アンディ・アシュビー

アンディ・アシュビー
*Andy Ashby*
	2008年9月23日
基本情報
国籍	アメリカ合衆国
出身地	ミズーリ州カンザスシティ
生年月日	1967年7月11日（57歳）
身長; 体重	6' 1" ＝約185.4 cm; 195 lb ＝約88.5 kg
選手情報
投球・打席	右投右打
ポジション	投手
プロ入り	1986年アマチュアFA
初出場	1991年6月10日
最終出場	2004年9月14日
経歴（括弧内はプロチーム在籍年度）
	パークヒル高等学校（英語版）; クラウダー短期大学（英語版）; フィラデルフィア・フィリーズ (1991 - 1992); コロラド・ロッキーズ (1993); サンディエゴ・パドレス (1993 - 1999); フィラデルフィア・フィリーズ (2000); アトランタ・ブレーブス (2000); ロサンゼルス・ドジャース (1991 - 1992); サンディエゴ・パドレス (2004);
	この表について

アンドリュー・ジェイソン・アシュビー（Andrew Jason Ashby, 1967年 7月11日 - ）は、アメリカ合衆国ミズーリ州カンザスシティ出身の元プロ野球選手（投手）。右投右打。

経歴

現役時代

1986年5月にフィラデルフィア・フィリーズと契約してプロ入り^[1]。

1991年にメジャーデビュー後、最初の4年間で11勝29敗と大きく負け越すが、サンディエゴ・パドレスへ移籍後の1995年に12勝と防御率2.94（ナショナルリーグ3位）を記録して台頭した。チームがワールドシリーズへ進出した1998年には17勝を挙げ、オールスターにも選出された。続く1999年も14勝とリーグ最多の3完封を挙げた^[2]。

その後、古巣のフィリーズ、アトランタ・ブレーブス、ロサンゼルス・ドジャース、再びパドレスと渡り歩いて通算100勝を目前としていたが、達成はできずに2006年に引退を表明した。

引退後

引退後の2013年からはパドレス戦の解説者を務める^[3]。

投球スタイル

角度とキレのある速球と、1998年にパドレスの投手コーチだったデーブ・スチュワート直伝のフォークを武器としていた^[1]。

詳細情報

年度別投手成績

年度	球団	登板	先発	完投	完封	無四球	勝利	敗戦	セ丨ブ	勝率	打者	投球回	被安打	被本塁打	与四球	敬遠	与死球	奪三振	暴投	ボ丨ク	失点	自責点	防御率	W H I P
1991	PHI	8	8	0	0	0	1	5	0	.167	186	42.0	41	5	19	0	3	26	6	0	28	28	6.00	1.43
1992	PHI	10	8	0	0	0	1	3	0	.250	171	37.0	42	6	21	0	1	24	2	0	31	31	7.54	1.70
1993	COL	20	9	0	0	0	0	4	1	.000	277	54.0	89	5	32	4	3	33	2	3	54	51	8.50	2.24
1993	SD	12	12	0	0	0	3	6	0	.333	300	69.0	79	14	24	1	1	44	4	0	46	42	5.48	1.49
'93計		32	21	0	0	0	3	10	1	.231	577	123.0	168	19	56	5	4	77	6	3	100	93	6.80	1.82
1994		24	24	4	0		6	11	0	.353	682	164.1	145	16	43	12	3	121	5	0	75	62	3.40	1.14
1995		31	31	2	2		12	10	0	.545	800	192.2	180	17	62	3	11	150	7	0	79	63	2.94	1.26
1996		24	24	1	0		9	5	0	.643	612	150.2	147	17	34	1	3	85	3	0	60	54	3.23	1.20
1997		30	30	2	0		9	11	0	.450	851	200.2	207	17	49	2	5	144	3	0	108	92	4.13	1.28
1998		33	33	5	1		17	9	0	.654	939	226.2	223	23	58	8	7	151	7	0	90	84	3.34	1.24
1999		31	31	4	3		14	10	0	.583	862	206.0	204	26	54	4	7	132	6	0	95	87	3.80	1.25
2000	PHI	16	16	1	0		4	7	0	.364	455	101.1	113	17	38	5	5	51	4	0	75	64	5.68	1.49
2000	ATL	15	15	2	1		8	6	0	.571	412	98.0	103	12	23	4	1	55	2	1	49	45	4.13	1.29
'00計	ATL	31	31	3	1		12	13	0	.480	867	199.1	216	29	61	9	6	106	6	1	124	109	4.92	1.39
2001	LAD	2	2	0	0	0	2	0	0	1.000	49	11.2	14	2	1	0	0	7	0	0	5	5	3.86	1.29
2002		30	30	0	0	0	9	13	0	.409	771	181.2	179	20	65	3	8	107	2	0	85	79	3.91	1.34
2003		21	12	0	0	0	3	10	0	.231	318	73.0	90	8	17	2	3	41	5	0	42	42	5.18	1.47
2004	SD	2	0	0	0	0	0	0	0		7	2.0	1	0	0	0	0	2	0	0	0	0	0.00	0.50
MLB:14年		309	285	21	7		98	110	1	.471	7692	1810.2	1857	205	540	49	61	1173	58	4	922	829	4.12	1.32

