宇都宮平一
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宇都宮 平一(うつのみや へいいち、1858年6月1日(安政5年4月20日[1][2]) - 1896年(明治29年)12月23日[2][3])は、明治時代の政治家、教育者。衆議院議員(1期)。
経歴
[編集]薩摩国伊佐郡宮之城郷(鹿児島県南伊佐郡宮之城村、薩摩郡宮之城町を経て現さつま町)に生まれる[1]。藩校ついで私学校で学び[2]、西南戦争への従軍を経て上京し、中村敬宇の門に入って英学を修める[1]。盈進館にて教鞭を執ったのち、上海亜細亜学館教頭兼学生監、埼玉県発陽学舎教授、第一高等中学校、東京英語学校、官立農林学校予備校各教授などを歴任した[2]。
1890年(明治23年)7月の第1回衆議院議員総選挙では鹿児島県第4区から出馬し、当選[2]。弥生倶楽部に所属し、衆議院議員を1期務めた[2]。
脚注
[編集]参考文献
[編集]- 木戸照陽 編『日本帝国国会議員正伝』田中宋栄堂、1890年 。
- 衆議院、参議院 編『議会制度七十年史 第11』大蔵省印刷局、1962年 。