する。高くジャンプして頭を踏みつければ一撃で倒せる。
- オニマスクン
- 砂漠の狭い通路を大きな音を立てて転がる巨大な石の箱。潰されないように注意。内部に入ればやり過ごせる。
- ジャンゴ
- いたずら好きのハゲタカ。パワースターを持っていたり、マリオの帽子を盗んだりする。
- ドングル
- 砂漠のピラミッド内に1匹だけ存在する六角柱の石。転がりながら通路をうろついている。無論、近づくと押しつぶされる。
- ドンカク
- 砂漠のピラミッド内に登場。ドッスンと似た性質を持ち、その場で上下するタイプと上下しながら一定の場所を往復するタイプがある。足場にできるが、天井に挟まれたり、踏み潰されないように注意。
- コース9より登場
- プクプク
- マリオシリーズではおなじみの魚。水中を泳いでいる。水中にいるため倒すことはできない。
- ホージロー
- サメ。水中を泳いでいる。水中にいるため倒すことはできない。
- マンタ
- マンタ。水中を泳いでいる。このキャラクターに関するスターも存在する。
- コース10より登場
- ガマグチクン
- ガマグチ財布状の敵。コインに化けて待ち伏せしている。近づくと正体を現し、逃げ回る。
- おおゆきダルマ
- マップ自体に存在する巨大な雪だるま。おおゆきダルマにのぼり、顔の前の橋を渡ると怒って風を吹かせてくる。橋を行き来しているペンギンの後ろに隠れるか、ペンギンの上に乗ればやりすごせる。
- コース11より登場
- メンボ
- 四本足のアメンボ型の敵。水面の上をす早く動く。陸上ではゆっくりと歩く。体当たり以外攻撃はしてこない。
- ポポイ
- ゼンマイ仕掛けの敵。手に板を持ち、マリオがその上に乗るとかなりの高さまで放り投げてしまう。うまく利用すれば高い所に行ける。倒せないが一定時間動くとゼンマイを巻き戻すのでやり過ごすことも簡単。
- ホルヘイ
- マリオを見つけると突進してきて放り投げようとする。後ろから持ち上げることができ、そのまま投げれば倒せる。ホルヘイを持った状態では走ったり、ジャンプすることはできない。
- コース12より登場
- ジュゲム
- マリオのカメラマンを担当しているものとは別のもの。空に浮かんでいて、トゲゾーを大量に落としてくる厄介な敵。ジャンプキックで倒すと楽。
- トゲゾー
- ジュゲムから投げ落とされる。固いトゲに守られていて踏めない。攻撃してもほとんど動かないが、穴に落とすか画面から出てしばらくすると消える。
- ※DS版ではヨッシーで卵に変えて他の敵にあてれば倒せ、黄コイン1枚を出す。
- ヒューヒュー
- 雲型の敵。近づくと風を吹いてきて、飛ばされてしまうと帽子が失われる。
- ※DS版ではヨッシーのみ、飲み込んで消すことが可能。
- コース13に登場
- バクバク
- デカ島にのみ出現するサングラスをかけたプクプクに似た敵。水中を泳いでいて倒せない。不用意に近づくとあっという間に食べられてしまう。マリオ3などに出てきた巨大プクプクの亜種か。
- ※DS版では普通のプクプクに置き換えられている。
ボス
- ボムキング
- 「ボムへいのせんじょう」で山の頂上に登場。マリオをつかんで投げ飛ばそうとする。後ろに回り込み投げ飛ばせば倒せる。頂上から場外(山の下)に投げてしまうと、飛んできて「卑怯だ」などと言われ、やりなおしになってしまうが、ボムキングは場外へマリオを放り投げてくる。
- バッタンキング
- 「バッタンキングのとりで」で頂上に登場するバッタンの親玉。プレイヤーが前に来ると倒れてきて、倒れている間にヒップドロップを3回繰り返せば倒せる。
- おやかたテレサ・ボステレサ
- 「テレサのホラーハウス」で特定の条件を満たすと登場する巨大なテレサ。眼に青い隈取のあるおやかたテレサは1階ロビー、ボステレサはバルコニーに出現する。メリーゴーランドにも巨大なテレサが出現するが、こちらはおやかたテレサかボステレサか一切不明。
- おおめだま
- 「テレサのホラーハウス」の隠し部屋にいる。アイクンを巨大化させただけで、攻撃方法や倒し方も同じ。少し不気味。
- ボスどんけつ
- 「ファイアバブルランド」の最深部にある足場に登場する巨大などんけつ。倒せば奥の足場への階段とパワースターが出現する。また、ある足場にいる3体のどんけつ(どんけつ隊)を倒すと上からおりてくる(おそらくは同一個体だと思われるが詳細不明)。
- イワンテ
- 「あっちっちさばく」のピラミッド内部にいるボスキャラ。右手と左手を模した岩で、手のひらにある目が弱点。片手を倒すとマリオをフィールドから突き落とそうとする。このボスのみタイトルに名前が表示されないので、見つけるのに時間がかかる。