記録

MLBオールスターゲーム選出：2回（1998年 - 1999年）

背番号

40（1991年 - 1992年）
43（1993年 - 2000年途中、2001年 - 2004年）
48（2000年途中 - 同年終了）

脚注

^ ^a ^b 「アンディ・アシュビー」『パンチョ伊東のMLB名鑑1999』ベースボール・マガジン社 150頁
^ 出野哲也『改訂新版メジャー・リーグ人名事典』言視舎、2013年、13-14頁頁。ISBN 978-4-905369-67-7。
^ John Maffei (2013年3月4日). “Ashby finds home as TV analyst” (英語). The San Diego Union-Tribune. 2019年7月19日閲覧。

外部リンク

選手の通算成績と情報 MLB、ESPN、Baseball-Reference、Fangraphs、The Baseball Cube、Baseball-Reference (Register)

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[pancho-meikan1999-1] 「アンディ・アシュビー」『パンチョ伊東のMLB名鑑1999』ベースボール・マガジン社 150頁

[2] 出野哲也『改訂新版メジャー・リーグ人名事典』言視舎、2013年、13-14頁頁。ISBN 978-4-905369-67-7。

[3] John Maffei (2013年3月4日). “Ashby finds home as TV analyst” (英語). The San Diego Union-Tribune. 2019年7月19日閲覧。

[1]

[2]

[3]

表話編歴サンディエゴ・パドレス開幕投手
1960年代	69 ディック・セルマ
1970年代	70 パット・ドブソン 71 トム・フォーバス 72 クレイ・カービー 73 クレイ・カービー 74 ビル・グライフ 75 ランディ・ジョーンズ 76 ランディ・ジョーンズ 77 ランディ・ジョーンズ 78 ゲイロード・ペリー 79 ゲイロード・ペリー
1980年代	80 ランディ・ジョーンズ 81 ジョン・カーティス 82 ホアン・アイケルバーガー 83 ティム・ローラー 84 エリック・ショー 85 ラマー・ホイト 86 エリック・ショー 87 エリック・ショー 88 エド・ウィットソン 89 エリック・ショー
1990年代	90 ブルース・ハースト 91 エド・ウィットソン 92 ブルース・ハースト 93 アンディ・ベネス 94 アンディ・ベネス 95 アンディ・ベネス 96 アンディ・アシュビー 97 ジョーイ・ハミルトン 98 ケビン・ブラウン 99 アンディ・アシュビー
2000年代	00 スターリング・ヒッチコック 01 ウッディ・ウィリアムズ 02 ケビン・ジャービス 03 ブライアン・ローレンス 04 ブライアン・ローレンス 05 ウッディ・ウィリアムズ 06 ジェイク・ピービー 07 ジェイク・ピービー 08 ジェイク・ピービー 09 ジェイク・ピービー
2010年代	10 ジョン・ガーランド 11 ティム・ストーファー 12 エディンソン・ボルケス 13 エディンソン・ボルケス 14 アンドリュー・キャッシュナー 15 ジェームズ・シールズ 16 タイソン・ロス 17 ジョーリス・チャシーン 18 クレイトン・リチャード 19 エリック・ラウアー
2020年代	20 クリス・パダック 21 ダルビッシュ有 22 ダルビッシュ有 23 ブレイク・スネル 24 ダルビッシュ有

