隼人駅
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隼人駅* | |
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駅舎 | |
はやと Hayato | |
所在地 | 鹿児島県霧島市隼人町内山田一丁目1-1 |
所属事業者 | 九州旅客鉄道(JR九州) |
電報略号 | ハト |
駅構造 | 地上駅 |
ホーム | 2面3線[1] |
乗車人員 -統計年度- |
1,429人/日(降車客含まず) -2021年- |
開業年月日 | 1901年(明治34年)6月10日 |
乗入路線 2 路線 | |
所属路線 | ■日豊本線 |
キロ程 | 434.7 km(小倉起点) |
◄国分 (2.6 km) (6.9 km) 加治木► | |
所属路線 | ■肥薩線 |
キロ程 | 124.2 km(八代起点) |
◄日当山 (2.6 km) | |
備考 |
直営駅 みどりの窓口 有 |
隼人駅(はやとえき)は、鹿児島県霧島市隼人町内山田一丁目にある、九州旅客鉄道(JR九州)の駅である。事務管コードは▲940520[2]。
当駅の所属線[3]である日豊本線と、当駅を終点とする肥薩線の2路線が乗り入れ、接続駅となっている。
歴史
- 1901年(明治34年)6月10日:国分駅として鉄道作業局が開設[4]。
- 1903年(明治36年)1月15日:鹿児島線の国分 - 横川駅(現在の大隅横川)間延伸[5]。
- 1909年(明治42年)11月21日:鹿児島線が鹿児島本線に編入され鹿児島本線所属駅となる[5]。
- 1927年(昭和2年)10月17日:川内本線全通により八代 - 川内 - 鹿児島駅間は鹿児島本線編入され、八代 - 人吉 - 鹿児島駅間は肥薩線として分離改称され肥薩線の所属駅となる[6]。
- 1929年(昭和4年)
- 1930年(昭和5年)9月15日:隼人駅に駅名再改称[8]。
- 1932年(昭和7年)12月6日:国都東線が延伸開業し国都西線が全通し、両線を日豊本線に編入したため、日豊本線の所属駅となる[6]。
- 1971年(昭和46年)10月4日:貨物取扱廃止[3]。
- 1972年(昭和47年)1月:駅舎改築[9]。
- 1985年(昭和60年)3月14日:荷物扱い廃止[3]。
- 1987年(昭和62年)4月1日:国鉄分割民営化に伴い九州旅客鉄道に継承[10]。
- 1993年(平成5年)
- 2004年(平成16年)2月21日:九州新幹線部分開業にあわせ、駅舎を改装[12]。
- 2012年(平成24年)12月1日:ICカードSUGOCAの利用を開始[13]。
駅構造
単式ホーム1面1線と島式ホーム1面2線の合わせて2面3線を有する地上駅になっている。また、側線数線(このうち1線は着発収容線)があり深夜に翌朝用の列車が留置されている。
駅舎はコンクリート造りの平屋だが、九州新幹線が新八代駅から鹿児島中央駅まで開通した際にドーンデザイン研究所の水戸岡鋭治によるプロデュースでリニューアルされ、竹材で覆われている[12]。屋根上の駅名表の左側に薩摩ゆかりの「島津家」の家紋が付いている[12]。
IC乗車カード「SUGOCA」の利用が可能(相互利用可能ICカードはSUGOCAの項を参照)で、簡易SUGOCA改札機が設置されている。SUGOCAはみどりの窓口や自動券売機(無記名式のみ)で購入できる。
SUGOCAは日豊本線でのみ利用可能で、肥薩線では利用できない。また、肥薩線の起点である八代駅にもSUGOCAが導入されているが、八代駅(福岡・佐賀・熊本・大分エリア)と当駅(鹿児島エリア)では利用エリアが異なるため、肥薩線経由で両エリアをまたがってSUGOCAを利用することはできない。
タッチパネル式の自動券売機(ICカード対応)、改札内にはICカードチャージ機が設置されている。
霧島市が計画している「隼人駅東地区土地区画整理事業」によって東口を設置する予定であるが[14]、駅舎改築の予定はない。
のりば
のりば | 路線 | 方向 | 行先 | 備考 |
---|---|---|---|---|
1・2 | ■日豊本線 | 上り | 都城・南宮崎・宮崎方面[15] | 特急「きりしま」は1番のりば |
下り | 鹿児島・鹿児島中央方面[15] | 特急「きりしま」は3番のりば | ||
■肥薩線 | - | 吉松・人吉・八代方面[15] | ||
3 | ■日豊本線 | 下り | 鹿児島・鹿児島中央方面[15] |
- 付記事項