- アイスどんけつ
- 「スノーマンズランド」に登場。どんけつと性質は同じだが、身体が青く凍り付き一本角である。足場が氷で滑りやすく、下の氷に落とされると大ダメージを受ける。ボスどんけつに非常によく似ているが、足場も若干狭く、こちらの方が倒しにくい。
- ハナチャン
- 「ちびでかアイランド」の山の中に生息する。マリオが侵入する際、天井が損壊し、水が漏れてきたため怒って追いかけてくる。アタマを三回踏みつければ倒せるが、踏むたびに怒りが増し、赤く変色して猛スピードでプレイヤーを追いかけまわす。3回踏めば何故か非常に小さくなってしまい、金網の目から抜けて下に落ちていく。
- クッパ
- ラスボス。ゲームの中では3回戦うことになる。それぞれスターを8、30、70個取ることで対戦ステージに入ることが出来る。戦うごとに攻撃方法が増えて強くなり、ステージの環境も悪くなる。最終ステージでは身体が虹色に輝いている。尻尾をつかんで振り回し、足場周囲の爆弾にぶつければ倒せる。1回目と2回目のクッパは1回爆弾にぶつけるだけで倒せるが、3回目のクッパは3回爆弾にぶつけないと倒せない。
裏技
- 最終ステージ「てんくうのたたかい!」をプレイするには70個パワースターを集める必要があるが、バグ(階段で逆走り幅跳び)を使用することで31枚だけ入手しても挑むことができることが判明し、さらに16枚で挑む方法も明らかになった。そして、たった1枚で挑むことができることも判明した。これらは、TASのネタとして最短タイムを競った動画も公開されている。
スーパーマリオ64 振動パック対応バージョン
ジャンル | アクションゲーム |
---|---|
対応機種 | NINTENDO64 |
開発元 | 任天堂 |
発売元 | 任天堂 |
人数 | 1人 |
メディア | ロムカセット |
発売日 | 1997年7月18日 |
その他 | 振動パック対応 |
振動パックに対応したバージョン。1997年7月18日に発売された。マリオの声の追加、一部の効果音の変更、バグの修正が行われた。上記のパワースター31枚、16枚クリアは不可能。 このバージョンのみ海外未発売。(日本国内のみ発売) Wiiのバーチャルコンソールで配信されるのはこのバージョン。
スーパーマリオ64DS
ジャンル | アクションゲーム |
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対応機種 | ニンテンドーDS |
開発元 | 任天堂 |
発売元 | 任天堂 |
人数 | 1~4人 |
メディア | 128MbitDSカード |
発売日 | 2004年12月2日 |
売上本数 | 約104万本(2007年8月現在) |
特徴
- 基本的には64版と変わりないが、画質や音質などのパフォーマンス面での大幅な強化が図られた。なお、登場キャラクターは64版のモデルデータを流用しておらず、全て1から作り直されている。
- 従来のゲームモードに加え、VSモードとミニゲームモードが追加された。VSモードは5つのステージから選んでヨッシーの状態でスタートして、時間内に散らばったスターを多く集めれば勝ちで、スターの数が同じ場合はコインを多く持った人が勝ちになる。敵に当たったり相手の攻撃を受けるとスターが散らばる。他の三人は帽子を取れば使える。なお、VSモードはカードを持った同士との対戦はできない。ミニゲームは全てタッチペンだけで操作でき全36種類のミニゲームが遊べる。最初に遊べるのは8種類だけで、増やすにはゲーム中にどこかにいるウサギを捕まえると遊べるようになる。ウサギの数と色はキャラクターによって変わる。なお、全てのミニゲームの対戦はない。
- ニンテンドーDSにプラットフォームを移したことで、タッチペンを利用した操作にも対応している。三種類の操作方法があり、ポーズメニューで自由に切り替えることができる。初期状態では十字キーで移動し、Yボタンでダッシュする「Yダッシュモード」になっているが、この状態でもタッチスクリーンで移動できる。「タッチモード」では十字キーは使用しない。「デスクトップモード」では、LRボタンを使用せず、十字キーでジャンプやしゃがむなどの操作を行い(ABXYボタンでも方向に応じて同等の操作が可能)、右手でタッチペンを使用して移動させることが出来る。(「Yダッシュモード」と「タッチモード」ではボタンの配置から左手でタッチスクリーンを操作することになるため、DS本体に同梱されていたタッチストラップを使うのが推奨されていた。)