表話編歴フィラデルフィア・フィリーズ開幕投手
1880年代	83 ジョン・コールマン 84 チャーリー・ファーガソン 85 チャーリー・ファーガソン 86 ダン・ケイシー 87 エド・デイリー 88 キッド・グリーソン 89 チャーリー・バフィントン
1890年代	90 キッド・グリーソン 91 キッド・グリーソン 92 ティム・キーフ 93 ガス・ウェイイング 94 ガス・ウェイイング 95 ジャック・テイラー 96 ジャック・テイラー 97 アル・オース 98 レッド・ドナヒュー 99 ウィレイ・ピアット
1900年代	00 アル・オース 01 ジャック・ダン 02 ハリー・フェックス 03 チック・フレイザー 04 ビル・ダグルビー 05 トギー・ピッティンジャー 06 ジョニー・ラッシュ 07 フランク・コリドン 08 ジョージ・マッキラン 09 ハリー・コベルスキ
1910年代	10 ジョージ・マッキラン 11 アール・ムーア 12 ピート・アレクサンダー 13 トム・シートン 14 ピート・アレクサンダー 15 ピート・アレクサンダー 16 ピート・アレクサンダー 17 ピート・アレクサンダー 18 アースキン・メイヤー 19 エルマー・ジェイコブス
1920年代	エッパ・リクシー 21 ジミー・リング 22 リー・メドーズ 23 ビル・ハッベル 24 ジミー・リング 25 ハル・カールソン 26 ハル・カールソン 27 ハル・カールソン 28 ジミー・リング 29 クロード・ウィロビー
1930年代	30 レス・スウィートランド 31 ハル・エリオット 32 フィル・コリンズ 33 フリント・ラム 34 ジャンボ・エリオット 35 カート・デービス 36 カート・デービス 37 シル・ジョンソン 38 ウェイン・ラマスター 39 ヒュー・マルカーイー
1940年代	40 カービー・ハイブ 41 シー・ブラントン 42 シイ・ジョンソン 43 アル・ガーホーサー 44 ディック・バレット 45 ケン・ラフェンズバーガー 46 オスカー・ジャド 47 スクールボーイ・ロウ 48 ダッチ・レナード 49 ケン・ハインツェルマン
1950年代	50 ロビン・ロバーツ 51 ロビン・ロバーツ 52 ロビン・ロバーツ 53 ロビン・ロバーツ 54 ロビン・ロバーツ 55 ロビン・ロバーツ 56 ロビン・ロバーツ 57 ロビン・ロバーツ 58 ロビン・ロバーツ 59 ロビン・ロバーツ
1960年代	60 ロビン・ロバーツ 61 ロビン・ロバーツ 62 アート・マハッフィー 63 アート・マハッフィー 64 デニス・ベネット 65 クリス・ショート 66 クリス・ショート 67 ジム・バニング 68 クリス・ショート 69 クリス・ショート
1970年代	70 クリス・ショート 71 クリス・ショート 72 スティーブ・カールトン 73 スティーブ・カールトン 74 スティーブ・カールトン 75 スティーブ・カールトン 76 ジム・カート 77 スティーブ・カールトン 78 スティーブ・カールトン 79 スティーブ・カールトン
1980年代	80 スティーブ・カールトン 81 スティーブ・カールトン 82 スティーブ・カールトン 83 スティーブ・カールトン 84 スティーブ・カールトン 85 スティーブ・カールトン 86 スティーブ・カールトン 87 シェーン・ローリー 88 シェーン・ローリー 89 フロイド・ユーマンズ
1990年代	90 ブルース・ラフィン 91 テリー・マルホランド 92 テリー・マルホランド 93 テリー・マルホランド 94 カート・シリング 95 カート・シリング 96 シド・フェルナンデス 97 カート・シリング 98 カート・シリング 99 カート・シリング
2000年代	00 アンディ・アシュビー 01 オマー・ダール 02 ロバート・パーソン 03 ケビン・ミルウッド 04 ケビン・ミルウッド 05 ジョン・リーバー 06 ジョン・リーバー 07 ブレット・マイヤーズ 08 ブレット・マイヤーズ 09 ブレット・マイヤーズ
2010年代	10 ロイ・ハラデイ 11 ロイ・ハラデイ 12 ロイ・ハラデイ 13 コール・ハメルズ 14 クリフ・リー 15 コール・ハメルズ 16 ジェレミー・ヘリクソン 17 ジェレミー・ヘリクソン 18 アーロン・ノラ 19 アーロン・ノラ
2020年代	20 アーロン・ノラ 21 アーロン・ノラ 22 アーロン・ノラ 23 アーロン・ノラ

経歴

現役時代

引退後

投球スタイル

詳細情報

年度別投手成績

記録

背番号

脚注

関連項目

外部リンク