- 日豊本線の下り本線は3番のりば、上り本線は1番のりばとなっている。
- 当駅 - 国分駅間に回送列車が設定されている。
- 夜間、2番のりばにキハ47形2両とキハ40形1両、3番のりばに415系(普通列車の川内行き:当駅と国分駅間は回送)、留置線上に787系(特急きりしま81号の国分駅 - 鹿児島中央駅間始発便の車両:当駅と国分駅間は回送)とキハ47形2両が留置されている。
利用状況
年度 | 1日平均 乗車人員 |
1日平均 乗降人員 |
---|---|---|
2000年 | 1,771 | |
2001年 | 1,787 | |
2002年 | 1,807 | |
2003年 | 1,811 | |
2005年 | 1,848 | |
2006年 | 1,864 | |
2007年 | 1,858 | 3,711 |
2008年 | 1,890 | 3,773 |
2009年 | 1,826 | 3,649 |
2010年 | 1,783 | 3,561 |
2011年 | 1,797 | 3,576 |
2012年 | 1,746 | 3,495 |
2013年 | 1,791 | 3,585 |
2014年 | 1,668 | 3,346 |
2015年 | 1,654 | 3,319 |
2016年 | 1,641 | 3,288 |
2017年 | 1,631 | 非公表 |
2018年 | 1,641 | |
2019年 | 1,640 | |
2020年 | 1,413 | |
2021年 | 1,429 |
駅周辺
旧・隼人町の中心部。
- 鹿児島相互信用金庫隼人支店
- Aコープ鹿児島 Aコープ隼人店
- 鹿児島銀行隼人支店
- イオン隼人国分ショッピングセンター
- MEGA ドン・キホーテ霧島隼人店
- ヤマダデンキテックランド霧島店
- 隼人郵便局
- 霧島市役所隼人庁舎(旧・隼人町役場)
- 鹿児島県立隼人工業高等学校
- 鹿児島県道471号北永野田小浜線
- 特産品販売所
舎 ()はやとの風
- 霧島市立隼人図書館
- 鹿児島県警霧島警察署隼人交番
- 隼人塚
- 国道223号
- 鹿児島神宮
- 鹿児島工業高等専門学校(当駅より南へ1.8km)
バス路線
※かつてJR九州バス(国分線[18]:隼人駅 - 国分駅・桜島・垂水)が運行されていた。
隣の駅
脚注
- ^ 『週刊 JR全駅・全車両基地』 33号 熊本駅・嘉例川駅・大畑駅ほか、朝日新聞出版〈週刊朝日百科〉、2013年3月31日、27頁。
- ^ 日本国有鉄道旅客局(1984)『鉄道・航路旅客運賃・料金算出表 昭和59年4月20日現行』。
- ^ a b c 石野哲(編)『停車場変遷大事典 国鉄・JR編 Ⅱ』(初版)JTB、1998年10月1日、762頁。ISBN 978-4-533-02980-6。
- ^ 「逓信省告示第238号」『官報』1901年6月4日(国立国会図書館デジタルコレクション)
- ^ a b 歴史でめぐる鉄道全路線 国鉄・JR 2号、16頁
- ^ a b 歴史でめぐる鉄道全路線 国鉄・JR 2号、17頁
- ^ 昭和4年鉄道省告示第158号(肥薩線國分停車場改稱、昭和4年8月15日付官報)
- ^ 昭和5年鉄道省告示240号(肥薩線西國分停車場改稱、昭和5年9月3日付官報)
- ^ “日豊本線隼人駅の落成式”. 交通新聞 (交通協力会): p. 2. (1972年2月5日)
- ^ 歴史でめぐる鉄道全路線 国鉄・JR 2号、19頁
- ^ a b “西都城-大隅大川原 国分-鹿児島間 44日ぶり開通 JR九州”. 交通新聞 (交通新聞社): p. 2. (1993年9月21日)
- ^ a b c “改装の霧島神宮と隼人両駅を披露 JR九州”. 朝日新聞 (朝日新聞社): p. 31. (2004年2月22日)
- ^ 交通新聞 (交通新聞社): p. 1. (2012年12月4日)
- ^ “隼人駅東地区土地区画整理事業”. 霧島市 (2018年3月4日). 2022年9月12日閲覧。
- ^ a b c d “隼人駅 時刻表(JR九州)”. 九州旅客鉄道. 2022年9月12日閲覧。
- ^ 霧島市統計書の「10.運輸・通信」 - 霧島市 2019年7月29日閲覧。
- ^ “駅別乗車人員上位300駅(2021年度)” (PDF). 九州旅客鉄道. 2023年1月23日閲覧。
- ^ 1935年10月国分線(隼人、国分、古江間)運輸営業開始「鉄道省告示第428号」『官報』1935年10月1日(国立国会図書館デジタルコレクション)
参考文献
関連項目
外部リンク
- 隼人駅(駅情報) - 九州旅客鉄道