- マリオに加え、ルイージ、ヨッシー、ワリオがプレイヤーキャラクターとなった。それぞれ異なる特徴を持っている。ゲーム開始時にはヨッシーしか使用できず、後の三人を救出しながらゲームを進めていくことになる。これに絡んで、導入部がマリオら三人が囚われてしまったため、居眠りしていて遅れたヨッシーが彼らを助け出すというストーリーに変更された。
- 使用キャラクター変更は、城内部のピーチの部屋前広間で行う。
- 特定のキャラクターでしか入れないステージもある。クッパとの最後の対決ステージは、スターを80個以上とっていても、マリオ以外は入れず「はてしないかいだん」になってしまうなどである。
- ステージ中に、操作していないキャラクターの帽子が落ちていることがある。かぶればそのキャラクターの姿と能力を得ることが出来る。ヨッシーのみ、他のキャラクター救出後、ステージ開始の際、あらかじめ救出したキャラクターの帽子をかぶりスタート出来るようになる。
- 新たにステージやアイテムが追加された他、ステージ内の赤コイン、スター、障害物の配置が若干変わったところがある。
- スターの数は全150個で30個増えた。
- 64版で二匹だったウサギは格段に増えた。それぞれキャラクターによって出現箇所が変わり、マリオはピンクの、ルイージは緑の、ワリオは黄色の、ヨッシーは黄のウサギを捕まえる。スター40個獲得すると、まれに光るウサギが出現する。
- クッパに挑むことの出来るパワースターの必要最低個数はそれぞれ12、30、80個。
- 全体的に64版より少し易しくなっている。マリオではかなり苦労するステージでも、ルイージの驚異的なジャンプ力などで、あっさりクリア出来たりする。
- エンディングテーマも一部変更された。
使用キャラクター
- ヨッシー
- 今回の主人公でゲーム開始時に使用するキャラクター。ジャンプがやや高い・スピードは普通・パワーがやや低い。舌を伸ばして敵を飲み込んで卵にし、それを投げつけ敵を倒せる。範囲に何匹か敵がいれば、卵の跳ね返りによって巻き込むことができ、出現するコインも若干増える。キノコ城にいるウサギも舌で捕まえることができる。
- ジャンプボタンを押し続けるとしばらく浮遊・上昇できるふんばりジャンプが使える。ルイージのばたばたジャンプより浮遊できる時間が少し長い。
- パワーフラワーを入手するとほのおヨッシーに変身し、一定時間炎を噴射できる。焚き火などを食べることでも一回だけ炎を吐ける。
- 物がつかめない、テレサが倒せないという弱点がある。ただし、3人を助けていればステージ開始から帽子を被って変身する事が可能。
- マリオ
- スター8枚で入れる救出ステージクリア後に使用可能。
- カベキックはマリオでないと使えない。ジャンプ・パワーが普通・スピードが速い。
- パワーフラワーを入手すると風船マリオに変身し、一定時間ふわふわと空を飛べる。ハネを入手すればはねマリオに変身する。
- クッパが本当のライバルと認めるのはマリオだけのようで、最終ステージにはマリオしか入れない。また、大きなスターの自動ドアもマリオの時でしか封印は解けない。
- ルイージ
- マリオの双子の弟。敵・味方の双方から存在感がないなどと言われている。「テレサのホラーハウス」内の救出ステージクリア後に使用可能。ジャンプがとても高い・泳ぐスピードが速い・スピードがやや遅い・パワーが低い。最もジャンプ力が大きい。ジャンプボタンを押し続けると落下速度を低くするばたばたジャンプが使える(ただし、高いところから落ちると落下速度に関わらずダメージを受ける)。バック宙したとき、回転しながら低速落下するクルクルジャンプで飛距離が大幅に伸びる。なので上下の起伏が激しいステージなどではかなり使いやすいキャラ。
- ダッシュすると少しだけ水面を走ることが出来る。
- パワーフラワーを入手するととうめいルイージに変身する。能力はとうめいマリオに準ずる。
- ワリオ
- スター31枚で入れる救出ステージクリア後に使用可能。パワーがとても高い・スピードとジャンプと泳ぐスピードが低い。
- 全キャラ中最もジャンプ力・歩行速度・泳ぐスピードが小さいが、パワーの強さはピカイチ。木の棒などヒップドロップが通常三回必要なところも、一回で済む。ワリオでしか破壊できない黒ブロックがある。ボムキングなどの巨大な敵を持っても移動速度があまり落ちず、少ない回数の振り回しでかなりの飛距離が稼げる。
- パワーフラワーを入手するとメタルワリオに変身する。能力はメタルマリオに準ずる。
専用アクション・専用変身
- ふんばりジャンプ(ヨッシー)
- ジャンプ中に押し続けるとしばらく浮遊できるが、高いところで落ちて地面につく前にふんばりジャンプをしてもダメージを受けてしまう。
- 舌を出す(ヨッシー)
