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佐伯梅友

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
佐伯 梅友
人物情報
生誕 (1899-01-13) 1899年1月13日
日本の旗 日本埼玉県比企郡小川町
死没 (1994-10-12) 1994年10月12日(95歳没)
日本の旗 日本
国籍 日本の旗 日本
出身校 京都帝国大学
学問
時代 昭和
研究分野 国語学
研究機関 京都府立医科大学
東京文理科大学
東京教育大学
大東文化大学
学位 文学博士
主な受賞歴 勲三等旭日中綬章
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佐伯 梅友(さえき うめとも、1899年1月13日 - 1994年10月12日)は、日本国語学者学位は、文学博士東京教育大学・1954年)。東京教育大学教授・大東文化大学教授・同学長を歴任。

経歴

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埼玉県比企郡小川町生まれ。1922年東京高等師範学校[1]を卒業。その後、女子学習院助教授を務めた[1]のち、1926年京都帝国大学文学部文学科に入学[2]国語学を専攻し、卒業論文萬葉集助詞について」をまとめて[3]1928年に卒業[4]

その後、成蹊学園勤務[5]を経て、1931年京都府立医科大学予科教授になり[6]、国語漢文を担当する[7]1942年東京文理科大学助教授になる[8]1954年「上代国語法研究」で東京教育大学文学博士戦後東京教育大学教授、1961年大東文化大学教授、1969年学長。1975年勲三等旭日中綬章受章。

上代・中古の語法文法を研究し、文法書を多く著し、辞書も編纂、ほか古典文学の校注多数。

著書

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単著

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編著・校訂

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記念論集

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  • 国語学論集 佐伯梅友博士古稀記念国語学論集刊行会 表現社 1969
  • 国語学論集 佐伯梅友博士喜寿記念国語学論集刊行会 表現社 1976

脚注

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  1. ^ a b 東京高等師範学校 編『東京高等師範学校第一臨時教員養成所一覧 自大正13年4月至大正14年3月』東京高等師範学校、1925年3月10日、588頁。NDLJP:958687/324 
  2. ^ 『官報』第4128号、大正15年5月29日、p.748.NDLJP:2956855/5
  3. ^ 京都文學会(編)「彙報 昭和二年度文學部卒業論文題目」『藝文』第19巻第6号、1928年、440頁、NCID AN00072621 
  4. ^ 『官報』第394号、昭和3年4月24日、p.615.NDLJP:2956855/5
  5. ^ 『東京文理科大学・東京高等師範学校・第一臨時教員養成所一覧 昭和5年度』東京文理科大学、1930年9月30日、313頁。NDLJP:1437915/218 
  6. ^ 『官報』第号、昭和6年4月14日、p.368. NDLJP:2957752/5
  7. ^ 『京都府立医科大学一覧 昭和10年11月』京都府立医科大学、1935年11月5日、241頁。NDLJP:1278968/159 
  8. ^ 『官報』第4615号、昭和17年6月1日、p.17. NDLJP:2961117/9
  9. ^ 同名の文部省編著の教科書とは異なる検定教科書。この教科書では、「文節」のことを「文素」としていたが、改訂の過程で「文節」に改めている。(教師用参考書の挟み込み資料参照)