- ほかの3人はパンチだが、ヨッシーのときはこのアクションになる。舌を出して敵を口に入れたり、物を口に入れることができる。口に入れたものを出すことができる。中には口に入れることが出来ないものもある。
- タマゴを産む・投げる(ヨッシー)
- 敵や小さい箱を口に入れている時にしゃがむとタマゴができるが、出来ないものもある。もてるのは一個だけ。できたタマゴは敵の近くで発射するとホーミング効果があって必ず当たり、複数の敵がいると連続に当てることができてコインが多く手に入る。
- 炎を吐く(ヨッシー)
- パワーフラワーを取ると、一定時間だけ炎を何回でも吐くことができる。火があるところで口に入れることでも、炎を吐くことができる。
- 壁キック(マリオ)
- 64版では、壁にぶつかった瞬間にAを押さなければできなかったが、今作では壁に、つかまって滑り降りている時ならいつでもAを押して壁キックができるようになった。
- 風船マリオ(マリオ)
- パワーフラワーを取ると風船マリオに変身し、一定時間だけ空を飛ぶことができる。途中でヒップドロップを使うとやめることができる。
- はねマリオ(マリオ)
- 羽を取るとはねマリオに変身できる。効果は64版と同じ。VSモードは他の3人でも使える。
- ばたばたジャンプ(ルイージ)
- 効果はふんばりジャンプと同じだが、浮遊時間が小さくて浮遊移動は早い。
- くるくるジャンプ(ルイージ)
- 64版と同じだが、バック宙すると自動的にくるくるジャンプをする。64版と違って、他のキャラは使えないようになっている。
- 水面ダッシュ(ルイージ)
- ダッシュしながら水の所へ行くと少しだけ水面が移動できる。
- 透明ルイージ(ルイージ)
- パワーフラワーをとると透明ルイージに変身する。効果はとうめいマリオと同じ。
- パワフルパンチ(ワリオ)
- パンチと同じだが、黒いブロックを壊すことができ、攻撃すると敵が遠くへ飛んでいく。
- パワフルヒップドロップ(ワリオ)
- ヒップドロップと同じだが、木の棒などが一回で済む。
- パワフルスロー(ワリオ)
- 投げると同じだが、通常より遠くへ投げることができ、重たいものを持ってもスピードが落ちない。木の看板を持つことができる。
- ジャイアントスイング(ワリオ)
- 対戦モードのみのアクション。相手をクッパ戦と同じようにスイングして投げることができる。
- メタルワリオ(ワリオ)
- パワーフラワーを取るとメタルワリオに変身できる。効果はメタルマリオと同じ。
追加アイテム
赤・青・緑の?ブロックは赤に統一された。それに伴い、スイッチも赤一つとなり、他のスイッチのあった場所は別のスターに置き換えられた。
- スーパーキノコ
- 一定時間巨大化して無敵になる。
- パワーフラワー
- ?ブロックから出現。それぞれ対応した特殊能力を持つことができる。ヨッシー以外のキャラで帽子がない場合は必ずボム兵士しか出てこなくなる。
- ハネ
- マリオを使用している場合のみ?ブロックから出現。はねマリオに変身する。帽子がない場合はボム兵士しか出てこなくなる。
- 帽子
- マリオ、ルイージ、ワリオの帽子があり、それを取ることでそのキャラクターに変身する事ができるが、敵に当たったり攻撃を受けると変身が解けてしまう。コース上に落ちていたり、敵キャラクターが被っていたりする。
- カメのこうら
- 乗って高速移動できる。
- スイッチスター
- 星型スイッチを踏むと一定時間のみ出現するパワースター。クリスタルの中に出現する。
- シルバースター
- 飛び回る銀色の5個のスター。全て入手するとパワースターが出現する。ダメージを受けると入手したシルバースターを一個ずつ離してしまう。
ボスの追加
新たに3匹のボスキャラが登場した。
- クリキング
- 小クリボーを後ろに従え、突進してくる王冠を被った巨大クリボー。マリオを助けるために必要な鍵を持っている。
- キングテレサ
- 64版のボステレサとは違い、鏡の中で攻撃してくる。ルイージを助けるために必要な鍵を持っている。
- キングアイスどんけつ
- 3回ステージから落とさないと倒せない。ワリオを助けるために必要な鍵を持っている。
ステージの追加・変更
64版では各コースで6つのスターと100枚コインによるスターで7つのスターが集まった。本作では1コース7個+100枚コインのスターとなっている。また出現方法なども変更されているものがある。他にマリオたちを救出するための隠しコースが三つとお城の隠れスターが入手できる二つのコースが追加された。64版にあった一部のコースの部分が追加・変更されている部分がある。
外部リンク